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お客様の気持ちをまず想像する!1日で見込み売上1,000万円を達成するユウマペイントのイベントの企画方法とは

認知拡大や集客のためにイベントを行っている企業は数多くあります。ユウマペイントでも認知拡大や集客は、イベントを行う目的のひとつですが、それだけが全てではありません。

地元のお客様に感謝の気持ちを伝えるためにイベントを実施しています。そのため、リフォームには関係のない、移動動物園や食べ物の提供などのコンテンツも用意しています。

ではなぜ感謝を伝えるためにこのようなイベントを行っているのでしょうか。今回は販売企画部の加藤さんに、イベントの実績、企画の方法、目的、成果を出せた理由などをお伺いしました。

加藤佳代 / 販売企画部

音楽系の専門学校を卒業後、バンドマネージャーとして2年間従事。その後ウエディングプランナーや事務職など様々な企業を渡り歩き、2017年にユウマペイントに入社。お客様と出会いを作る、SNS・YouTube運用の広報業務やイベントの企画運営を行っている。

1日で見込み売上1,000万円を創れるリフォームイベント

ーーイベントは年に何回行っているんですか?

本社で毎年5回実施しています。

また、今年の4月には船橋店をオープンし、11月に初めてイベントを行いました。12月も実施予定です。今後は本社のイベントと船橋店のイベント、合わせて年10回実施できるように準備を進めています。

ーー11月に船橋店で初めて行ったイベントはどのような内容だったんですか?

一言で言えば、リフォーム相談会ですね。ただ半年お店を運営できた感謝の気持ちをお客様に伝えたいという思いから「オープン半年記念感謝祭」という名前で行いました。単に相談会だけを行うだけではなく、来場いただいた方には特典もプレゼントしましたね。

また、船橋店がオープンしたことを皆さんに知って欲しいという思いもありました。そのため、装飾を少し派手目なものにしたり、告知を本社で行うよりもたくさんしたりと、工夫を凝らしました。

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ーー来場者数はどれくらいだったんですか?

1日で8組のお客様に来ていただきました。

8組だと少ないように感じるかもしれませんが、船橋店は営業スタッフが秋葉店長しかいません。そのため、1日にMAX5組までしかリフォーム相談の対応ができないんですよ。

完全予約制にはしていたのですが、当日飛び込みの方もいらしたので、最終的には8組になりました。

結果、その8組全てのお客様が現地調査のアポイントにつながって。まだ契約には至っていませんが、見込売り上げで言えば、この日だけで1,000万円ぐらいでした。

ーーすごいですね!本社のイベントでも同じぐらいの成果が上がるんですか?

本社のイベントは2日間実施をしていますし、営業スタッフの人数が船橋店の4倍ぐらいいるので、見込売り上げは当然高くなります。2日間で2,000万円ぐらいの成果を出せたこともありますね。

ただ今年の10月に本社で行ったイベントは、2日間で1,200万円の見込売り上げでした。そのように考えると「船橋店、強いな」という印象ですね。(笑)

ーー船橋店の成果が良かったのはどのような要因が考えられますか?

初めてのイベントだったからというのがひとつと、秋葉さんの営業力が優れているからというのがひとつですね。

あとはイベントにかけていた思いが強かったです。3人で運営をしていたので、本社で行うイベントよりも一致団結できた感じがしましたね。「来てくださった方は全員アポイントにつなげよう」と3人で決めて、全力で取り組みました。

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お客様の気持ちを想像して企画する

ーー船橋店のイベントでは、柏市で有名な美味しい食パンを配ったと伺っています。

そうですね。地元で有名な食パンを配りました。

過去に本社で行ったイベントでも食べ物を無料で配ることはよくやっているんですよ。例えば「肉フェス」と題して、A5ランクのお肉を食べてもらったり、「カーニバル」と題して、蟹を食べてもらったり。去年の1月には「イケ麺祭り」というイベントで、ラーメンを配ったりもしていましたね(笑)

リフォームイベントのチラシの一部です!

ーーすごい楽しそうですね(笑)

はい、こちらも楽しかったですし、来ていただいた皆さん、楽しんでいましたね。

ユウマペイントにわざわざ出向いてもらうので、喜んで欲しいという思いが根底にあるんですよ。企画段階から、どうしたらお客様に喜んでもらえるだろうと考えていますね。

ーー具体的には、どのように企画されているんですか?

お客様の気持ちを連想ゲームのようにして企画しています。例えば、8月だったら「8月は夏だね。夏と言えば、なんだろう……お祭りかな。みんなお祭り好きだよね。お祭りといえば屋台かな。じゃあ、イベントでも屋台を出せば喜んでもらえるかもしれない」といった感じです。

実際8月のイベントは「夏祭り」をテーマに、屋台を出してイベントを行いましたね。

ーー お客様の気持ち起点で企画を設計するんですね。 販売企画部だけで決めているんですか?

いえ、販売企画部で大まかな案を考えたあとに、営業部と一緒に会議をします。営業部が打ち出したいことやお客様が最近どのような話をしていたかを聞いて、企画をさらにブラッシュアップしています。

「ユウマペイントに相談すれば大丈夫」という安心感を提供したい

ーー単なる「リフォーム相談会」ではないイベントばかりだなと感じています。そもそもこのようなイベントを行っている理由はなんでしょうか?

「集客」という目的ももちろんあるのですが、日頃からお世話になっているお客様への感謝の思いで行っていますね。イベントには、リフォーム相談とは全然関係ないお客様も来ますし、ユウマペイントで既に工事をされたお客様もたくさん来てくれるんですよ。

例えば「〇〇さんに会いに来たよ」とか「楽しそうだったから来たよ」と言って、参加してくれますね。みなさんユウマペイントの近くに住んでいるので、予約していないときでも、フラッと遊びに来ます。

久しぶりに会えると、話も盛り上げりますし、こちらも嬉しいんですよね。

ーー友達に会いに行くぐらいの感覚なんですかね。

それに近いかもしれないです。スタッフのファンみたいな人もいるんですよ。

10年前に工事をされたお客様で、その後ずっとイベントにだけ参加し続けて、スタッフに会いに来てくれている人もいます。

あと知り合いを連れて来る人もいますね。ユウマペイントを紹介したいからと言って、イベントに一緒に参加してくれます。

ーーお客様との距離が近いと思うのですが、そのような関係性を築いているのはどのような理由からなんですか?

「何かあったらユウマペイントに相談すれば大丈夫」というサービスとしての安心感をお客様に持って欲しいという思いが前提あり、日々そのように関わっているからだと思います。そのような安心感は、お客様との距離が近くないと生まれないと思うんですよ。

実際「電話までするの申し訳ないから」とか「わざわざ家まで来てもらうの申し訳ないから」といって、イベントに来て、相談をしてくれるお客様もいます。

小さな声にも耳を傾けられる人間で在りたい

ーーここまでお話を聞いて、イベントをうまく活用されているなと思いました。そのようにできている理由はなんでしょうか?

ひとつはやり続けていることですかね。イベントはもう10年ぐらい毎年実施し続けています。

無料で配っているプレゼントもあるので、毎回100万円ぐらい費用はかかるんです。それでも成果が出ない時期もありました。

ただそこで諦めてしまうのではなくて、改善を繰り返しながら実施し続けていたら、今のような結果が出るようになりましたね。

ーー上手くいかなくてもやり続けた。

はい、それは社長の思いをみんなが理解しているから続けられたと思っています。

ユウマペイントでは2058年までに100億円企業を目指すというビジョンを掲げています。しかし例えそれを達成したとしても「本社は絶対に柏市に残す。柏市に納税する」と社長が言っているんですね。

それだけ地域を大切にしたいんだと思いますし、小さな声にも耳を傾けられる人間で在りたいんだと思います。みんなそれに共感して、できることを一生懸命取り組んでいるんですよね。

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