こんにちは!経営戦略部の斉藤です。
今回は第4弾!
秋田マテリアルの藤田星美さん(ドローン事業部)にインタビューを実施しました!
現場社員からドローン事業部へ転向した藤田さんのお話です。ぜひ最後までご覧ください!
藤田 星美(入社4年目)
ドローン事業部 / 秋田県由利本荘市出身。
趣味:食べること / 写真を撮ること / 芸術鑑賞(映画、ドラマ、舞台など)
特技:太ること
休日の過ごし方:子どもや愛犬と遊ぶこと、ドライブ
パートで事務として入社。その後、現場作業に転向し、正社員に。2021年よりドローン事業部にてドローンスクール教官を務める。
課題先進県「秋田」だからこそ、ドローンを活用へ
| 簡単に「ドローン事業部」について教えてください!
秋田マテリアルが運営主体となり、2021年4月に「JUAVACドローンエキスパートアカデミー秋田校」を開校しました。(国土交通省認定管理団体)
ドローンの操縦技術の取得から、次世代の一歩進んだ資格を取得できる、専門分野に特化した実践的なスクールです。
現在は
・フライト基本技術コース
・測量基本技術コース
・非破壊検査基本技術コース
・空中散布コース
を展開しています。また今後は、「ドローン減災士」の普及にも力を入れていきます。ドローン事業部は、スクールで受講生に指導するだけではなく、行政や学校との連携も多くあります。ドローン体験会や講演会を通して、新しい技術に触れワクワクする機会を提供しています。また最近は、経営システムの領域で大学の研究対象にもなりました。多くの人と触れ合い、ときには地域コミュニティの醸成に一役かえるのがドローン事業部です!
| 藤田さんの日々のお仕事を教えてください!
生徒さんがいるときは教官として講習をおこなっています。フライト基本技術コースでは基本的には4日間かけて、みっちり座学と飛行10時間分を受講していただきます。生徒さんがいない日は、機体の整備や飛行ログの入力・申請など事務作業をメインに行っています。最近は講演する機会や営業する機会も増えてきたので資料作成も行っていますが...時間がかかる作業ですね。どうすればしっかり伝わるか、興味を引くことが出来るか、いまだに勉強とトライアンドエラーの繰り返しです。
| 常に分厚いテキストと向かい合っているのが印象的です。教官としてアップデートを怠らない姿、すごいなといつも拝見しています。
ドローン操縦に関する法律が頻繁にアップデートされるんです。お客さんがいる仕事ですので、自分がしっかり把握して覚えることを大切にしています。航空法だけではなく覚えないといけない法律、新しく変更される法律もあり日々勉強の毎日です。「新しくなりました」と本部から通知がある前に、自分で国交省のサイトをみてリサーチしています。今はドローン減災士として、防災・減災についても指導できるように勉強しています。勉強すればするほど、私生活でも「備える」ことの重要性を再認識しました。防災意識が変わりましたね。
▲中学生を対象にドローンに触れる機会を提供 / 講演をする藤田
自分の父から自分の子へのプレゼントが「ドローン」だった
| 法律は用語も難しくて、私も大学時代苦労しました。元々勉強は得意だったんですか?
…苦手です。教官になるための教官教育で特に苦労しましたね。勉強自体も苦労したのですが、「教える」という行為がもっと難しくて...。短時間で生徒さんの飛行などにどんな癖があるか見抜き適切にアドバイスできるよう頑張っています。どんなに難しいことでも頑張り続けられるのは、自分から「ドローンに関わりたい」と言ったからだと思います。
| 自分から「ドローンに関わりたい」と言ったとのことですが、そもそもどういう経緯で現場社員からドローン事業部へ?
もともと私の父がドローンなどに興味があって、子供にトイドローンをプレゼントしてくれたことがありました。たまに遊ぶくらいで触れてきたのですが、ある日、子どもの学校行事の職業講話に参加したんです。そこでこれから子どもたちが育つ社会や、AI技術が発展した環境、それに合わせて変わっていく教育について知りました。その中に「ドローン」の話もあったんです。
そんな時に丁度会社の朝礼で、「ドローンスクールを作ります」って話が社長からあったんです。興味を持っていたこともあって調べていたので、「県内に他のスクールもあるのに需要はあるのか?」などいくつか社長に質問をしました。
そこで社長から「興味あるの?」「新規事業で難しいこともあるけどついて来れるか」と聞かれました。1ヶ月ほど悩みましたが、やってみよう!と思って「やらせてください!」とお返事しました。
0から携わった経験と子供の反応
| 本社からの移動と、開校など新しいことを進める苦しみもたくさんあったかと思います。立ち上げから今までどうでした?
興味は持っていたものの、何も分からない状態で始めましたし、誰に何を聞いていいか分からない。開校式も準備のやり方が分からなかったし、まだ知識も経験も足りない状態で体験会の準備をしないといけない。ずっと漠然とした不安がありました。もちろん家でも子育てをしながら自主勉強の時間を確保したり。でもそんななかでも頑張れたのは、家族の支えがあったからだと思っています。実家の母や義母さんが、食事面や生活面など献身的にサポートしてくれました。子どもも旦那も変わった環境を受け入れてくれました。子どもとは机に並んでそれぞれの勉強をしたりしています。あとは、苦しくなったらお笑い芸人のティモンディの「やればできる!」をみて自己暗示をかけていました。笑
| 挑戦して良かったな〜と思うことはありますか?
まずは挑戦したからこそ新しい夢もできました。教官として教えるだけではなく、いつかはドローンカメラマンとして、スポーツをしている人や何かの記念など大事な1ページをドローンカメラで撮影したいと思っています!あとは、子どもに挑戦している背中を見せられたことですかね。子どもが「お母さん、いつも勉強頑張っているんだよ!」と学校の先生に話すそうで。「あ〜やって良かったな〜」と報われた瞬間でした。あとはスクールの受講生の方がプライベートでドローンを飛ばしているのをSNSでみたり、いろんな世代の方が興味を持って問い合わせをしてくれることが嬉しいです!
▲大学生にドローンの活用や事業部について説明する藤田
| これからこうしたい!など目標はありますか?
教官としては、今よりももっと分かりやすい授業を提供することです。操縦指導も座学授業も課題が多いので、常にアップデートをしながら、ドローン技術をにかほ・由利本荘地域に普及できるよう頑張りたいです。
プライベートでは、写真を撮るのが好きなので、もっと家族写真を撮ったり、写真の技術を高めていきたいですね。
「創る」を楽しめる人と出会いたい
| プライベートもお子さんとワンちゃんと県内を回っている様子をSNSで拝見しております。Wantedlyをご覧になっている方は「秋田県」「にかほ市」てあまり知らないかと思うのですが、「推しポイント」はどこですか?
まずは「美味しいものがたくさんある」ことですね!県外から来てくださる教官の方々も「秋田は美味しいものが沢山ある!!」と言ってくれますね。
あとは日本海と鳥海山が本当に近くて。山も海も身近で生活できるのが嬉しいです!にかほ市は子育て支援も充実してて安心して子育てできるので、おすすめです!
| ドローン事業部も募集を出しています。どんな仲間に出会いたいですか?
正直、ドローン事業部はまだまだ整っていないことも多いです。だからこそ仲間になる方にはどんどん引っ張っていって欲しいです!基盤が整っていない環境を楽しめる方と出会いたいです!
ぜひご応募、お待ちしております!!!!
秋田マテリアルは現在一緒に働いてくれる仲間を募集しています
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