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「食べるを楽しむ場づくり」を通じた地方創生!茨城ロボッツの新しいチャレンジを支える2人のキーマン

茨城ロボッツは、2019年7月からM-SPOユードムアリーナに隣接するM-SPO内カフェレストランを直営に切り替え、本格的に飲食事業へ参入した。

元々この場所は1993年にデパートが閉店してから24年もの間空き地となっていた場所を、茨城ロボッツのグループ会社であるISTMが時限的に借り受けて、水戸市との協働により芝生が美しい「まちなか・スポーツ・にぎわい広場(M-SPO)」を開設したことからはじまった。
水戸市街の「ど真ん中」を活性すべく、アリーナやスタジオでのバスケットボール・チアスクール事業やイベント、グロービス水戸校をはじめとするスポーツと文化、学びの場づくりなど、を展開している。

今回は茨城ロボッツが新たに「食べるを楽しむ場づくり」を通じてどのように街を活性化させていくのかー。を2人のキーマンにインタビューした。

なぜプロスポーツクラブが飲食事業に参入するのか

(川﨑)
プロスポーツのスタジアムやアリーナを見ると「グルメ」はきっても切れないものだと思います。「食べること」を通じてより楽しみが倍増する、ということは能書きなしに誰もが納得することなのではないかなと思います。ビールを片手に観戦を楽しむ!想像しただけで楽しいですよね。

ISTMはロボッツの子会社として、スポーツと街づくりを通じてワクワクを生みだしていくことをミッションとしています。「食べるを楽しむ場づくり」はワクワクを生んでいくことは間違いない。であれば、自分たちの手で「食べる」を企画して発信していこうと考えています。特に茨城は「食の王国」。ロボッツのファンやスポンサーの中にもたくさんの生産者がいます。私たち自身がメディアの役割を果たし、切り口や楽しみ方、発信を変えることで魅力を引き出していけると思っています。

(左が川﨑、右が田口。)

なぜこの街のど真ん中にこだわるのか

(川﨑)
アリーナでの楽しみ方を「食」を通じて創ることはもちろんですが、それ以上に僕らはライフスタイルの中で「食べるを楽しむ場づくり」を通じてワクワクする空間をつくっていきたいと思っています。
というか、再生する、という方が正しいかもしれません。仕事帰りに寄れる、お母さん同士でふらっと使える、家族でも遊びに来られる、そんな場を街の真ん中に作ることには意味があると思っています。

M-SPOのあるこの場所は、かつて水戸のど真ん中のワクワクのある場所でした。市外で育った僕からすると憧れであったともいえます。デパートの屋上の遊園地、帰りに連れて行ってもらうレストラン…子ども心に「いきたい!いきたい!」と思える場所がこの街なかでした。でも、今の子どもたちと話をしても、街なかは魅力的な場所かというとそうではないようです。

子どもたちの記憶に残る街なかを創る、ということにM-SPOはチャレンジをしています。そしてそれは、街なかへの憧れを抱いていた僕ら世代の記憶を呼び起こし、楽しい、と思えたものを街の中に再び創っていくことだと考えます。そして僕ら自身が街を楽しめる仕掛けをどんどん創っていくこと。
「食べるを楽しむ」をキーワードとした場づくりは、その中核になると信じています。

これから新しいお店づくりをスタートしていきますが、単なるレストランではなく、遊び心のある企画に満ちたおしゃれで、それでいてワイワイガヤガヤした空間を作っていきたいですね。マルシェが行われたり、パブリックビューイングが行われたり…みんなの記憶に残る、行きたい場所にしていきたいです。

個人の枠を超えた、よりスケールの大きなチャレンジを

そんな川﨑の想いと共にする仲間が田口だ。
田口は長年飲食事業に関わり、この水戸という街も熟知している。
なぜ田口はロボッツの飲食事業というチャレンジを次のステージに選んだのか。

(田口)
今年の7月1日からジョインさせていただきました。飲食に関わる仕事を16,7年続けて来て会社の成長性や自分の立ち位置をいろいろと見てきた中で、一定の達成感や手応えがあり、独立も視野に入れたタイミングでした。

そんな折に、茨城ロボッツが飲食事業に本格参入するという話を耳にしました。
プロスポーツクラブとのシナジーを活かすことで、より大きなチャレンジができるのではないか。新しい価値をこの街に創り出していけるのではないかと考えるとワクワクしました。ご縁がありお声掛け頂きましたが、その時には既に心は決まっていました。

店舗の枠を超えた事業の展開に向けて

リニューアルに向けて方向性の策定、カフェの新規メニュー作成、イベント企画、現場スタッフの教育など現状の問題は山積しております。

今後の構想はスタジアムでの出店や広場を借りてイベントを企画するなどお店の店舗スペースにこだわらず、複数の収入の柱を創ることです。

水戸市街の真ん中にあるカフェとして、人が集まる仕掛けをもっと創っていくこと、いろんな人を巻き込んでイベントを仕掛けていくことが目標です。

「食べるを楽しむ場づくり」を通じて『街』を盛り上げたいシェフを募集しています!

ワクワクする未来に向けて、現状では課題が山積みだと笑いながら話す2人。
この課題を乗り越えた先に、昔自分たちが憧れた街なかの賑わいがこの水戸の地に戻ってくると思うと、聞いているこちらもワクワクするインタビューとなった。
そんな2人の野望を実現する為には、どうしても新しいピース=仲間が必要だという。

(川﨑)
アイデアが豊富で実行力のある方。街が好きな方。これからお任せする仕事は、まさにこのお店の方向性を定めるメニュー作りや、茨城の魅力を食べるを通じて引き出していく仕事です。なので、既存の概念にこだわらず、お客さんを楽しませよう、街を元気にしよう、そういう心意気のある方とご一緒したいです。そういう意味では「たくさんの人を巻き込んでチャレンジするぞ!」と一緒に前のめりになれる方とご一緒したいですね。

(田口)
とにかくやる気がある!自分の実力でお店を上向きにしたい!もっとこうしたほうが売れる!自分の美味い料理でお客様を喜ばせたい!など意見をはっきりとお持ちの方のほうが楽しめる会社です。僕自身が求める部分としては人に言われて動く・やるではなく自発的に行動できる方と働きたいです。

今回のリニューアルにかけてほぼゼロベースでのスタートです。一緒に最高なお店を作り上げたい人!お待ちしてます!!

(左から2番目が川﨑。1番右が田口。)

(2人が目指すのは、街のど真ん中をいつも人と活気が埋め尽くす空間。)

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