学校法人 先端教育機構では、組織や社会の未来を見据えた戦略を描き、それを実行する力のある「構想人材の育成」に取り組んでいます。当機構の教職員は、教育の最前線で得た知見や実践を基に、組織のビジョンを実現するためのスキルを日々高めています。
現在、事業の拡大に伴い、新たな職員を募集しています。今回のストーリーでは、採用担当者のインタビューを通じて、当機構が求めている人材や候補者との面接時に重要視するポイント、さらには採用プロセスについて詳しくご紹介していきます。ぜひ応募をする際のご参考にしてください。
ーー 新規職員を募集することになった背景を教えてください。
当機構では、「構想の普及」と「構想人材の育成」をミッションに掲げています。
実践する環境として、事業構想大学院大学と社会構想大学院大学があり、その活動の場を47都道府県に展開する計画があります。日本全国で事業構想を考える人が育てば、日本の企業や地域はより活性化するという理念のもと、現在は5校(東京、名古屋、大阪、福岡、仙台)ですが、今後さらに開設を加速していく予定です。その事業拡大に向けて、ご活躍していただける方をお迎えするために採用活動を進めています。
ーー 先端教育機構ではどのような人材を求めているのでしょうか?
仕事や人生の成功は、「考え方」「熱量」「スキル」の掛け算によって実現されると考えています。そのためこれまでの仕事において、これらの要素を備えて実際に取り組んできた方や、これまでの経験を生かし、社会に対してよりインパクトを与えたいという情熱を持っている方が理想です。また、当機構の理念に共感し、その実現に向けて共に歩んでいける方を求めています。
ーー 具体的にどんな「考え方」「熱量」「スキル」が必要ですか?
考え方や熱量としては、これまでの仕事に対しての姿勢やお客様に対する姿勢に表れると思っています。
面接の時に「お客様の役に立ちたい」「地域の役に立ちたい」とおっしゃる方がいますが、その「役に立ちたい」という意欲を口頭で述べるだけではなく、なぜそのように考えているのか、その思いをどのように具体的な行動に移しているのか、そしてこれから先、どのように役に立つためのアクションを起こしていきたいと考えているのかをしっかりと示すことが重要だと思います。役に立ちたいと考えているのであれば、役に立つための具体的な努力や行動をしてるはずだからです。
その具体的な熱意が伝わってくる方は、採用に繋がる可能性が高くなると思いますし、組織の新たな戦力になるはずだと期待値も上がります。
スキルについては、専門的な知識や経験に加えて、例えば情報の取り方も重要なスキルだと考えています。世の中には、Web検索や新聞、直接お客様から聞いたことなど、様々な手段で情報を取得することができますが、これらの情報を効率よく収集し、活用する能力もスキルの一部です。
仕事は限られた時間の中で行われるものなので、効率よく情報を取り扱うためには、創意工夫が必要になります。当機構では、取得した情報を実際の業務に活かし、お客様や社会に貢献することがどの部門でも一貫して求められるスキルとなってきます。
ーー 候補者との面接時によくする質問や重要視しているポイントはありますか?
候補者の方に聞いている質問としては他の企業でもよく聞いているような質問だと思います。強いて言うならば、過去そして未来のキャリア形成について、その人の考え方をより深く理解できるように、内容を深掘りしながら面接を進めていくことが多いです。
ただ、他の企業と違うところは、ここが「学校法人」で教育活動や研究を行っている特殊な場であり、政財界を含めて日本を牽引する方々との関わりが多くあるという点です。
我々のお客様を考えた時に、基本的な土台としてビジネスマナーや社会人としての資質がしっかりと身についている人でないと通用しない世界です。初対面でも信頼感を与えられるような態度や、礼儀正しい振る舞い、質問に対する誠実な回答なども評価の対象として見ているポイントです。
ーー 仕事上、様々な関係者とコミュニケーションを取る機会が多いということですか?
はい。大学院の場合、院生や研究員、教授や事務局員など、たくさんの人と接する機会が多くあります。また、様々な産業との接点があるので、かなり幅広いステークホルダーと繋がりがあります。そのステークホルダーとの関係性を構築しながら、仕事をしていくうえでは「点と点になっている大学院の経営資源をちゃんと線で結べるかどうか」というところが重要になってきます。
例えば、円安が進行したという情報が入ってきたとして、そのまま見過ごすだけでは意味がありません。将来的にはどのような課題が発生するのか、それに対してどのようなアプローチが可能なのかを考える必要があります。この課題に対しては、この先生に相談し、このような提案をしてみるのが良いのではないか、といった具合に様々な情報に対する好奇心を持って仕事に取り組んでいただける方が望ましいです。
ーー 情報への好奇心と、それを活かした行動力が大切ということですね。
そうですね。指示を待つよりも、自ら現状を把握し、自分で考えて行動する姿勢が重視される環境です。
しかし、初めからすぐにそのような対応ができるわけではありませんので、入社後は、約1〜2ヶ月間のOJT研修を実施しています。必要な知識やスキルをしっかりと身につけていただける体制を整えていますのでご安心ください。
ーー 先端教育機構の採用プロセスについて教えてください。
採用プロセスとしては、基本、書類選考から三次面接までを予定しています。その後、内定者にはオファー面談を実施しています。
一次面接はすべてオンラインで行い、二次面接は基本的には対面ですが、遠方の候補者の方はオンラインで行う場合もあります。三次面接は遠方にお住まいの方でもすべて対面で実施しています。二次面接では部門の統括責任者が面接官を担当しますので、より現場で活躍できるかどうかも合否の判断基準となってきます。
また、合否は面接から3日以内に候補者の方にご連絡をしています。選考の日程はできる限り、候補者の方のご都合に合わせてスケジュールを組んでいますので、夕方や土曜日の対応も行っています。
ーー 最短で内定からどのくらいの期間で入社となりますか?
まずはオファー面談で具体的な条件のすり合わせを行い、ご入社の意志を確認させていただいています。
すでに前職を離職されているという前提で、通常であれば内定から2週間前後でご入社の方が多いですが、最短で内定から3日でご入社となったケースもあります。当機構としての受け入れ体制は整っていますので、そのあたりはフレキシブルに対応が可能です。
<採用担当からメッセージ>
自分自身で構想を持ち、自分のキャリアの可能性を広げたいと考えている方にとって、当機構は最適な職場環境だと思います。私たちは、学校法人として掲げる構想の普及と構想人材の育成を「教育」という形で体現しています。
やっていることすべてをここでお伝えするのは難しいので、私たちの理念に共感していただける方は、まずはお話をだけでもさせていただき、お気軽にエントリーしてもらえたらと思います。ご興味のある方は、ぜひ一度ご連絡ください。
まとめ
今回のストーリーでは、学校法人 先端教育機構が求める人材像とその採用プロセスについて、実際の採用担当者の声をお届けしました。当機構では、全国展開を進める大学院の運営にあたり、専門知識や経験に加え、社会に具体的な影響を与える行動力と考え方を持つ人材を求めています。
当機構の採用選考においては、候補者一人一人を深く理解することに努めながら、迅速で柔軟な対応を心掛けています。当機構の理念に共感し、社会の発展に寄与したいと考えている方のご応募を心よりお待ちしています。