株式会社WARC(以下、WARC)は、成長企業の経営管理を支援する多様なサービスを展開しています。
中でも、スタートアップやベンチャー企業の経営管理領域において、実務に深く入り込んで支援を行う『Co-WARC』では、監査法人出身のプロフェッショナルが多く活躍しています。
そのひとりが、コンサルタントの朝田さん。
監査法人、事業会社、そしてWARCと立場を変えながらキャリアを重ねてきた彼は、幅広い経験を糧にクライアントの成長を支えています。
キャリアの節目で大切にしてきた、自身が「おもしろいと思えるかどうか」という感覚、そしてWARCで見つけた新しい挑戦について聞きました。
目次
プロフィール
挑戦を重ねてたどり着いたキャリアと、WARCという選択
経験を糧に、クライアントの成長を支えるコンサルタントとして
新しい挑戦の先に「自分らしいキャリア」をつくる
プロフィール
朝田 和史(Asada Kazushi)
公認会計士 / Co-WARC事業部 シニアマネージャー / 関西拠点責任者
2008年にあらた監査法人に入社。会計監査、IFRS導入支援に従事。2014年にあずさ監査法人に入社。IFRS導入支援や財務デューデリジェンスなどのM&A関連業務を担当。
その後、事業会社にて経営管理業務を経て、2023年に当社入社。
広島県出身。現在は京都在住。
趣味はスポーツ観戦で、主にサッカーやラグビー、野球が好き。春と秋の休日は自転車で京都のあちこちを散策。おすすめの観光エリアは清水寺〜高台寺周辺や、南禅寺~蹴上インクライン周辺。
オタクを名乗ることはできない(本人談)が鉄道が好きで、特技は「東海道・山陽新幹線の駅を東京〜博多まで全部言える」こと。しかし、最近は全部言えるか怪しいらしい。
挑戦を重ねてたどり着いたキャリアと、WARCという選択
- これまでのキャリアを教えてください。
2008年に公認会計士としてキャリアをスタートしました。当時入社したのはあらた監査法人(現:PwC Japan有限責任監査法人)で、外資系金融機関の監査を中心に担当していました。
その後、ライフステージの変化に伴って大阪へ拠点を移し、大手メーカーに常駐してIFRS導入のプロジェクトに携わりました。そこからさらに挑戦の幅を広げたいと考え、あずさ監査法人のアドバイザリー事業部へ転職。
引き続きIFRS導入に取り組みつつ、途中からは自身の希望でM&A支援業務へ異動。約3年半にわたってM&A案件を担当しました。
ずっと監査法人にいる選択肢も考えましたが、アドバイザリー業務を重ねるうちに「意思決定に必要な情報を提供する側」から「その情報をもとに判断する側」で働いてみたいと思うようになって。
そうして、外の世界に飛び込んでみたいという気持ちが芽生えたんです。
じゃあどこに行くかと考えたときに、一番は自分が「おもしろそう」だと思う事業であること。もうひとつは「スタートアップやIPOの世界に挑戦してみたい」とも思っていました。
そこで、先進的な事業内容に惹かれた前職のベンチャー企業に、経営管理責任者として参画しました。資金調達を経てIPOを目指すフェーズを経験しましたが、当時の会社の状況を踏まえ、新たなキャリアを模索することに。
そのタイミングで出会ったのが、WARCが展開する転職支援サービス『WARC AGENT』でした。これをきっかけにWARCとの縁が生まれ、現在へとつながっています。
- 選考に関わったメンバーが「朝田さんと一緒に働きたい!」と口を揃えていました。かなり多くの企業から声がかかっていたと思いますが、次の転職先としてWARCを選んだ理由は何ですか?
転職活動では『WARC AGENT』を通じて、スタートアップの管理部長ポジションや関西の案件など、さまざまな選択肢を紹介してもらいました。ただ、なかなか自分のイメージに合うところが見つからず、検討を続けるなかで最終的に紹介された先が『Co-WARC』で。
当時は独立や事業会社での仕事を考えていたので、コンサルティングという選択肢は正直頭にありませんでした。
それでも「他に強く惹かれる会社があるか」と考えたときに、残ったのはWARCであり『Co-WARC』だったんです。
「ここならおもしろい挑戦ができるかもしれない」と感じたことが、最大の決め手でした。
IPOフェーズのクライアントが多く、自分の経験を活かしながら知見をさらに深められそうだったこと、
そしてWARC自体がスタートアップで、関西では最初の正社員メンバーとして「一からつくっていくフェーズ」を経験できることにも惹かれました。
経験を糧に、クライアントの成長を支えるコンサルタントとして
- 現在の業務内容を改めて教えてください。
現在は、大きく3つの業務を担当しています。
ひとつめはFAS案件で、デューデリジェンスやM&A・ストックオプション発行時の株価算定など。ふたつめはIPO支援で、Ⅰの部の作成やJ-SOX対応、内部監査などを複数の企業と進めています。
もうひとつは上場企業の決算対応に関する支援で、プロジェクトマネージャーとして関わっています。
あわせて、関西拠点責任者という役割も担っています。
関西各地で開催されるスタートアップやIPO関連のイベントに足を運んだり、金融機関を訪問したりしながら、さまざまな方にWARCを知っていただけるよう活動しています。
また、東京や福岡への出張もあります。東京へはクライアント訪問や全社総会、事業部の合宿などで2〜3ヶ月に一度は足を運んでいます。
基本的にはリモートワークが中心ですが、必要に応じて各拠点と関わりながら業務を進めています。
- 前職の事業会社での経験が生きたと感じる瞬間を教えてください。
FASの業務自体は、監査法人時代の経験がベースになっています。ただ、大きく役立っているのは、前職でIPO準備を会社の中の人として経験してきたことです。
ショートレビューを受ける側だったからこそ「どんな指摘をされるか」や「何を聞かれるか」という感覚を持ちながらクライアントにアドバイスできる。
これは実務上の大きな強みだと感じています。
もうひとつ大きいのは、月次・年度決算や監査法人対応を自ら行ってきたことです。経理担当の方々と同じ目線で会話できるため、日々の困りごとにも共感しやすい。
監査法人がどうしても第三者的な立場になりやすいのに対し、今はより現場に近い感覚で伴走できていると思います。
- 監査法人、事業会社、そしてWARCと3つの立場を経験されてきた朝田さんにとって、WARCでの仕事のおもしろさや難しさはどこにあると感じますか?
WARCでの支援の魅力は、アドバイザーというよりクライアントと同じ視点で課題に向き合えるところにあります。
数字を追うだけでなく、実際に手を動かしながら「どう進めていくのが最善か」を一緒に考え、形にしていく。いわば、クライアントの成長をすぐそばで支える立場です。
その一方で、難しさを感じるのは、支援の立場でありながら最終的な意思決定はクライアントに委ねられる点です。こちらが「こうすればより良くなる」と感じても、企業の事情やタイミングによっては実行が難しいこともあります。
自分の意見を押し付けるのではなく、状況に寄り添いながら最適な形を一緒に模索していく。そのプロセスこそがこの仕事の難しさであり、同時に大きなやりがいでもあると思っています。
- 入社してから成長したと感じる点は何ですか?
まず、IPOやスタートアップに関する知見は入社前と比べて格段に増えました。
N-1やN-2といった専門用語は知っていたものの、どの段階で何ができていなければならないのかといった実務面の理解は、今振り返ってみると、必ずしも十分ではなかったように思います。
ですが『Co-WARC』での経験を通じて、そのあたりの解像度が一気に高まりました。今では、どの現場に行っても自信を持って対応できると感じています。
また、WARCで得た学びとして大きいのは、クライアントにとって最適な支援を届けるために、どうサービスを活かすかを考える視点が磨かれたことです。
たとえば、内部統制業務DX SaaS『smoove J-SOX』などの自社サービスを、課題の内容や企業フェーズに合わせてどう提案すべきかを考える場面も多くあります。
コンサルティングの枠を超えて、クライアントにとって本当に必要な支援を届ける。
そのために、どのサービスや手段が「WARCとして最も価値を発揮できるか」を意識しながら向き合っています。
たとえコンサルティングが直接的な支援でなくても、転職支援など他のサービスに繋げることで結果的にクライアントの課題が解決するなら、それが最も望ましい形だと考えています。
年に一度の社員総会で、2025年のMVPを受賞した朝田さん
- Co-WARC事業部は、朝田さんから見てどんなチームですか?
私の入社当時はまだメンバーも少なく、ひとりひとりが強い専門性を持ちながら、それぞれの得意領域を活かして動く機動力のあるチームでした。少数精鋭ながらも、個々が高い当事者意識を持ち、プロフェッショナルとして仕事に向き合う姿勢が印象的で。
今ではメンバーも増え、関西チームも大きく拡大しています。
人数が増えたことでチームとしての連携がさらに強まり、異なるバックグラウンドを持つメンバーが互いの知見を掛け合わせながら、より多面的な支援を提供できる体制になってきたと感じます。
若手メンバーも着実に成長しており、これまで監査を中心に経験を積んできた人がFASやIPOなど新しい領域に挑戦する姿を見ると、チーム全体の厚みを感じます。
それぞれが自分の専門性を磨きながら、クライアントにとって最適な支援を届けるために刺激し合う、そんな関係性が築かれていると思います。
- Co-WARC事業部らしさやカルチャーを感じる瞬間を教えてください。
わからないことがあったとき、すぐにSlackのヘルプチャンネルで質問できる環境があるのはCo-WARC事業部らしい文化だと思います。
誰かが知識を抱え込むことなく自然と共有し、高め合う。そうしたやり取りが日常的に行われていて、チーム全体で成長していこうという意識が根づいています。
個々が高い専門性を持ちながらも、互いに支え合い、学び合う姿勢がある。そうした「一緒に成長していく」雰囲気こそが、らしさを象徴していると感じます。
新しい挑戦の先に「自分らしいキャリア」をつくる
- 今後、どんな挑戦をしてみたいと考えていますか?
キャリアとして明確な目標が定まっているわけではありませんが、今は京都にいるので「京都のスタートアップ支援といえば朝田」と、名前を覚えてもらえるような存在になりたいです。
そしてゆくゆくはもう一度、事業会社側でIPOに挑戦したいです。前職では途中で実現できなかった分、次は最後までやり遂げたいと思っています。
規模や数こそ東京に及ばないものの、京都にも個性豊かで輝く企業が数多くあります。
近年はスタートアップ関連のイベントも増え、街全体で新しい挑戦を後押しする機運が高まっている。
その流れの中で、自分も一人のプレイヤーとして盛り上がりに貢献できたらと思っています。
- 『Co-WARC』で一緒に働きたいのはどんな方ですか?
大きくふたつあります。
ひとつめは変化を楽しめる人です。Co-WARC事業部は扱うサービスや支援先のフェーズが常に変化しています。だからこそ、決まった業務を淡々とこなすよりも、新しいテーマに挑戦することを前向きに楽しめる人が合っていると思います。
ふたつめは、自分から動いて、新しい価値をつくることができる人。
指示を待つのではなく、自ら考え、行動して機会を生み出す姿勢を持っている人です。やりたいことがあれば遠慮せず声を上げてほしいし、必要な知識は自分で取りに行く。そうした主体性と行動力を発揮できる方と一緒に働きたいです。
『Co-WARC』は変化のスピードが早い環境ですが、その分、新しい挑戦や成長の機会も豊富にあります。
前向きに楽しみながら、自分の可能性を広げていける方にとっては、非常におもしろい場所だと思っています。
- 朝田さん、インタビューありがとうございました!