― 興味関心を活用したカード受容課題の導入 ―
「言葉はわかっていそうなのに、課題になるとやらない」
「カードを出すと、すぐにどかしてしまう」
「本当はどれくらい理解しているのかがわからない」
そんなお子さんの姿に、もどかしさを感じたことはありませんか。
今回は、名詞カードの課題に応じることが難しかった年中のお子さんが、“興味のあるもの”をきっかけに、課題のやり方を理解し、参加できるようになっていった事例をご紹介します。
■ 「できない」のではなく、「やりたいと思えない」状態
今回の対象は、幼稚園年中のEさん。
- 自分のペースで動きたい気持ちが強い
- 興味のあることには前向き
- 興味がない課題には拒否が出やすい
という特徴がありました。
また、日常の様子からは理解している言葉が多そうに見える一方で、
👉 課題になると応じない
👉 実際の語彙理解が把握しにくい
という状況でした。
■ うまくいかなかった理由
これまで行っていたのは、一般的な名詞カードを使った課題です。
しかし、
- 興味を持たない
- カードを押しのける
- 離席しようとする
といった反応が見られ、課題が成立しにくい状態でした。
結果として、
👉 手続きがわからない
👉 成功体験が積めない
👉 さらにやらなくなる
という流れになっていました。
■ ポイントは「興味のあるものから始める」こと
そこで今回の支援では、
👉 本人が“反応したくなる”カードに変える
という工夫を行いました。
実際に行ったこと
- 好きなキャラクターの画像を使ったカードを作成
- 日常で手に取りたがる物を観察
- 保護者から好きなものをヒアリング
つまり、
👉 「やらせる課題」ではなく
👉 「やりたくなる課題」に変えた
のです。
■ 行動が変わった瞬間
カードを提示すると、
👉 興味を持って手を伸ばす
という反応が見られるようになりました。
その瞬間を逃さず、
👉 手をカードにタッチするようにサポート
👉 正しくできたらすぐにカードを渡す+強化
という流れを作りました。
■ 「やり方がわかる」と参加できる
この取り組みを続ける中で、次のような変化が見られました。
- カード課題に応じるようになった
- 2択での受容ができるようになった
- 一般的な名詞や動詞でも選べるようになった
つまり、
👉 「興味があるからできた」だけでなく
👉 「やり方がわかったからできる」状態へ
変化していきました。
■ 保護者の方の声
保護者の方からは、
「こんな言葉も知っていたんですね」
と、語彙理解の広がりに驚かれる場面もありました。
課題に取り組めるようになることで、
“見えていなかった力”が見えるようになる
という変化が生まれています。
■ トータスキッズが大切にしていること
私たちは、
✔ 子どもに合わせて課題を変えること
✔ 成功できる入り口を作ること
✔ 「できた!」を積み重ねること
を大切にしています。
子どもが動き出すのは、
「やらせた時」ではなく、
👉「やってみたい」「できた」と感じた時です。
■ 今後のステップ
これからは、
- 語彙理解の確認をさらに進める
- 表出(言葉で言う)につなげる
- 選択肢を3つ以上に増やす
など、より発展的な課題へつなげていきます。
■ こんなお子さんに、ぜひ来てほしいと思っています
- 課題になるとやらなくなる
- 興味があることしか取り組めない
- 言葉の理解がどれくらいあるか分からない
- 「どう関わればいいか分からない」と感じている
そんなお子さんとご家族に、トータスキッズは寄り添います。
まずはご見学・ご相談から、お気軽にお問い合わせください。
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困ったをできたに変える
支援の場
トータスキッズ
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