こんにちは、High Linkでプロダクトデザイナー兼プロダクトマネージャーをしている佐野葵(https://twitter.com/_aaaaa_design )です。
現在、High Linkには5名(正社員2名、業務委託3名)のデザイナーが所属しています。
主軸事業の「カラリア 香りの定期便」はお客様がWEBサイトで選んだ商品をお届けするサービスのため、デザイナーはオンラインからオフラインまで幅広いデザインを担当しています。
具体的には、サービスの体験設計やUIデザインを中心に、ユーザビリティテストやユーザーインタビューといったユーザーリサーチや、チラシや冊子のグラフィックデザイン、時にはフォトディレクションを手掛けることもあります。
今回は、そんなやりがい溢れるデザインチームの文化と働き方について、余すことなくお伝えしていきます!
それではレッツゴ〜
チームで作る
私たちは、より良いデザインを作るため、チームでのデザインワークを大切にしています。
具体的な取り組みの例として、デザインレビューをご紹介します。
デザインレビューは主に2つの目的で実施しています。
まず、デザインの一貫性と品質向上のためです。
サービスのブランディングやユーザビリティの観点で、デザインの一貫性を担保する必要があります。さらに、様々な経験を積んできたメンバーの知識をかけあわせることで、1人で作るよりも良いデザインになると考えています。
次に、デザイナーのスキルアップです。
レビューを通じて「自分ならどうデザインするか?」を徹底的に考え抜くことで、思考・言語化の訓練になったり、メンバーの意見を通じて、新しい物事の見方を吸収することができます。
レビューの方法は様々で、朝会や定例の時間にディスカッションしたり、Figmaのコメント機能を使ってテキストで書き込んだりと、目的やシーンにあわせて使い分けています。
他職種と一緒に作る
High Linkでは、プロダクトマネージャーが企画を固めた後に、デザイナーがデザインをして、最後にエンジニアが開発をするといった職能ごとの分業ではなく、色んな立場から意見を出し合って、施策目的に沿って落とし所を考えるスタイルです。
よって、デザイナーは決められたものをそのまま作るのではなく、企画が曖昧な段階からミーティングに参加してどんな体験にすべきか議論したり、手を動かして目に見えるものを作ることで議論を前進させる動きが期待されています。
また、時には企画立案やその進行を担当することもあります。
協業相手は様々で、たとえば香水メーカー様とのお取り組みにおいては事業開発メンバー、お客様の求めるレコメンドシステムを検討する際は機械学習エンジニア、デザインシステムだったり施策の仕様についてはエンジニアになります。
事業の成長を見据えて、色んな職種のメンバーと一緒にモノづくりをしたい方にぴったりの環境です。
振り返って改善する
HIgh Linkでは、振り返って改善する文化があり、プロダクトだけでなく組織や仕組みも高速で改善されています。振り返りではKPTというフレームワークを使うことが多く、2週間に1度くらいのペースで施策関係者全員、デザインチーム、1on1など様々な単位で振り返り会を実施しています。
※KPTとは振り返りのフレームワークの一つであり、仕事やプロジェクトなどを対象に「Keep(成果が出ていて継続すること)」「Problem(解決すべき課題)」を洗い出し分析した上で、具体的な改善策としての「Try(次に取り組むこと)」を検討するという流れで行われます。
最近のデザインチーム振り返り会では、新しく入社したメンバーがサービスの全体感を把握するのに時間がかかる課題があったため、サイトマップを作って可視化する改善を行いました。
他にもデザインファイルの運用方法やUIコンポーネントの作り方など、自分たちがよりデザインしやすい環境をつくるため地道に振り返りと改善を続けています。
ユーザーファースト
ユーザーファーストのプロダクトづくりを実現するため、インタビューやユーザビリティテストなどの定性データと、ログやアンケートなどの定量データの両方のユーザー情報を活用しながら体験設計やUIデザインを行っています。
また、会社全体でユーザ視点の議論が盛んに行われていることも特徴です。エンジニアやプロダクトマネージャーなど、デザイナー以外のメンバーもユーザー体験の重要性を理解していることが、デザインワークや議論の進めやすさに繋がっています。
最後に
今回はデザインチームの文化と働き方についてご紹介しました。
High Linkのデザインチームはまだまだ発展途上です。
この記事を読んで少しでも興味をもってくださった方はぜひ一度カジュアルにお話しませんか?
ご連絡お待ちしております!