目次
「安定」から「挑戦」へ|成長し続ける環境を求めたキャリアチェンジ
これまでの経歴を教えてください
順風満帆にキーエンス時代を過ごされていたのに、なぜ離れる決意をされたのでしょうか?
キーエンス時代は竹内さん菅さんと面識がなかったとのことですが、Fact Baseを知った経緯や興味を持ったのはなぜですか?
選考時の印象や参画する決め手はありましたか?
自分の常識を押し付けない|多国籍チームで切り拓くアジア市場
現在の斎藤さんの業務内容を教えてください
海外マネジメントで意識していることはありますか?
海外チームの雰囲気や特徴はありますか?
変化を楽しみ、業績を牽引する|海外事業部の目指す未来
Fact Baseが求める営業マンはどのような人材でしょうか?
では、斎藤さんが一緒に働きたいと思うのはどのような人ですか?
最後に、今後のビジョンや目標を教えてください
おわりに
「安定」から「挑戦」へ|成長し続ける環境を求めたキャリアチェンジ
これまでの経歴を教えてください
新卒で株式会社キーエンスに入社し、アプリセンサ事業部で5年半にわたり画像センサや測定器を扱う国内営業を担当し、年間で数千社を訪問しました。
その後、本社の海外販売促進グループに異動し、中国・東南アジア・ヨーロッパ市場向けの新商品の立ち上げや営業戦略の立案、営業目標・予算の策定などを担当しました。
この経験を経てタイに駐在し、チームマネジメントや日系企業への営業活動に従事しました。その後、インドに赴任し、事業部責任者として40名を超えるインド人チームのマネジメントも経験しました。
もともと海外志向は強くなかったのですが、販売促進グループでの海外担当を機に、海外事業に魅力を感じるようになりました。
海外でのマネジメント業務では、メンバー育成がうまくいったときに特にやりがいを感じましたね。規模が大きく、担当するメンバーの人数も多い分、一人ひとりの成果がダイレクトにチームの売上に反映されるのが面白かったです。
異なる言語や文化を持つメンバーと働くため、相手の考えをよく理解し、重要なことはシンプルに伝えるよう心がけていました。
順風満帆にキーエンス時代を過ごされていたのに、なぜ離れる決意をされたのでしょうか?
一言でいうと「挑戦」です。私は「チャレンジ」をキーワードに、常に挑戦し続けられる環境に身を置きたいと考えています。
キーエンスでは安定したキャリアを築けていましたが、このままでは将来の道筋が見えてしまい、毎日の業務もルーティン化していることに物足りなさを感じるようになりました。海外駐在を経験してもその感覚は変わらず、新しいチャンスを求めて転職サイトに登録しました。
また、自分の実力を試したいという思いもありましたね。キーエンスは大手企業であるがゆえに、できることが限られ、自分でなくても回ると感じることも多くなっていました。
そのため、キーエンスで培った経験を活かし、複数の国での事業立ち上げや現地責任者を務めるなど、新たな環境で幅広い挑戦をし、さらに自己成長を図っていきたいと思い、離れる決断をしました。
キーエンス時代は竹内さん菅さんと面識がなかったとのことですが、Fact Baseを知った経緯や興味を持ったのはなぜですか?
キーエンスには9つの事業部があり、事業部が異なると関わる機会がほとんどないため、実は竹内さんや菅さんのことは選考に進むまで知りませんでした。選考をきっかけに社内の知人に話を聞いたところ、お二人とも実績のある有名な方だと伺い、ワクワクしたのを覚えています。
Fact Baseについては、転職媒体でスカウトをいただいたことがきっかけで知りました。SaaSという、今後確実に成長が見込まれる業界であり、非常に面白そうなビジネスだと感じました。
また、海外駐在での経験を通じて、営業は万国共通で、「マーケットとプロダクトが良ければ、正しい営業戦略で必ず成功できる」という自信があり、Fact Baseはまさにそれを実証できる環境だと思いました。
SaaSという業界の可能性と、「ズメーン」はシンプルで分かりやすいので海外でも受け入れられると直感しました。さらに実績も十分にあるため、海外で自身の力を試してみたいと思い、興味を持ちました。
選考時の印象や参画する決め手はありましたか?
選考時に見せていただいた「ズメーン」のUIのシンプルさや使いやすさ、そしてアップデートの速さに非常に魅力を感じ、海外市場でも間違いなく通用するプロダクトだと確信しました。
また、面談では竹内さんと菅さんから海外事業について具体的で明確なビジョンを伺い、さらに海外人員の採用も積極的に進めているとお聞きし、参画したいという気持ちがより強まりましたね。
もちろん、スタートアップへの転職には少し不安もありましたが、キーエンス時代に圧倒的な実績を残されていた菅さんがすでにジョインされていることも、大きな安心感につながりました。数回にわたる面談を通じて、菅さんの広い視野や柔軟な視点に触れ、「この方となら一緒に業績を上げていける」と感じました。
さらに、キャリパープロファイル(適性検査)で自分の強みと弱みを把握した上でオファーをいただけたことで、「ここでなら成功できる」というイメージがつき、入社を決める後押しになりました。
自分の常識を押し付けない|多国籍チームで切り拓くアジア市場
現在の斎藤さんの業務内容を教えてください
アジア統括責任者として、メンバーのマネジメントから営業戦略の立案・実行まで幅広く担当しています。現在はタイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンを管轄しており、今後は台湾、韓国、インドも担当する予定です。
具体的には、各市場の現地に赴き、テストマーケティングを通して市場ポテンシャルを評価し、必要なリソースを判断しています。また、人員配置や採用計画の策定に加え、メンバーの育成やマネジメントにも力を入れています。
業務内容はキーエンス時代と共通する部分も多いですが、当時は一カ国のみの責任者だったため、現在は担当する市場規模が格段に大きくなりました。また、多国籍メンバーの育成や指導が求められるため、多様な視点と柔軟な対応力が必要です。一人ひとりに慎重に接する必要がある分、難しさもありますが、それ以上のやりがいを感じています。
海外マネジメントで意識していることはありますか?
一番意識しているのは、自分の考えを「正しい」と思い込まないことです。日本では時間を守ることや身の回りの整理整頓が当たり前ですが、海外では必ずしもそうではありません。むしろ、日本の基準が高すぎて、逆に非常識と捉えられることもあります。そのため、自分の常識を押し付けないよう意識しています。
また、「シンプルさ」と「こまめさ」も大切にしています。相手の話をまずしっかり聞いて理解したうえで、大事なポイントを見極め、シンプルに、そして頻繁に伝えることを心がけています。伝え方にも工夫が必要で、会話だけでなく、テキストや図を使うなど、相手に合わせた方法を選ぶようにしています。
多国籍メンバーがいるため、文化の違いもありますが、一人ひとりに合わせ、人前で叱らない、論理的に理由を説明するなど、細やかな対応も大切にしていますね。
海外チームの雰囲気や特徴はありますか?
とにかく熱い思いを持ち、成長意欲の高いメンバーが揃っています。メンバーの国籍はさまざまですが、「早く海外に行って売りたい」「海外マーケットを開拓したい」という共通の目標を持った負けず嫌いな人たちが集まっています。
また、コミュニケーション能力が高く、アポが取れた時や受注が決まった時には、チーム全員で喜びを共有する文化があります。こうしたポジティブな雰囲気が、とても良いチームを作り上げていると感じますね。
普段は落ち着いていて静かな印象のメンバーも多いですが、その内には熱い思いを秘めています。こだわるべきポイントには一切妥協せず、成果が出た時には思い切り喜ぶなど、オンとオフの切り替えがしっかりしており、メリハリのあるチームです。
たとえば、架電の際は真剣に集中して取り組んでいますが、飲み会では一転してとても賑やかになります(笑)。
変化を楽しみ、業績を牽引する|海外事業部の目指す未来
Fact Baseが求める営業マンはどのような人材でしょうか?
変化に強く、変化を楽しめる人を求めています。
スタートアップなので、毎日さまざまな出来事が起こりますが、それをネガティブに捉えず、常に前向きでポジティブなマインドを持っている人の方が成功しやすいと感じます。
Fact Baseのセールスは、国内セールスも海外セールスも「ポジティブな人」が多いという共通点がありますが、特に海外セールスでは、柔軟でどんな状況でも前向きに考えられる人が求められています。
海外出張では、国内とは全く異なる環境で、多くの課題や苦労に直面することになります。しかし、そうした困難を前向きに受け止め、常に成長を目指せる人が、海外セールスに向いていると思いますね。
では、斎藤さんが一緒に働きたいと思うのはどのような人ですか?
新しい国への進出を次々と続けているため、ポジティブなマインドを持ち、新しいマーケットで事業を展開することにやりがいを感じられる方と一緒に働きたいです。
安定志向の方には少し厳しい環境かもしれませんが、それでも挑戦したいという意欲のある方、変化を楽しめる方は、ぜひ一度カジュアル面談で話を聞いてみてほしいです。
一緒に変化を楽しみながら、海外事業をさらに成長させていきましょう!
最後に、今後のビジョンや目標を教えてください
個人としては、常に成長できる環境に身を置きたいです。将来的には海外駐在し、複数地域を統括していきたいですね。
やはり、国内から海外事業を展開するよりも、現地に駐在し、近い距離で事業を進める方がお客様へのサポートだけでなく、ローカル人材の採用や育成にも効果的だと考えています。現地に根ざした形で事業を展開し、地域ごとのニーズに応えたいと思います。
また、海外事業としてのビジョンは、数年以内に国内の売り上げを海外が上回り、海外比率を大幅に引き上げることです。海外セールスの採用も加速しており、海外事業部をFact Baseの業績を牽引する重要な事業部へ成長させていきたいですね。
国内事業部と切磋琢磨しながら、海外事業部の基盤づくりに日々励んでいます!
おわりに
今回は、BLUEPRINTが立ち上げた「株式会社Fact Base」でアジア統括責任者として活躍する斎藤さんのインタビューをお届けしました。Fact Baseでは、さまざまな個性を持つメンバーが、日々切磋琢磨し合いながら働いています。熱い想いを持ち、事業を成長させようと思っているメンバーばかりなので、入社後はきっと刺激的な生活が待っています!
BLUEPRINTは、「起業を標準化させる」というミッションを掲げ、事業の創出を仕組み化し、世界を非連続的に進化させようとしています。現状の仕事に退屈し、チャレンジする機会に飢えている方、自身の価値を最大化した先に見える景色を見てみたい方は、ぜひ一度カジュアルにお話させていただけると嬉しいです。