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eコマースサイトなどが出店企業の広告配信業務を支援できるサービスを本格開始

ファーストパーティデータを活用して広告収益を拡大


最先端のAIディープラーニング(深層学習)によるデジタルマーケティングテクノロジーを提供するRTB House(本社:所在地-ポーランド・ワルシャワ、社長-ロバート・ディチコフスキー、日本支社:東京都品川区)は、eコマースサイトやトラベル(航空券、宿など)サイトなどのプラットフォームを運営する事業者が、そのサイト内に出店する企業(セラー)に対してオンライン広告商材を提供できるサービス「出店企業向け広告配信サービス『リセラープログラム』」を立ち上げ、1月より本格的にプラットフォーム事業者へ提供を開始します。これにより、プラットフォーム事業者は、出店企業のオンライン広告配信の運用業務を受託することが可能になります。

一般的なプラットフォームでは、出店企業が商品ページへの集客や販売を目指して広告を実施する場合、出店企業自身で広告の計画立案・運用の業務を主導して取り組む必要があります。リセラープログラムでは、こうした業務をプラットフォーム事業者側が担い、出店企業ごとのニーズにあわせた広告配信をサポートできるようになります。広告配信においては、過去にプラットフォームを訪れたことがあるユーザーの会員情報や購入履歴などのデータを利用し、RTB Houseの深層学習を活用したリターゲティング広告配信技術を用います。プラットフォーム事業者にとっては自社のファーストパーティデータを有効利用しながら広告収益の拡大につながり、出店企業にとっては広告の計画立案・運用の労力の大幅な削減につながります。



RTB Houseではリセラープログラムを、株式会社マクアケが運営するアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」において先行実施しています。Makuakeでプロジェクトを掲載する50の実行者で活用した結果、全体のROAS効率を維持したまま実行者の売上成長率が3か月間で47%向上する広告効果を得ることができました(下図)。

RTB House Japan株式会社でカントリーマネージャーを務める奥内鉄治は次のように述べています。「昨今、『リテールメディア』の取り組みを開始するプラットフォーム事業者が相次ぐなど、多くの事業者が物販以外の収益を拡大する機会を模索しています。リセラープログラムは、プラットフォーム事業者が出店企業に対して広告運用という付加価値サービスを提供しながら、新たな広告収益の獲得を支援します。」

なお、リセラープログラムはRTB Houseと株式会社サイバーエージェントが共同で開発・販売するサービスです。サイバーエージェントのインターネット広告事業本部でシニアコンサルタントを務める井上魁人様は次のように述べています。「リセラープログラム実施のメリットは、出店企業とプラットフォーム事業者の両者が売上最大化を図れるという定量的な側面はもちろんのこと、その結果、出店企業とプラットフォーム事業者との関係性の向上に繋がり、サービス全体の盛り上がりに貢献できるという定性的な側面にもつながります。より多くのプラットフォーム事業者にリセラープログラムを利用していただけるよう、RTB Houseと連携を強化していきたいと考えております。」

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