こんにちは、人間の細川です。
僕がマツリブに入社して変わったことは
「物事の本質」を探るようになったことです。
マツリブではお客様の事業計画を作る特性上、「素晴らしい技術を持っているのになぜ業況が悪いのか?」「お客様はああ言っていたけれど、本当にやりたいことなのか?」というような「本質を探る」ことをします。
「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である」
という有名な言葉があります。
お客様の言葉をただ聞くだけでは「ドリル」にピントが合ってしまい、「穴」を見落としてしまいます。この「穴」に最も近い手段を提示することが我々の仕事だと考えています。その結果お客様との打合わせを重ねていく内に、事業計画が当初とは違うものになることも多いです。それでもお客様の未来を背負っている以上、ドリルを提示するだけの手抜き仕事はできません。
この「本質を探る」ということは、自分の治したい癖や考え方にも応用できて、例えば僕は何となく沈黙が苦手でした。沈黙が発生するとなんだか嫌な気分になって意味もなく発言したり、仕事のパフォーマンスが悪くなったりしていました。しかし、マツリブで「本質を探る」を学び、仕事を進める過程で、自分のそれと向き合う場面がありました。
結果として、自分の家庭は幼い頃から騒がしく、沈黙が発生するのは喧嘩や叱られる場面だったことに気が付きました。これがきっかけで、沈黙に対しての悪いイメージが定着してしまい、どんな状況でも沈黙が発生すると「今は悪い状況なんだ」と勝手に思うようになってしまっていたということがわかりました。
お客様の「頑張っているのに良くならない」や「わからないけど良い評価を得ている」などの、無意識下で当たり前になっている現象の「本質を探る」ことが、結果として自分自身の成長へと繋がる。
お客様の事業と共に自分も成長したい。そんな方にはうってつけの仕事だと考えています。