今回はZeQ(ゼクー)のZendeskソリューション事業部、セールスチームに所属している沓澤(くつざわ)さんのインタビューをお届けします。2019年に新卒で入社し2021年下半期よりセールスのチームリーダーに就任。入社から現在に至るまでの、ありのままの想いを聞いてみました。
株式会社ZeQ/沓澤 愛(くつざわ あい)新卒で株式会社ZeQに入社。営業職として3年間在籍。インサイドセールスを経てから現在はZendeskソリューション事業部セールスチームに所属し、プレイングマネージャーとして大手企業の営業を担当。社内で最も多くの感謝を集めた人を表彰する2021年ありがとう大賞第2位。
「自分の意思」が大切なんだと再認識
1社目にZeQを選んだ理由はなんですか
就活をしているときに、祖父から「新しいことにアンテナを貼れるように」とアドバイスをもらったことで、これからより成長するであろうSaaSのビジネスモデルに興味を抱くようになりました。また父からは、「大企業に拘らず、裁量が持てるような環境の方が窮屈なく、選択肢の幅を広げられるのではないか」と私の性分を加味した言葉をくれました。
ZeQは「ありがとうをつくる会社へ」というスローガンを掲げていて、キャッチーな第一印象でした。それにZendeskをベースにオリジナルチャットボットの開発やFAQの構築などのサービスを、オンライン接客の観点から提供していることが魅力的でした。
また採用担当者の方と、初対面にも関わらずお酒の話で盛り上がったことにぐっときました。自己紹介で日本酒がマイブームだということに触れたら、採用担当者の方と何県のどこの蔵がいいよね、という話で盛り上がりました。その人の好きなことをキャッチして、アイスブレイクをしてくれる、この方ともっと話をしたいなと思いました。
この頃は、人間関係を理由に大きな挫折を経験したこともあり、他の人より嫌なものを察知しやすい時期でした。そのような状況だったのにも関わらず、社員のみなさんの人柄が本当に素敵だったため、この会社で働きたいと思いました。
入社してからはどんなお仕事をしていましたか
まずは研修としてインサイドセールスチームに配属され、お客様と実際に対話したり、お客様との打ち合わせに同席したりしていました。商談は、開発や複数の担当者が関わる複雑な案件が多く、大手企業が対象でした。
当初はどこのチームに配属されるかは決まっておらず、この経験がきっかけで外営業、フィールドセールスの担当となりました。
実際に働いて感じたギャップはありますか
ベンチャーだから自由だ、と漠然と思っていたのですが、何がしたいのか、なぜやりたいのかというイメージをはっきり持ち、目標を立てるなど、自分の意思をしっかり持たないと何も実現できないことです。
実は2年目に突入した頃にセールスを辞めたくなったことがありました。達成しなければならない数字へのプレッシャーが大きくて、受注してもそれが自分の実力なのか、ただラッキーだったのかがわからず、ストレスを感じていました。自分に自信がなかったのかもしれません。また、もっとこうしたらいいのに、という現場課題が見えてくる時期でもありました。しかし、自分では決められないことが多かったため、裁量を持って現状を変えることができるようになりたかったですね。
現在はプレイングマネージャーとして活躍中
現在はどんなお仕事をしていますか
目標売上の数字管理はもちろん、メンバーのモチベーションを上げること、案件が止まっていないかの確認、計画を立てたりしています。今まではプレイヤーとしてがんばっていればよかったけれど、今ではチームとしてどのように売り上げを作っていくかが課題です。数年先を見据えて、売り上げの作れるチームづくりをすることに力を入れていています。
リーダーへの抜擢があったとき、どんな気持ちでしたか
課題が山積みだったので、裁量を持ちたかったこともあり、ずっとやりたかったことがようやくできるようになったと思いました。任せてもらえることが嬉しかったです。
初めての経験となるので嬉しさ2割・不安が8割でした。
大変なことや苦労したことはありますか
前任のチームリーダーが、メンバーへ裁量を持たせるために「ルールなし」「マニュアルなし」の方針だったため、決まっていないことが多かったことです。
私は1から10は得意だけれども、0→1の創造は苦手なので、今もなお思考錯誤しています。
だからこそ、他のチームリーダーやメンバーに助けられながら、よりよいチームづくりへの意見があれば、積極的に取り入れるようにしています。
自分らしさをだせる・挑戦ができる社風
沓澤さんからみたZeQはどんな会社ですか
その人らしさを出せるのがいいですね。素直にあの人のこういうところが好きだ、と言い合える関係があることも魅力です。
ZeQでのやりがいはなんですか
お客様へ提案したソリューションサービスが、受注後にカタチになっていくことです。
「一緒に取り組めてよかった」とのお言葉をいただいたときに、一緒に手足を動かし、支えてくれたメンバーが褒められると自分のことのように嬉しいです。
入社してから身に付いたスキルはありますか
問題・課題の細分化、相手の気持ちを汲み取る力、言語化などのいわゆるトラブルシューティングに強くなったと思います。
また毎日がチャレンジの連続なので、前例のないことに対する物怖じをしなくなりました。
これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
戦略や戦術により注力したマネジメントに専念できるように、セールスチームを拡大したいです。第一線で活躍できる人やカスタマーサクセス視点で物事を考えられる、価値観を共有できる人を増やしたいですね。
また現在は、案件ベースの業務をメインに活動していますが、ゆくゆくはアライアンスなどの業務提携やM&Aなど、ZeQの企業としての価値を高めることにも挑戦していきたいです。
ZeQメンバーから沓澤さんへひとこと
メンバーからみた沓澤さんがどんなイメージなのかを聞いてみました。
困っていること、相談事項に対して冷静に的確なアドバイスをくれつつ、「とはいえこれは難しいよね」「わかるよ」と、たくさん共感して寄り添ってくれるところが大好きです。アドバイスの内容も様々な可能性を見据えたものなので、一度の相談で行動の選択肢がぐっと広がり、不安要素が払拭されてすっきりします。
ボキャブラリーの多さがZeQでいちばんです。要約やまとめ、計画を考え遂行すること、教えることがとてもお上手&得意なのにそそっかしいところもあって憎めないです。あと、情熱的にこられるとドン引きするか、一緒に燃えるタイプですね。
あいあい(沓澤さんの愛称)はリーダーとして、常にメンバーの躓きや滞っている案件を把握しています。「どうしたらもっとよくなるかな」「どうすればこの人は働きやすいかな」という本質を捉える力があって、とても信頼しているし安心して一緒に働けます!ちなみに、すごくしっかりしてるのにたまにめちゃくちゃドジなことをするところがグッときます。ぜひカジュアル面談で聞いてみてください。
メンバーからのひとことについてどう思いましたか
メンバーはわたしの本質を捉えてくれていますね。愛されているなと実感できて自己肯定感が上がりました。問題解決のために、話をじっくり聞くことについては普段から意識しています。ドジな自覚はあまりないのですが、今日もひとつやりました。
最後に、一緒に働きたい人について教えてください
私にとって「愛」とは、だめな所や自分の弱さを認めつつ、これからどうすればいいか一緒に考えられる人のことです。
そのような愛をもってお客様と接してくれる人、お客様の課題を解決することに親身になれる人、コミュニケーション能力があり、共感してくれる人と働きたいです。
沓澤さん、いろいろお話を聞かせて頂きありがとうございました。
ご覧いただいた皆様に、少しでもZeQに興味を持っていただけたら嬉しいです。
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