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エシカル消費推進部×消費者庁!今年もエコプロ2022に行ってきました!

消費者庁様のブースで、エシカルワークショップを開催しました!

エコプロの「すごい」と思うところは、参加者の層が幅広いこと。

SDGsもエシカル消費も、ここ数年である程度多くの人が認識したように感じます。その分、中途半端な取り組みや見せかけに敏感になっている人がいることも事実。

そんな中、エコ活動について取り組む大人たちだけでなく、純粋な目をして一生懸命学んだことをメモに取る小中学生、流行に敏感ながらも、自分たちが大人になった未来に向けて真剣な表情を見せる高校生など、若い世代の参加者が多いのが印象的。彼らに未来を託す大人として真摯に取り組む気持ちを新たにできる3日間だったように思います。

エシカル消費は、ジブンゴトにできる!

私たちのSDGsに関する考え方は、以前記事としてご紹介させていただきましたが、やはり趣味という切り口で接点を持つことによって、一人一人が自分に合った方法でエシカル消費をすることへの理解を深め安くなったり、自分にはできない…という抵抗感の払しょくにつながると実感した3日間でもありました。

なぜなら、趣味を通せば大きな問題でも「楽しみながら」取り組めるから。
これは誤解のないようにお伝えしないといけませんが、問題を軽んじているわけでも、楽しければいいじゃない的なノリでもありません。
世界的規模で取り組まなければならない課題、という、一見自分とは縁遠い大きな問題から目をそむけたくなってしまわないよう、自分なりの「続ける理由」を見出すことが重要だと思うのです。

その理由が「楽しいから」「癒しだから」「成長できるから」など、前向きな感情とつながれば、それは生活の中の「当り前」になります。

無理せずジブンゴト化できれば、エシカル消費の輪はどんどん広がるのではないでしょうか。

社会的意義と楽しみの同居を突き詰める

そういうわけで、私たちは「楽しい趣味」でありながら、しっかりと社会課題解決ができる、また、その話題が広がるような仕掛けについて議論し、軸を決めました。
それが「それ、持ち帰ったらママは喜んでくれる?の視点」です!

なんのこっちゃとお思いでしょうか。
実はこれ、エシカル消費推進部長の黒柳が提唱したものです。

要するに、お子さんたちがせっかく楽しんで作っても、家に持って帰ってお母様に「また要らないもの増やして!」と怒られてしまうと本末転倒。だってゴミになってしまうじゃないですか。
どれだけ意義があっても、それだけではやはりダメなのです。全然エシカルではないのです…。
この軸が決まったとき、私たちはエコプロ2022の成功を確信しました。
自己満足でもない、楽しいだけじゃない、堅苦しすぎずに学べるコンテンツを提供し、エシカルを生活に取り入れるヒントを持ち帰ってもらえると。

そこで、今回ご協力いただいたのがこちら3つのワークショップを主催されている先生方。

どれも、すごく素敵ですよね!

門松は、竹の間伐材(森林の成長過程で密集化する立木を間引く間伐の過程で発生する木材)を使用しています。また実はこちら、間伐材を使った竹灯籠イベントで飾られ役目を終えた竹筒をさらに再利用して作ります!
そしてワークショップを通し、間伐材とは何か、から始まり、里山問題、間伐材の活用についてを学んでいきます。

↑竹は成長が早く、どんどん生えてきてしまう。適度に伐採することで山が健康な状態に保たれる。逆に手入れをしないと山は荒れてしまうんだよ、という間伐材の話をしているところ。

そして「ハチミツコネコネ石けん」のワークショップ。こちらはミツバチ減少の問題の話をしながら。
日本では、ミツバチの減少が問題になっています。それは環境が悪くなったり、「刺されるとイヤ」という人間の勝手な理由で駆除されてしまっているからなんだそう。
ですが、ミツバチは危害を加えなければ見境なく攻撃してくることはなく怖くないし、受粉をしてくれるミツバチがいなくなると多くの品種の植物が育たなくなり、食糧危機が訪れてしまうんですよ、というお話をしています。

↑真剣に学ぶ小学生たちの顔!この気づきが、楽しい体験とつながり記憶されていきますように…

最後は、ディンプルアートでオリジナルエコバッグを作るワークショップ。
ディンプルアートとは、車のフロントガラスの廃材から作られた超透明絵の具。車という大きな廃材から、アートに使える絵の具が生み出されるという驚きから、アップサイクルについて学びます。

↑友達同士でお揃いのものを作れば、長く使ってもらえること間違いなし!

いかがでしょうか?
こうして日常使いできるもの、お気に入りのものを作ることで、自分の生活の近くにエシカル消費があること、また、環境問題そのものだけでなく、取り組むための方法がたくさんあることに気づけると思いませんか?

大きな問題でも、本気で取り組み新しいチャレンジをする

ここまで、具体的な活動を通して私たちの想いや姿勢を感じ取っていただけましたでしょうか。
私は、趣味なびのメンバーは全員が「前進力」のある人間だと思っています。
勝手に作った言葉ではありますが、何か新しいことをやってみるときや、解決しなければならない問題が大きいときでも、「そんなのムリだよ!」と最初から後ろ向きなことを言う人が一人もいません。
むしろ、「一人ではできないから、チーム、あるいは組織が一丸となって頑張ろう!」とチャレンジできる人ばかり。

だからこそ、クライアント企業様にも会員様にもその空気感が伝わり、いつの間にか立場を超えた「プロジェクトチーム」として目標に向かって仕事ができるのでは、と思っています。

もちろん、苦しい仕事や我慢を強いられる時もありますが、それでも一緒に頑張れる仲間がいるから、諦めずにいられます。
そして、私たちは全員が趣味人。「疲れたなら思いっきり趣味でリフレッシュしておいで!」と、プライベートを充実させるべく送り出してくれます。

どうでしょう。新しい年はすぐそこ。来年、趣味なびで私たちとともに働いているご自身を想像してみてください!

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