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AIと多言語の架け橋になるFotographer AIの機械学習エンジニア!日本での起業とこれからの挑戦〜

世界は広く、その広がりの中で、異なる文化と技術が交差する場所で新たな可能性が生まれています。セネガル出身のSaliouさんは、自身のルーツとは一線を画す日本の地で、技術革新の最前線に立ち続けています。高等専門学校を卒業し、その後、名古屋大学でさらなる学びを深めた彼は、AI技術の可能性を追求し、Fotographer AI株式会社の創業メンバーとして活躍しています。本記事では、Saliouさんがどのようにしてこの地位に至ったのか、また、彼が見据えるAIの未来とは何かについて深掘りしていきます。漫画から学んだ日本文化への憧れ、ロボティクスとメカニクスへの変遷した興味、そして国際的な視野を持つ彼の物語を通じて、技術と文化の融合がどのように世界を形作るかを探ります。
(上記の文章はChatGPTがインタビューを読んで要約しました。)

ーーセネガルと日本は文化的にもいろいろ違うと思うのですが、日本に来た理由は何だったのですか?
Saliouさん: 高校時代では銀行員になりたかったんです。なぜ銀行員になりたかったかというと、単純ですが、世の中はお金が大事だと思っていました。高校に入ってファイナンスアナリシス(金融分析)という授業があり、将来はMBAを取って安泰な生活を送れば良いと思っていました。ただ、ロボティクスにも興味があり、どっちもやっていました。その後、ロボティクスやメカニクスの方が興味が強くなり、これらを追求するなら日本の技術が最適だと思っていました。また、子どもの頃から漫画にはまっていて、日本には親しみがあったことも日本に来た理由の一つです。

ーー実際に日本の学校を選んでどうでしたか?
Saliouさん:結論としては、文化的にも来て良かったですし、教育制度についても当初行く予定だったフランスの教育制度と比較すると、日本での学びを選んだことで、より深い技術的知識を身につけることができたと思います。ただ、グローバルな視点で見ると、3年でプロのエンジニアとして認められる国もあるんです。高等専門学校はエンジニアとして研究と実践を繰り返して良い経験になりましたが、社会的に高等専門学校の学歴だけの技術や知識は社会で認められづらいこともあり、名古屋大学と大学院に行きました。日本の就職の状況についてもっと早く知っていたら、高等専門学校ではなく最初から大学に入っていたかもしれません。他の国では3年間エンジニアリングを学んでいれば給与も高いので、その点は少し悩みどころでした。笑
ただ、結果として高等専門学校で身につけた技術や知識は今でもたくさん役立っていますし、高等専門学校を選んで良かったと思っています。

       AIが生成したSaliouさんのイラスト。Saliouさんの特徴を捉えていますね。

ーーFotographer AI株式会社の創業メンバーになったのはどんな理由があったのですか?
Saliouさん: 子どもの頃から自分のために働きたいという気持ちが強かったです。高校の時は銀行員になりたいと思いましたが、言われたことをそのままやるのではなく、何か自分で作りたいと思いました。CTOのKaneが従兄弟だったこともあり、やりたいこと目指す先の目的が一緒の人たちと起業して、サービスを作りたいと思ったことがきっかけです。父親がセネガルで自営業の薬剤師だったので、その影響もあると思います。自分で自分の時間を管理して、好きな仕事をやる。

ーーSaliouさんが感じるAIの面白さは何ですか?
Saliouさん: AIは全部おもしろいですね。多くの人はChatGPTを使っていますが、話しながら回答が来ます。正しいかは分からないけど、何か回答が来ます。話をすると精度が0から60まで上がります。今、私たちFotographer.aiは画像生成AIの分野で、人が頭の中で考えている映像を、1つ,2つのクリックで実現できるのは楽ですし、魔法のようです。難しいけど、とても面白いです。エヌビディアのCEOが言っていたことで面白い内容があります。
”プログラミングの重要さはなくなり、最も大事なのは、技術力ではなく、言語”ということ。
ここでいう言語とは、日本語や英語、フランス語などの言語です。AIとの会話の仕方、質問の仕方を理解していれば答えが出ます。英語で指示を出す場合、英語が苦手でどういう風に聞けばいいか分からなかったら、間違った答えが出る確率が上がります。将来的には、例えば日本語や英語を一番話せる人が、より良いものを作れるようになるでしょう。どういうテキストを入れれば、欲しい回答が出てくるか、それはエンジニアでも誰でも思った回答を出すには難しいんです。
必要不可欠なルールといえば、人がAIと話して、その人がAIに欲しいものを理解させることです。AIがそれを理解したら、自動的にテキストを生成したり、画像を生成するんです。まずはAIに言葉で指示を出す、その指示がAIが出す回答に大きな影響を与えるので、言葉による指示が一番大事になってきます。それが面白いですね。イーロン・マスク氏が開発しているNeuralinkもそうですが、頭で想像しているものを言葉や行動に変換することができます。たとえばゲームのプレーヤーを目で操ることができるようになるのは本当に価値があります。面白い世界になると思います。

一つの商品画像をシーズンやキャンペーンに合わせて変更することができます。

ーーFotographer.aiのチームはどんなチームですか?
Saliouさん: みんなそれぞれ強みがあり、面白い組織です。ベンチャーだといろんなことをやる必要があるので、人数が少ないチームなので、いろんな必要な業務をしていて面白いです。いろんな必要な業務をするのは楽しいけど、エンジニアとして得意領域に集中できなかったこともあります。でも、最近はメンバーが増えることでみんなが仕事を分担できるようになり、そのおかげで私は得意領域の機械学習に集中してサービスに反映できています。そういう意味でもチームには感謝していますし、チームワークの良さを感じています。

ーー良いチームですよね。オフィスに行くと驚くのが、CTOのKaneさんとSaliouさんが話していると、英語で話したり、日本語で話したり、フランス語で話しているときもある。たまに秘密の話してるのかなと思う時があります。笑
Saliouさん: 秘密の話ではないですよ。笑。セネガル人の特徴かもしれませんが、多分、アフリカ人みんなそうだと思います。いろんな言語を喋れます。CTOのKaneとは民族も同じなので、同じ言語で話しますが、日本に来てからは、なぜか英語に切り替えました。周りが日本語じゃなかったら、英語で話しています。時々突然フランス語になったりします。複数言語を話すという意味でポリグロットという言葉がありますが、こういうたくさんの言語が話せる人は、自然に言語の切り替えが行われていて、別の言語を話すことが多いですね。だから、わざとやっているわけではありません。

ーー確かに、お二人(CTOのKaneさん、Saliouさん)の様子を見ていると自然と切り替わっている感じがします。実際、一番使っている言語はなんですか?
Saliouさん: 一番使っている言語は、多分英語だと思います。で、2番目は日本語、3番目はフランス語です。面白い話としては、CTOのKaneの奥さんにもよく言われますが、「なんで、同じ国の出身なのに、英語とフランス語で話しているの?」ととても言われます。笑

ーーKaneさんとKaneさんの奥様、Saliouさんと3人でいる時は何語で話してるんですか?
Saliouさん: 私たち、民族も一緒なので、ウォルフ語です。

ーーおお、また新しい言語が来ましたね。笑 ウォルフ語というのがあるのですね。
Saliouさん:もうKaneとはウォルフ語で話せないです。笑
なんか自然に話せないっていう感じになっています。いろんな言語をミックスして、一つの言語になっています。

ーーFotographer.aiの経験の先、少し遠い未来で、Saliouさんがやりたいことはなんですか?CTOのKaneさんは将来セネガルに学校を作りたいと言ってました。Saliouさんは?
Saliouさん: Kaneはセネガルに学校を作りたいって言ってて偉いな。笑。私はFotographer.aiの次もまた違うサービスを作りたいですね。全然違うサービスです。でも、もっと遠い将来を考えると、やっぱり、母国のために何かしたいですね。学校までは言いませんが、でも、本当に今のまま、ここまで勉強して、ちょっと経験を重ねて、日本の会社で働いて、セネガルのために何かしたいです。将来的には、セネガルで起業はしたいんですよ。どういう企業をしたいかは、まだはっきりしてなくて、新しいサービスを作りたいとか、そういう考えは常にあります。でも、その時はどういう課題点があるか、ちゃんとマーケットを見てから選ばないと失敗すると思うので、今はとりあえず日本で色々勉強して、成長して、経験を重ねるっていう、時間ですね。でも、将来は必ず母国に帰って、何らかの形で役に立ちたいなって思っています。

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