プラスチックはいつ頃から使われるようになったかご存じですか?
最初のプラスチック製品は、1860年代にアメリカのビリヤード会社が、もともと値段の高い象牙でできたビリヤードの玉に代わり、プラスチック製の玉を使用したのが始まりと言われています。
その後も各国で開発が進み、次々と製品が生まれました。
日本では、1914年に石炭からフェノール樹脂がつくられたのが始まりで、1949年には塩ビの生産が始まりました。その年、当社の前身である太洋商事株式会社が、東京都荒川区で事業をスタートしました。
今ではプラスチックは、ビニール袋、ペットボトルなど身近に使用されています。また、自動車の内装部品、エアコンの部品など、さまざまな分野で使われています。さらには、注射器やレントゲンフィルムなど医療現場においても多数使用されています。
このようにプラスチックは世界の人々の暮らしやさまざまな産業を支えてきました。
一方で、プラスチックゴミなどによる環境汚染が問題となってきています。当社は、今後も「人とプラスチックの調和した豊かな社会の実現」を目指すとともに、プラスチック製品を生産する企業の使命として環境保全に取り組んでまいります。