東京ハイヤータクシー事業協同組合第52回優良社員表彰式が行われました。
おはようございます。
月日の経つのは早いもので、東日本大震災から10年が経過しました。
10年前の今日。
互助交通も所属する東京都ハイヤー・タクシー事業協同組合の優秀社員表彰式でした。
タクシーの乗務員さんは何かと表彰される機会があるのですが、事務所で働く職員は、まったくと言っていいほど表彰されるチャンスがありません。
そんな管理職の皆様の労をねぎらおうという思いから始まった表彰式でした。
まさに表彰式の真っ最中に、大きな揺れが東京を襲いました。
もちろん表彰式は中止。
私は、直前の会議まで現場にいたのですが、別の会議に出席するために銀座に移動していました。
地下鉄から地上に上がったところで大きな揺れを感じ、いつまでも続く揺れに不安を感じながらも、会議会場に向かったもののもちろん会議は中止。
街中はオフィスから批難してきたビジネスマンで埋め尽くされています。
この時点では、まだ誰もことの重大さに気が付いていなかったと思います。
会議会場近くのチェッカーキャブの事務局に行くと、テレビでは津波の様子が報じられ会議に参加の予定だった皆さんがその光景を見つめていました。
ただ、テレビに映る光景はあまりにも悲惨で、逆に実感がわかなかったのを覚えています。
震災で中断した表彰式ですが、翌年からも毎年続けて開催されてきました。
昨日、第52回表彰式が行われました。
残念ながら、コロナ環境の中昨年同様に式典を行うことはできず、表彰所及び記念品の授与が個別に行われるのにとどまってしまいました。
来年は、しっかりと式典を開催できればよいのですが。