CEATEC JAPAN 2018に出展!ローソンが目指すデジタル技術の革新によって実現する未来のコンビニ | イベント
ローソンデジタルイノベーション(LDI)の宮田です。今回は、ローソンのオープン・イノベーションセンター(OIC)を中心に取り組んだCEATEC JAPAN 2018出展プロジェクトについて、ご紹...
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こんにちは。ローソンデジタルイノベーションの松本由貴美です。
マイペースな私がどうしてLDIに入社したのか、キャリアを振り返りながら、LDIの環境などをご紹介させていただきます。少々長くなりますが、最後までお付き合いください。
大学卒業後、最初に就いた仕事は婚礼衣装を案内するお仕事でした。某ホテル内でご両家のレンタル婚礼衣装を案内するお仕事です。
人と接することが好きだった私にとって、幸せな一日の為のお手伝いをさせていただく仕事はとても充実していました。…が、尊敬する先輩方が結婚や出産を機にどんどん辞めていくのを目の当たりにし、ただ漠然と「この仕事を今後何十年も続けていけるのだろうか」と不安になってしまいました。一方で、「手に職をつけたい」という気持ちもありましたので、思い切ってIT系の会社に転職を決意しました。
『未経験者歓迎』のキャッチフレーズに惹かれ、未経験でしたがプログラムのお仕事を選択することにしました。3ヵ月ほどJavaとC#の研修を受け、慣れない開発に苦戦しながらもVB.NetでWebアプリケーションの開発を行うプログラマを3年間勤め、設計書作成・テスト・実装などを学びました。
開発には納期があり、時には土日も出勤し、改修や追加があるたびにチーム全体で終電まで作業をする日々でした。2010年には手術が必要な病気が発覚したこともあり、自分の身体のこともより大事に考えなければならなくなりました。若いうちは無理が利くかもしれないけど、歳を重ねるとそれは難しくなっていく。業務に追われる中、年齢を重ねても続けていける職場で仕事をしたい、と考えるようになりました。
当時、開発者の求人はたくさんあったのですが、開発のつらかった経験と体力的に厳しくなることを懸念し、「定型業務の事務職に就こう!」と次の職場を選びました。
次に就職したのが独立系のSI企業でした。入社後すぐに証券会社のシステム運用を行う会社の担当になり、任された業務は主に監査業務の補佐でした。配属後はISMSやISO27001について業務を通して学び、システム監査に対応するための資料収集、業務フローの作成や必要文書の整備などを行いました。
しかし、担当する会社での頑張りがいくら評価されても、自社での利益(単価)が上がらないと給与も増えない仕組みだったため、一人暮らしをしていた私には生活をすることが精いっぱいの状態でした。
これまでのキャリアを振り返り、働く女性で同じ悩みを抱えている人はいないのだろうか?私がすごく欲張りで我儘なのか?と疑問を持ちました。そこで、国税庁のHPを見て統計データを調べたところ、「女性の役職者は少ない」「女性の年平均収は年齢であまり変わらない」という現実を知りました。
「どうしたらいいのかな」と思いながら、客先では改善活動を行い、自社で指定された資格を取得し、委員会活動の委員長になることでアピールをし、と気づけば4年が過ぎていました。しかし、状況は変わりませんでした。
そんな環境を変えたいと思っていたタイミングで、ローソンのIT関連業務の内製化を目的とする会社があると知人が教えてくれました。その会社がローソンデジタルイノベーション(LDI)でした。「ローソン」という大手コンビニの戦略子会社に対する興味と、「裁量労働制」などの働きやすさを重視した制度に魅力を感じ、入社を決めました。
ローソンデジタルイノベーション(LDI)に入社し、最初は既存業務の手順書作成や、受付管理業務を行っていました。
働いてみると残業は殆どなく、カレンダー通りの休日や有給休暇に加えて、各社員が仕事の状況に応じて自由に取得することができる5日間の夏季休暇もありました。有休もしっかり消化でき、ワークライフバランスを保ちながら働くことができる環境でした。
「裁量労働制」や、「在宅ワーク」なども用意されているため、集中したい時や体調などに合わせて、バランスを取りながら仕事に取り組めます。自然と効率的になり、働きがいも感じています。
少なかった女性社員も年々増えてきて、最近では女性社員だけで集まってカラダに良い(美容にも良い)美味しいご飯を食べる、という親睦会が不定期で開催されます。
普段は別々の業務をしているため、女性社員同士で話す機会は少なかったのですが、親睦会が仲良くなるきっかけを作ってくれました!
食事を楽しみながら雑談するのがメインですが、仕事に対する考えを話したり、ときには悩み相談をしたりお互いの新しい一面を知ることもできます。
同じ会社内での活躍を聞いたりすることは良い刺激になり、身近な同姓に悩みを相談できることは心強く感じるときがあります。(最近は鶏だしおでんを食べに行きました。美味しかったです。)
ある日社長の勝田より、「RPA開発」をしてみないか、と提案がありました。開発への苦手意識と技術不足は感じていましたが、挑戦することにしました。
最初はAA(AutomationAnywhere)ツールの簡単な研修とプロトタイプの作成から始まり、次に実業務のRPA化を任されることになりました。
開発中はRPA化で利用したツールの仕様調査、他者の進捗管理などでとても苦戦をしましたが、同時にアサインされていた岩立がフォローをしてくれたのでとても心強かったです。調整事項が多く、責任以上の範囲で困ったと感じた際には、上司の溝端がきちんとフォローをしてくださり、ありがたかったです。
今まで、わずかな開発経験、知識やシステム運用経験しかありませんでしたが、チームメンバーの助けもあり、最終的にはなんとか完成することができました。評価も適正にいただき達成感もありました。たいへんではありましたが私にとっては、とても良い経験をさせていただいたと感じています!
RPAの開発業務が落ち着いたタイミングで、以前から興味のあった品質管理に異動することになりました。品質管理でのお仕事は、業務品質の維持向上、リスク管理の観点から、開発工程ごとに決められた内容や水準を満たしているかをチェックする仕事が主なものになります。興味のある仕事の担当になったのですが、それとほぼ同じタイミングで妊娠が発覚いたしました。妊娠が分かった時はとても嬉しかったのですが、一方で周りに迷惑をかけるのではないかと申し訳ない気持ちにもなりました。
ただ、その心配はすぐに解消されました。LDIはまだ設立5年目の会社ですが、「育児休職規程」「育児時間短縮勤務規程」など充実した制度が整備されています。
またチームメンバーの理解もあり、妊娠中の今も元気に働いています。
他にも、妊娠発覚直後はCTEACで出店した店舗で接客をするという経験もさせていただきました!ローソンが小売業としてCEATECに初出展だったということもあり、少しでも貢献したいという想いで参加させていただきました。
(発覚直前にハードなテニスやXJAPAN(主人の趣味)のスタンディングライブなどにも行ったので丈夫な子なはずと信じています。)
初めての妊娠であることと、妊娠初期(4カ月位までの時期)はデリケートな時期で、会社への報告のタイミングにとても悩みましたが、女性の先輩社員である吉山に相談に乗っていただきました。必要な手続きや利用できる制度などを事前に教えてくれたことも、とても心強かったです。
体調が不安定な日には「裁量労働制」を利用し、混雑の時間帯を避けて出社しています。また妊婦検診日(妊娠すると定期的に検診を受けます。約14回程度あります。)には休暇を取得しています。業務についても妊娠の報告後からは負荷の少ないように業務量を配慮いただき、ありがたく感じています。
もうすぐ産休(予定日の6週間前から休暇を取得できる制度)に入ります。
産後は産後休業を取得し(出産の翌日から8週間)、そのあとは「育休」も取得予定です(状況によって1~2年取得できる制度)。これから生まれてくる赤ちゃんのことや保育園の状況など不安なこともありますが、現時点ではLDIに戻ってこようと考えています。
育休が明けてからのことはまだ分かりませんが、遅い時間の残業が出来なくなったり、子供の急病で早退したり突発的にお休みをいただいたりする可能性があることは想像がつきます。
夫婦間での役割分担はもちろん、どうしても今までより職場のメンバーのフォロー体制は必要になってくると思います。在宅勤務できる環境もあるので出社が難しいときでも上手に利用して効率的に仕事をさせていただきたいと考えています。
プライベートも仕事も充実して過ごせていけるように、利用できる制度をありがたく利用させていただける環境だと思います!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。この記事を読んで、少しでもローソンデジタルイノベーション(LDI)に興味を持っていただけたら嬉しいです。
プライベートも仕事も両方を充実させたい方、ローソンのIT領域に興味を持っていただけた方、まずはカジュアルにお話できればと思っています!よろしくお願いします!