【新人】ローソンの企業姿勢に共感し迷わず入社、モバイルアプリのプロとして成長したい | 社員インタビュー
こんにちは!LDI(ローソンデジタルイノベーション)の採用広報担当です!今回は2023年3月に入社した山形純基さんに話を伺いました。LDIに入社したきっかけや半年が経過した現在の業務内容、それに...
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こんにちは!LDI(ローソンデジタルイノベーション)の採用広報担当です!今回はサービスデリバリー本部シニアアソシエイトの庄司雄哉さんに話を伺いました。
フリーターからAndroidエンジニア、そしてiOSエンジニアへとキャリアをマルチ化させてきた経緯や今後伸ばしていきたいスキルなど、さまざまな点について語っています。
庄司雄哉と申します。私は現在34歳で、東京工科大学応用生物学部で微生物や遺伝子の組み換えを研究しました。
卒業後はしばらくフリーターとしてコンビニエンスストアや書店、製造関係、それにAmazonのコールセンターなど様々な仕事を経験しました。コンビニエンスストアは残念ながらローソンではなかったです(笑)。
約3年ほどフリーターをした後、26歳で前職にあたるSES企業に就職しました。ITエンジニアとしては未経験でしたが、大学の研究室でコンピューターシミュレーションを使っていましたから、C言語のプログラミングなどのスキルをある程度持っていたんです。
SES企業には4年ほど在籍し、LDIに転職しました。転職を考えたのは、SESだったので顧客先に常駐する勤務形態で開発環境がレガシーだったためです。
Android開発に携わっていましたが、もっと新しい、モダンな開発環境で仕事したいという気持ちを強く持っていました。異動も希望しましたが叶わず、このままでは自分の成長が頭打ちになってしまうとの焦りも少しあったと思います。
転職先を探すにあたっては、開発環境がモダンであること、BtoCの業種であること、という2点を重視しました。家族や友人に自分の仕事を説明しやすい、わかってもらいやすいサービスに関わりたかったためです。BtoBだとなかなか理解してもらいにくいですから。
LDIを知ったのは転職エージェント経由で、2019年6月に入社しました。
サービスデリバリー本部のコンシューマーサービスユニットに所属しています。川端ユニットマネージャーの下で、ローソンアプリの保守とiOSの新規機能追加における開発リーダーを兼任しています。
入社はAndroidエンジニアとしてでしたが、その後iOSエンジニアとしてのスキルを獲得してキャリアをマルチ化させました。現在はAndroidの業務が3、iOSの開発が7という割合です。
Wantedlyで紹介されたメンバーとも連携しながら仕事を進めていますよ。
ローソンアプリの場合、保守にありがちなトラブルなど緊急対応がほとんどないんです。ですから、規則正しく計画的にタスクをこなせます。
また、LDIはローソンという大きな企業グループですから、ベンチャーのように自由に動けるわけではありませんが、ローソンアプリにはなるべく新しい機能を取り込んでいこうとしています。そのため、新しい技術やトレンドに敏感である必要があり、自分自身の知識やスキルが陳腐化しないよう、常にアップデートしなくてはいけません。
そうした環境が適度に緊張感を与えてくれます。
オフィスに出社するのは週2回で、3日間は自宅で勤務しています。8時から9時くらいに起床して、10時ころから19時30分くらいまで仕事します。
出社する時は7時30分には起きていますから、在宅ワークは通勤時間を圧縮できてとても助かりますね。
LDIに入社した時のスキルはJAVAでAndroidアプリを開発できる、という程度でした。入社してからはKotlinでの開発スキルを身に着けた後、2021年の後半からiOSに転向してSwiftの開発スキルを高めていきました。
iOSの開発スキルについては入社時から希望しており、会社にも伝えていたんです。Androidだけだとどうしても視野が狭くなってしまいますから、iOSやサーバーサイドの技術までカバーできるようになりたかったんです。
ちょうど、会社としてもiOSのモバイルアプリ開発を強化していく方針になったので、それを機にiOSエンジニアへとキャリアをマルチ化させました。AndroidとiOSの両方に対応できると、仕様のバラつきをチェックして抑えられますが、当時はまだ社内にそれほど人材が多くなかったので、タイミングもよかったのだと思います。
iOSの開発スキルを学ぶにあたっては、勉強だけしていればよいというわけにはいきませんから、本来の業務であったAndroid開発の割合を少し減らしてiOSの開発課題を徐々に担当するという形で進めました。開発課題をこなしながら都度レビューしていただき、スキルをアップさせていくという方法です。
私の場合、Androidの仕事を半分にして、残りの半分でiOSの業務に取り組んでいきました。そして最終的に「開発スキルは十分だね」という判断が出た段階で、一人前のエンジニアとしてキャリアのマルチ化が終了するという流れでした。
LDIはこれをやりたいと手を上げればスキルアップやキャリアのマルチ化をサポートしてくれる会社ですから、とても有り難いと感じています。
現在は業務を通じてスキルアップに努めているほか、休みの日には仕事で使っていない新技術に触れるよう心がけています。最近だと生成AIがトレンドになっていますから、生成AIを使ってローソンアプリをどう改良できるかなど考えるのは楽しいですね。
AndroidとiOSの開発ができるようになって、社内でも評価されアソシエイトからシニアアソシエイトに昇格しました。両方の知見があればどちらについてもレビューできますし、片方の開発がタイトになった場合、私がサポートに回ることができます。
そのため、両OSに対応できる人材が増えれば、会社全体で見た時の開発効率が高まるんです。また、ローソン側から「こういうことやりたいんだけど、できますか?」と問われる場合があるんですね。
その時に、こんな仕様なら可能です、と答えるために、AndroidとiOSそれぞれの回答を用意する必要があります。回答を別々に用意すれば内容にバラつきがでてしまいますし、非効率につながりやすいですが、両方に対応できる人材がいればバランスを考えて現実的な回答を出しやすくなります。
Android開発とiOS開発におけるさまざまな調整をしやすくなるという点も、マルチキャリア人材が増えるメリットですね。
LDIではマネジメントまで担当するゼネラリストとしてのキャリアと、エンジニアとして技術を追求するスペシャリストとしてのキャリアの両方が用意されています。私の場合は、スペシャリストとして常に最先端の技術を扱うエンジニアとしてのキャリアを希望しています。
とはいえ、ひとりでプログラミングする環境を望んでいるというわけでもないんです。今は開発リーダーとして勤務しており、プロジェクトの進捗管理やメンバーのサポートも私の業務に含まれています。
メンバーへの技術的な支援やスキルの底上げといった役割は積極的に引き受けていきたいと考えていますので、マネジメント系の業務に全く興味がないというわけでもありません。
直近の目標としては、サーバーサイドエンジニアとしての技術に対応できるようになりたいですね。モバイルアプリ開発ではサーバーサイドまで理解できていないと、サービス像の全体を見渡せませんから、いずれは俯瞰できるようになりたいです。
Androidエンジニア、iOSエンジニア、サーバーサイドエンジニアの全てのスキルを身につけるのを短期的な目標として設定しています。
それから、キャリアプランとは少し異なりますが、自分でゲームを作ってみたいという夢があるんです。
自分で、というのは、ゲームアプリやイラスト、音楽まで一式をひとりで開発するという意味です。ゲームの種類としてはシミュレーション系を考えています。
タワーディフェンスのようなリアルタイムストラテジーで、敵の侵攻を食い止めるミッションを達成するようなゲームを作りたいですね。音楽については自信がありませんし、達成できるかどうかわかりませんけれど(笑)。
サーバーサイドまでカバーできるようになりたい、と考えるのは、自分ひとりでゲームアプリを作れるようになるためという理由もあるんです。
家にいることが多く、ゲームをしたり、NetflixやYouTubeなどの動画配信サービスを視聴していることが多いです。わりとまじめな解説系の番組が多くて、言語学系のコンテンツ「ゆる言語学ラジオ」などをよく見ています。
「象は鼻が長い」という文章を文法的に解析すると主語は象なのか鼻なのか、といった論点からの解説番組です。ほかにも「ゆるコンピューター科学ラジオ」もお気に入りです。「コンピューターはどうやって計算しているんだろう」「ソートアルゴリズム」「データベースの歴史」とか。
それから画像生成AIの「Stable Diffusion」を試して遊んでいます。
ゲームは最近リリースされた「Armored Core VI」がお気に入りです。ひさしぶりの新作なのでプレイしていますが、基本的にはシミュレーション系が多いです。「Civilization」シリーズも好きですね。
仕事ではMacですが、ゲームは自作のWindowsPCを使っています。パソコンの自作も趣味と言えるかもしれません。これまで10台以上は組み立てたでしょうか。
自分で使うだけでなく、周囲から頼まれて組み立てる場合もあります。今はパーツも通販で買えますから、便利になりましたよね。Windowsマシンを仕事で使うことはありませんから、完全にプライベート用になっています。
趣味や休みの過ごし方がインドアばかりですね(笑)。友人と出かける機会もありますが、飲みやカラオケが多いので、アウトドアとは言えません(笑)。
社内でも月に1~2回、ローソンアプリ保守チームで飲みに行っています。
ローソンアプリは新しい機能をどんどん取り込んでいきたいと考えていますので、新技術やトレンドにアンテナを張り、改良していくのが好きな方に仲間になって欲しいと思っています。
開発環境は完璧ではないため、さまざまな問題を抱えながら走り続けなければいけない、という面がありますので、開発環境についても前向きに改善のお手伝いをしていただける方だと助かりますね。
LDIは大企業のグループですから、開発のルールがいろいろと定められています。自由奔放にやっていきたいタイプの方は合わないし、ルールに従うだけの方も合わないと思うんです。
ルールを守りつつ更新を継続し、新しいルールを作っていけるような方だといいですね。大企業のエンタープライズ文化とイノベーションを生み出せるベンチャーの文化を共有できる方が望ましいのだと感じています。
(取材日:2023年9月15日 聞き手:垣本陸)