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「すべては『ディズニーランドを作りたい』から始まった。」センクシャの本音と野望|デザイナー・山田沙央里<後編>

エンタメ業界にリデザインを仕掛けるセンクシャの、メンバーの素顔に迫るインタビュー連載「センクシャの本音と野望」。

今回は空間デザイナー・山田沙央里。

新卒で舞台制作大手・株式会社シミズオクトに入社。デザイナーとして著名なアーティストの公演を複数担当するなど経験を重ね、出産・育休を経て、2023年にセンクシャへジョイン。

ライフスタイルの変化が、仕事の仕方や環境を見つめ直す機会になったという山田。MBA取得にも興味を持っている彼女が、センクシャで実現したいこととは……その本心に迫る。

​前編はこちら!

「すべては『ディズニーランドを作りたい』から始まった。」センクシャの本音と野望|デザイナー・山田沙央里<前編> | 株式会社センクシャ
エンタメ業界にリデザインを仕掛けるセンクシャの、メンバーの素顔に迫るインタビュー連載「センクシャの本音と野望」。今回は空間デザイナー・山田沙央里。新卒で舞台制作大手・株式会社シミズオクトに入社。...
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経験を積み重ねていくのと引き換えに、頭が固くなっていることに気付いた。

ーー:人生において成し遂げたいことはなんですか?

世界のいろんなものを見たいです。人間が作れるものじゃなくて、作れないものを見たい。グランドキャニオンや、ナイアガラの滝に行ったことがあるんですが、そういう場所を見た時の感覚はすごい。人工物を見た時とはまた違う感覚があるんですよね。大自然に圧倒される感覚を”Awe体験”というらしいんですが、それをもっと体験したいです。

コロナ禍で断念したんですが、本当は30歳手前で、オーストラリアやカナダあたりへワーキングホリデーに行こうとしてたんですよ。 前職で一通りの経験をさせてもらって、毎年ツアーの案件を持って異なるテーマでデザインしていくのも楽しいんですけど、なんか、もうひとつステップアップしたかった。

当時、お世話になっていたお客さんに「入社してすぐの時は、もっと面白い絵描いてたよ」と言われたんです。それは自分でも感じていて。

デザインを描いているうちに「トラックに詰めるサイズにしよう」「美術制作の人が作りやすいようにしとこう」「スピーカーがここに来るからこのぐらいのセットで」と、”収める”考えが、自然に頭に入っちゃっている。そうすると、デザインが面白くなくなるんですよね。「頭が固くなっちゃってるな」って思ったんです。 ちょっと1回リラックスして、新しいひらめきや発想が欲しいなと。 

あと、自由になりたい。逃げたいとか開放されたいとかではなく、どこにいてもセンクシャとして働ける、そういう自由さかな。何時から何時までは絶対会社にいなきゃいけないような、縛られている感じじゃなくて、どこにいてもアクセスできて、コミュニケーションが取れる環境。

それを実現するには、やっぱり仕組み作りが必要だとすごい思いましたね。

勝手の分かっている経験者同士ならリモートでも成り立つんですけど、新人が入ってくると難しいんだなって。ベースが作れたら私も自由になれる(笑)

そのために、わからない時にすぐ聞ける状況づくりも必要です。ちょっとしたことを聞くのに、わざわざ「お疲れ様です」から始まるメールを出さなきゃいけないのはハードルが高い。Slackがあればもうツール的には良くて、あとはもう人と人がどれだけ仲良くなれるか、そこだけかな。

ーー:センクシャにはどういう人が合うと思いますか?

キャラクターが面白くて人柄のいい人。それに尽きます。

人柄さえよければ、業務云々じゃないのかもしれない。 逆にそこだけあればいい、ぐらいな感じなのかなと思いますね。コミュニケーションさえ取れればなんとかなる。業務内容的にもチーム制だから、誰かがフォローしてくれます。でも、嫌な人だとフォローしたくならないし、周りが嫌な気持ちになる。技術よりも人柄ありき。

デザイナーもキャラクターがあると、時間をかけて動画提案なんてしなくても、手書きでパッと出したら「お、いいじゃん!図面化しといて!」とすぐ決まったりとか。結局はコミュニケーションなんです。

ーー:センクシャのデザインチームだからこそ挑戦できることはなんですか?

どこの会社よりも幅広い表現、自分のやりたい表現方法で 勝負できるところですね。絶対パースで出さなきゃいけないとか、そういう縛りがない。 動画でやりたい、デッサンでやりたい、模型作りたい、なんでもOK。

図面を描くのが好きな人とタッグを組めば、グラフィックを描いているような人でもいけるんじゃないかな。アイデアが出たら、どう作るかをチームで考える。そうした方が、プラン的にも幅が広がります。絵も図面も両方描けるスキルは、やっぱり求められるは求められるんですけど、プランがたくさん必要なときは、そういう方法でいけるような気がします。

実務的には全員がそうだったらちょっと困りますけど、アイデアに特化した突飛な人が、チームに1人ぐらいはいても面白いのかな(笑)


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