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ちょっと特殊な公務員からunerryプロダクト開発チームへ 息ぴったりコンビのキャリアトーク

今回の主役は、元警察官のサトウと元航空自衛官のウラノ。ちょっとユニークな経歴をもつ2人ですが、現在はunerryプロダクト開発チームに欠かせない支柱となりつつあります。そんな2人がunerryに入社した理由やチームの雰囲気、子育てとの両立について語ります。

登場人物

株式会社unerry プロダクト開発チーム 佐藤(さとう)

入社日:2023年1月1日
簡単な経歴:警察 -> 物流管理 -> エンジニア, たまにPM
現在のお仕事:アプリ、Webエンジニア
最近の推し:サイバーパンク小説

株式会社unerry プロダクト開発チーム 浦野崇朗(うらのたかあき)

入社日:2023年10月1日
簡単な経歴:航空自衛隊→起業(コワーキングスペース運営、Webサイト制作、Webアプリケーションの開発)→ISP企業(PM・エンジニア)→unerry
現在のお仕事:「BeaconBank for LINE」、「IoTプロダクト」のマネジメント・SE業
最近の推し:ハイキュー!

Talk 1 :これまでのキャリア


                   戦闘機乗り時代のウラノ

ウラノ:
私は戦闘機乗りになりたくて高校卒業後すぐに航空自衛隊に入隊しました。同級生よりも早く受験が終わったので、みんながセンター試験を受けている間も筋トレばっかりしていました!

地上教育を受けた後、プロペラ機やジェット機、戦闘機などの訓練を経て部隊配属になると思った矢先の2011年3月、東日本大震災が起こりました。当時松島に居たので、災害派遣活動に従事した後、飛行訓練に復帰してその後は青森でF2戦闘機に乗っていました
自衛隊にいたのは約10年。文字通り、空しか知らない状態だったので退職後は就職せずに起業しました。コーワーキングスペースを運営している際に、エンジニアの方と触れ合う機会があって興味を持ち、プログラミングの世界に入りました。


                    警察官時代のサトウ

サトウ:
高校卒業後、警察官になりました。交番や留置場を経験した後、警察大学校の語学専科で外国語を学び、最終的には警備部公安係として外国人の通訳をしていました。ロシア語が話せます。

プログラマーになったきっかけは、海外に居た時にロシア人の友人からプログラミングを教わって、面白かったから。ターミナル上で動くゲームのようなもので、当時はよく作られていたようです。未経験でしたが、キャリアチェンジを決めました。

Talk 2 :超ユニークなキャリアを経て、なぜunerryに?

サトウ:
CTO伊藤さんからのスカウトメールがきっかけです。当初は、「忙しそうな会社…大丈夫かな」と思っていました。でも、伊藤さんがGoogleのカンファレンスで「エンジニアには余裕を持たせて、R&Dを積極的にやっている」と語っていたのが決め手になりました。余裕があることの大切さを、理解してくれている方がいるのは嬉しいなと思いました。

            <バレーボールが得意なサトウはウラノの指南役>

ウラノ:
私もスカウトメールがきっかけなのですが、それ以前にunerryの名前を偶然知っていたので、なんだか運命を感じました

最初のカジュアル面談で、こちらのことをちゃんと見て、「何を強みとして、unerryだったらこうできる!」といった今後のプランを一緒になって考えてくれているのがわかりました。それで、他の選考はそこで全部辞退してしまいましたね。内定が出なかったら、一体妻にどう説明していたのでしょうね(笑)

Talk 3 :現在のお仕事

ウラノ:
メインは、プロジェクトマネージャーです。プロダクトは「Beacon Bank for LINE」を主に担当しているほか、ビーコンやIoT関連のプロジェクトを一括してマネジメントしています。タイムスケジュールやタスクの調整を行うことで、エンジニアが最も動きやすく、安心して仕事に没頭できる環境を作れるようにと考えています。

サトウ:
僕はエンジニアとして、WEBアプリの開発、SDKやソリューションチームの案件に参画しています。また、英語が好きなのでグローバル案件にも関わっています。

テックリードの肩書きはありますが、技術は社内のスーパーエンジニアの方がはるかに上。僕はエンジニアが抱え込みがちな課題の洗い出しを浦野さんと協力して行い、解決していく裏方としての役割が強いですね。

ウラノ:
私は自社プロダクトに対して愛を持って、大きく成長させていきたいという想いをずっと持っていました。

「Beacon Bank for LINE」をもっと多くのお客様に使ってもらうには、どんな機能が良いかなど、最近は頭から煙が出るくらい考えています。それを本当に実装してリリースできたら…と思うとワクワクしますね。自分が関わることで、プロダクトを大きくしていくことには醍醐味がありますし、そういう次の事業の柱となり得るプロダクトがたくさんあるのは、unerryの良さだと思います。

サトウ:
そうですね。厳しいスケジュールの中で、「これって本当に売れるのかな?」と疑問を抱かせるプロダクトを作るのは本当に苦しいです。良いと自信を持てるプロダクトの開発に関われるのは、エンジニアとして幸運。unerryには優秀なプロダクトマネージャーが多いのだと思います。

Talk 4 :入社して感じたギャップは?

ウラノ:
選考応募から面談までのやりとりがすごく丁寧でしたし、面談が進むにつれてたくさんのサポートをしていただきました。最終面談の時にはオフィスにいたメンバーとも顔をあわせることができ、安心して初出社できました。

ギャップについて大きなことはないのですが、当初はひとりでゴリゴリやっている印象を持っていました。実際そういう時もありますが、基本はチームで支え合って仕事をするスタイル。誰かが誰かのサポートをしていて、質問すれば、すぐにリアクションが返ってきます。

             <ギターが得意なウラノはサトウの指南役>

サトウ:
入社時にチームメンバーの仕事内容を聞いて、「正直、今までは全然ぬるかった…」と感じるくらい刺激的でした。CTO伊藤さんはもちろん、正社員、業務委託に関係なく皆の技術水準がとても高い。それに、unerryでは「これだけやっていれば良い」ということがないんです。雰囲気は明るいですが、そういう点では気合いが入りましたね。

ウラノ:
学ぶことは多いし、ついていけるかわからないプレッシャーは常にありますよね。でもキャッチアップのためのサポートがあるので、楽しくやれていると思います。「一人でポツン…」っていうことはないので安心して取り組めます。

Talk 5 :子育てに奮闘中のお2人。パパ業との兼務は?

ウラノ:
unerryではお子さんのいる方も多くて、たとえば「子どもが熱出したので、ちょっと離席します!」と言うのも気軽です。過去の職場ではちょっと憚れる瞬間もあって、家庭内で調整して、なんとかやりくりしていたのですが、今は家のことにも普通に時間を割けるので働きやすいです。

仕事の裁量があるから、その時に対応できなくても多くの場合、別の時間で調整できます。私自身は、むしろ空けた分だけ「よっしゃ!あとで取り戻すぞ」というモチベーションで頑張るタイプです。

サトウ:
昨年の10月に育休期間から戻って来たのですが、正直、最初は弱いリスタートになってしまいました。でも、みなさんの協力をいただいて少しずつ取り戻すことができ、おかげさまで、家族の大変な時期を乗り越えられたと思います。

            <性格は違うのになぜかウマがあう「サトウラノ」>

Talk 6 :チームの雰囲気

ウラノ:
チームのみなさんは、みんな話しやすくて優しいです。

私が2023年10月の入社で、佐藤さんが育休から戻ったのもちょうど10月でした。でもその直後に、チーム一丸で取り組まないといけない “緊急イベント” が発生して…。すごく大変でしたが、その経験があったことで「同じ釜の飯を食べた仲」になったと思います。

佐藤さん発案でのコミュニケーション施策もあって、横の繋がりは強くなりましたよね。

サトウ:
「ざっくばらん会」(ざっくばらん&気楽に、今の課題やお悩みなどをお互いに共有しあうオフラインの場)ですね。お祭り男の浦野さんが参加してれたので、おかげで盛り上がりました。状況が厳しい時ほど、みんなで心理的負担を軽くすることが大切です。

開発メンバーがオンラインで集まって、連携しながらライブで開発したのも良かったと思います。


「こっち変更しますね〜」
「リリースできてます」
「あ、何か変です…」
「これ、こうなってます」
「本当だ….!!!」

みたいな感じでリアルタイムで進めていきました。手探りでしたが、チームでわちゃわちゃしながら乗り越えられたのは、連帯感がありました。

Talk 7 :今後の目標について教えてください。

ウラノ:
担当プロダクトについて誰より自分が一番詳しくなって、自分発信で機能開発の提案をして、育てていきたいです。それによってプロダクトが広まれば、会社だけでなく社会への貢献にもなると思っているので。

そして、一緒に改修してくれるエンジニアとは、あ・うんの呼吸でコミュニケーションできるとか、彼らの心にぷすっと刺さるような会話をしたいですね。毎日8時間、一緒に仕事をするメンバーなので、それぞれが自分なりに楽しいと思えるチームでありたい。きつくても、変なテンションになって楽しいとかそういうのも含めて。楽しいんです。きっと、仕事って。

サトウ:
僕は、100%のチームワークを発揮できる環境づくりに力を入れていきたいですね。

たとえば自力での勉強を可能な限り減らして、周りから自然と技術を学び成長できるような仕組みを作りたい。それに、デバックやリリースのストレスを軽減したり、万が一の問題発生時には、個人ではなくチームで戦えるやり方を取り入れてみたいです。

          <ボクシングが得意なウラノと総合格闘技が得意なサトウ>

Talk 8 :unerryプロダクト開発チームに入社される(してほしい)方へ

ウラノ:
現在のエンジニアメンバーはみなハイスキルですが、お互いにケアし合っているので、ついていくモチベーションさえあれば自然と成長できる環境です。

なので、すでにハイスキルであることよりも、「いろんなことに挑戦したい!」というバイタリティがあることが一番大事だと思います。チームに新しい、いい風を吹かせていただきたいです。

サトウ:
unerryは、ちょうどよいストレッチで成長できる環境があるので、緊張しすぎなくても良いと思います。でも、ぜひコミュニケーションは積極的にとって欲しいですね。特に入社直後は、友達づくりにもなると思うので、いろんな人に話しかけてみてください!

unerry CTO 伊藤からのメッセージ

                    CTO 伊藤清香

unerryは、まだまだ成長中の会社です。案件も技術も、新しい挑戦の機会がどんどん降ってくるので、最先端の技術を試したいエンジニアにとっては、おいしい環境です。

時には余裕がない時もあります。でも特に大変だった時期に育休から復帰したばかりの佐藤さんと入社したばかりの浦野さん、フレッシュな二人が音頭をとって具体的なコミュニケーション施策を実行してくれたおかげで、チームの連携はむしろ強化されました。

2人とも私がスカウトしたのですが、すごいポテンシャルを感じました。一つのことを極めた経験のある方だからなのか…履歴書が浮き上がって見えるようでした。技術の進化スピードも早く、環境変化も大きい業界ではありますが、何があっても2人のことは守るので一緒にunerryで末長く働いて欲しいと思います。

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