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外銀・戦コン出身代表が話す「面接で勝つ人だけが知っている合格の秘訣」

はじめに

外資系投資銀行(IB)や戦略コンサルティングファームは、若手のうちから携われる仕事の内容が高度である、給料がとても高いなどの理由から、多くの就活生にとって憧れの的だと言われています!そのため、選考プロセスにおける学生間の競争がとても厳しいのも事実です。

この記事では、コネなし・事前知識なしの状態から新卒でメリルリンチ証券  (現在のBofA証券)に入社し、その後転職でボストン・コンサルティング・グループに入社した株式会社ストラッツ代表の阿部にインタビューし、本やネット情報にはない本質的な面接対策と、そこで勝ち抜くためのコツをお伝えしていきます!

選考プロセスの全体像についてはコチラのストーリーも参考にしてみてください!

https://www.wantedly.com/companies/company_3877622/post_articles/912775

事前準備の基本①:頭を耕しておく

まず、選考の事前準備として「頭を耕しておく」ことの重要性を強調しています。これは単に知識を詰め込むのではなく、頭をほぐし、正しい方向性で物事を考えられるようにクセづけしておくことで、常に最高出力で戦える状態を維持することを意味します。

これによって、豊富な知識や経験という種を最大限に活かし、経験したことがない外部からの刺激に対しても柔軟にかつ独自性をもってアウトプットできるようになります!

事前準備の基本②:いかに頭を耕すか

頭をほぐすためには、知的にストレスのかかる環境で、短い周期でフィードバックを受けながら、なんとか成果を残していく経験が効果的です。

実は多くの方がそれに似た経験をしています。それは「受験」です。受験勉強に本気で打ち込んだ人はその前後で思考の質が大きく変わることがあるそうです。

しかしながらこの種の経験は非常にストレスフルなので、多くの学生は大学入学後にあえてそんな経験をしようとしません。

だからこそ、難易度の高い長期インターンシップなどの経験を通じて正しく頭を耕してきた学生は、他一般学生とは比較にならないよいパフォーマンスを出すことが多いそうです!

外資系金融機関(外銀)の面接攻略法

1. 印象に残る自己紹介を用意しよう

面接官は多くの候補者と会います。そのため、記憶に残る自己紹介が必要不可欠です。例えば、「大学3年生の時にアフリカに行った経験について…」や「学生団体で2,000万円の資金調達に成功した…」など、ユニークで印象的な経験を論理的に説明するのが効果的です!

ただし、記憶に残ることを意識するあまり、常識やマナーの枠を超えてしまってはいけません。変な髪型や服装で目立とうとするのは逆効果になります。

2. グループ面接での振る舞い方

外銀の選考プロセスでは、グループ面接が重要な役割を果たします。以下の3点を意識しましょう:

1. 終始朗らかで前向きな印象を保つ

2. 協調性と主導権のバランスを保ち、場を独占しない

3. 建設的な意見か質問を述べる。無理な時は黙る

具体的なテクニックとして、「積極的に相づちを打ちつつ自分の発言にスムーズに繋げる」ことを推奨しています。例えば、「うん、うん、なるほど...、一方で〇〇という観点についてもこの場で考える必要がありますよね?」といった具合です。

相槌を打っていない中でいきなり話をするのは、周囲のアテンションとしても突発的に発話して聞いてもらうことになるのでハードルが上がります。

そのため、黙って聞いているよりは相槌をうって話に入る機会を伺いましょう。

また、発言の時間が長いほど通過率が高い傾向にあります。ただし、これは単に長く話せばいいというわけではなく、「発言を許されている」「発言するテクニックがある」ことの表れだと捉えましょう!

3. 個人面接での心構え

個人面接では、集団面接よりもごまかしが効かないため、何より話す内容に知性が感じられるように細心の注意を払うことが大切です。例えば、中身が無いのにただ長く話し続けるのはご法度です。

人が話す速度を測る単位に「WPM:Words Per Minute (1分間あたりの単語数)」というものがあります。面接では「MPM:Messages Per Minute (1分間あたりの情報量)」を意識して、より短時間でより多くの意味ある情報を伝えられるように意識しましょう!

実際に働いてみるとわかるそうですが、抽象的理解力の高い人や論理的思考力の強い人こそ、自分の話を短く終える傾向にあるそうです。短く話すのにも能力が必要なのですね。

また、面接官の質問に対して、具体的なエピソードを交えながら答えることが効果的です。自分の経験を論理的に説明することで、面接官に強い印象を与えることができます。

総じて、上記のようなことは、どんなに場馴れした就活生であっても思いつきでできる芸当ではありません。

事前に面接対策専用のNotionやGoogle Spreadsheetなどを用意し、あらゆる想定質問に対する回答を用意すること、それらの回答を継続的にブラッシュアップすること、を時間をかけて行いましょう!

戦略コンサルティングファーム(戦コン)の面接攻略法

戦コンの面接プロセスは、外銀とは若干異なります。新卒採用の場合、主に以下のような流れになります:

1. エントリーシート

2. Webテスト

3. 面接(2-4回)

4. オファー面談

1. 面接での注意点

戦コンの面接では、最低限の論理的思考力と、コメントをすぐさま理解して応用する柔軟性、それに型にはまらないクリエイティブな解決策提案力が見られます。

ケース面接やフェルミ推定などの対策だけを必死に行う人もいますが、それだけでは不十分です。むしろ、日々の生活の中で論理的に考える習慣をつけたり、フィードバックを受けてPDCAを回したり、何が何でも成果を出すことを要請される環境に身を置くことが大切になります。

2. 業界知識の重要性

特に中途の面接では顕著なのですが、戦コンの面接では業界に関する深い知識も求められます。自分が興味を持っている業界については、経済ニュースや主要な企業のリリースなどを通じて、最新の業界動向を把握しておくことが重要です。

というのも、フェルミ推定やケース面接で出した仮説や仮定に対して、なぜそう言えるかの「ファクト」の例示を求められることがあるためです。

ニュースやリリースから得た情報をもとに内部事情にまで思いを馳せ、あるビジネスの市場規模や売上を2倍にするための具体策を習慣的に考えるようにすると一番の対策になります。

知識をできるだけ蓄えておくとともに、どこまでが事実でどこからが意見なのかを明確に区別しつつ考えるクセをつけることで、一般論に終始しないオリジナルな洞察を論理的に提示できるようにしておきましょう!

インターンの募集について

株式会社ストラッツでは、投資銀行やコンサルティング業界に関心がある学生の方や、内定者の方を中心にインターンを募集しております。

外銀・戦コン出身の代表直下で学び、人にはない経験の引き出しを増やしたり、就活時や入社後に求められるビジネス戦闘力を底上げするにはぴったりなインターンですので、ぜひお気軽にご応募ください!

みなさまと一緒に働ける日を心からお待ちしております!


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