シクミタスには、
叶えたい夢がたくさんあります。
シクミタスが夢を叶えていくために必要、
且つ最も重要視しているのが
ズバリ、人材。
今回は、シクミタスが大切にしている
求める人物像、第七弾!!
今日もこの記事の最後に、
stand.fm の音声収録もあります!
よろしければ最後までお付き合いください!
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何事においても、
目の前のことは当然、大事です。
仕事においてはとくに、
目の前の目標や納期、売上を上げるなど…
このようなことを考えるのは、
とても大事なことです。
しかし注意しなければいけないと
思うことがあります。
すごく極端な例えをします。
会社がある商品を持っている。
新人営業が一年間、ものすごく頑張って売った。
でも売り上げがなかなか伸びなかった。
結果、目標が達成できなかった。
このとき、営業本人の努力の要素は、
実はそんなに大きくないと思っています。
これは、営業本人のせいではありません。
“売れない商品” を作った会社に、
そもそもの責任があります。
ただ、これが3年、5年という長期視点で
考えるときには、営業本人にも、
『もっとこういう商品を作った方がいい』
『ターゲットを変えた方がいいかもしれない』
というように売り方や戦略諸々を、
考えられるはずです。
この例えでいうなら、一年という
短期間で成果を出すのは会社の責任であり、
突き詰めると “会社の仕組み” の話になり、
問題があれば改善する必要があります。
3年、5年という長期視点でようやく、
営業本人の工夫や活動の改善などが
活きてくるようになり、目標達成の
要因に加わります。
これを履き違えないようにしなければ
いけないと思っています。
半年や一年という短期間で、
『これだけ売り上げないとダメ』という
考え方ももちろんあります。
ですがそれを個人に求めるのは
会社の怠慢だと私は思うのです。
困っている目の前の社長にとって、
『どんな接し方、寄り添い方がベストなのか?』
『どんなサービスが、本当に価値があるのか?』
を考えれば自ずと、
やはり長期的な視点を持たなければ、
本当に良いものを提供できない。
【両利きの経営】という名著がありますが、
その中にAmazonの経営方針の考え方が
書いてあります。
Amazonは、実は利益率だけを見ると
とても低いそうなんです。
利益率が高い会社=良い会社、という
資本主義の考え方に照らし合わせると、
決して利益率は良くないのです。
でも、Amazonは、
『それでいい』と考えているんです。
なぜかというと、“長期視点” だからです。
短期間で売上を上げるのではなく、
5年、10年という長いスパンで、
お客様に選ばれる商品、会社とは何か…
これを一人一人が考えて、行動している。
そこには研究資金も必要で、
当然チャレンジして失敗することもある。
失敗したらそれはコストになるので、
当然利益は下がってしまう。
でも、『それでいい』という考え方なので、
Amazon という会社はチャレンジができる。
だから優秀な社員をどんどん輩出し、
結果として今でも成長し続けている
会社なのです。
会社の規模に関わらず長期視点で、
『本当に良いもの、役に立つものは何か?』
と一人一人が考えることによって、
すぐに利益は出ないかもしれないけれど、
結果的に長く、良いものをつくり、
提供し続けることができる。
これを私たちも実現していきたい。
大事なことなのでもう一度書きますが(笑)、
短期間で利益を出せなかったとしても、
働いている個人のせいにはなりません。
そもそもの会社の現状なのであり、
そこはマネジメントする側が
責任を持って取り組まないといけない。
未来の仲間には、長期視点を持って、
『本当に良いものって何なんだろう?』
ということを考えていただき、
チャレンジしていただきたい。
この長期視点を持つことが結果的に
中小ベンチャー企業の社長を元気にし、
私たちも喜んで貢献できる!
そんな会社にしていけると思っています。