― 自己理解と表現力を高めながら、他者との関係性を広げていく支援 ―
「人と関わりたい気持ちはあるのに、うまくいかない」
「言いたいことがあるのに、強い言い方になってしまう」
「気持ちが高ぶると、関係が崩れてしまう」
そんな悩みを抱える高校生やご家庭は少なくありません。
今回は、対人関係の難しさからトラブルが起きやすかった高校生が、“気持ちを言葉で伝える力”を育てることで、人との関係性を少しずつ広げていった事例をご紹介します。
■ 「関わりたい」気持ちは、すでにある
今回の対象は高校生の男性。
知的水準が高く、得意なことには強い集中力を発揮し、それを誰かに伝えたいという意欲を持っています。
一方で、
- 相手の状況や気持ちを踏まえた関わりが難しい
- 不満や不快感が高まると、強い言い方になりやすい
- 気分の波が大きく、継続が難しくなる
- 進路や将来への不安が強い
といった課題がありました。
過去には家庭や学校でのトラブルも多く、さまざまな機関に相談してきたものの、安定した改善にはつながりにくい状況でした。
■ ポイントは「正しい関わり方を教える」ではなく「伝えられる場を作る」
このケースで大切にしたのは、
👉 行動を変えさせることではなく
👉 気持ちを言葉にできる環境を作ること
でした。
特に重視したのは、
- 本人が安心して話せる関係性
- 興味関心を起点にしたやり取り
- 一方的な指導ではなく「合意」のある対話
です。
■ 支援の中で行ったこと
① 興味関心を軸にする
音楽やゲームなど、本人が強い関心を持つテーマを中心にやり取りを展開。
👉 「話したいこと」から始めることで、自然な言語化を促しました。
② フィードバックを“読める形”にする
毎回の支援の最初に、
👉 前回のフィードバックをテキストで確認
するルーティンを作りました。
これにより、
- 感情的に受け取りにくい内容も整理して理解できる
- 支援者の意図が伝わりやすくなる
という変化が見られました。
③ 「一緒に考える関係」をつくる
支援者が一方的に教えるのではなく、
- 音楽について一緒に考える
- 意見を出し合う
- 同意の上でフィードバックを行う
ことで、
👉 「やり取りが成立する経験」
👉 「意見を交換できる経験」
を積み重ねていきました。
■ 見えてきた変化
こうした支援を続ける中で、少しずつ変化が見られました。
- 自分の気持ちや不満を言葉で伝える場面が増えた
- 支援者の意見を受け止められるようになってきた
- やり取りの中で意見交換ができるようになってきた
そして大きかったのは、
👉 「伝えても大丈夫」
👉 「伝えると理解してもらえる」
という安心感が育ったことです。
その結果、
- 家庭での衝突が減少
- 気持ちの切り替えが早くなる
といった変化にもつながっています。
■ 保護者の方の声
保護者の方からは、
「まだゼロではないが、家庭での衝突はかなり減ってきた」
「切り替えも早くなり、成長をとても感じている」
という声をいただいています。
■ トータスキッズが大切にしていること
私たちは、
✔ 「問題行動」を止めることより
✔ 「伝えられる力」を育てること
✔ 「理解される経験」を積み重ねること
を大切にしています。
人との関係は、「我慢する力」ではなく、
👉 「伝えられる力」によって安定していきます。
■ 今後のステップ
高校卒業に伴い支援は一区切りとなりますが、
- 自分の良さを認めてもらえる環境
- 安心してやり取りできる関係性
- 自分も相手も「よかった」と思える経験
を重ねていくことが、今後の大切なポイントになります。
■ こんなお子さんに、ぜひ来てほしいと思っています
- 人と関わりたいが、うまくいかない
- 気持ちをうまく伝えられずトラブルになりやすい
- 強い言い方や衝突が増えてきている
- 将来に不安があり、どう支えたらよいか悩んでいる
そんなお子さんとご家族に、トータスキッズは寄り添います。
まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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困ったをできたに変える
支援の場
トータスキッズ
https://www.ts-kids.com/
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