100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスのざき山です。
今日も複業メディア「ウィズパラ」で取り上げたテーマ「ゼロクリック検索時代からAI検索時代へ・・・新時代のWebマーケティングを考察する」について紹介していきます。(元記事:https://wizpara.com/3145/)
最近、AIが悪用され企業や国・自治体のITシステムの脆弱性を暴かれ、個人情報が流出したというニュースを良く耳にします。
このままだと数年以内に人類はAIに滅ぼされるなんて意見すら耳にするほどです・・
人類にとってデメリットも大きいこのAI開発、しかしわかっているのは、この開発の流れは止まらないということです。囚人のジレンマってやつですね。
そして我々、フリーランスにとっても少なからず影響があります。
もっとも釈然としないのはAIの台頭でWebサイトを作っても閲覧されなくなってきているという時代の流れでしょうか。
AIが台頭する少し前にも、検索エンジンが検索結果の最上部に最適解を表示するゼロクリック検索時代がありました。
この時代にもWebサイト全体へ流入するアクセス数が大幅に減少した記憶があります。
Webサイトの存在意義が大幅に減少したことを意味します。
しかし閲覧する一般ユーザーにとっては良い事づくめです。
わざわざ、いくつもの可読性の低いWebサイトから必要な情報を洗い出すことなく、見やすく簡潔に一番大事な情報のみを表示してくれるわけですから。
そしてこの流れはAI検索時代になり加速します。
そもそも検索エンジンに入力される言葉は、すでにキーワードではなく、人間の言葉として入力され、回答も該当するWebサイトの一覧としてではなく、AIによって最適解が図表を含めた豊富な情報としてまとめられ、あまりの精度にそれが「最適解」であることに疑いを持たなくなってきました。
情報を調べる一般ユーザ側にしてみれば、使い勝手が良く、これに慣れたらWebサイトの検索結果一覧から個別にサイトを訪れて情報を洗い出すなんてやってられないというのも良くわかります。
しかし、やはり釈然としないのは、AI側がそれら「最適解」を表示するための学習・リサーチには、我々、Web制作者側のWebサイトのコンテンツから情報を吸い上げているのです。
それら情報をさらった上で、自らの知識としてAIは回答します。(ソースを明らかにすることもありますが・・)
これは、感覚的にはコンテンツの盗用だと感じます。釈然としないのもはまさにこの点。
情報を発信する側のこのような不満はくすぶるものの、この時代の流れはおそらく変わらないでしょう。
今日はAI時代に、情報をまとめ、発信する意義はあるのか?
Webサイトの運営側はどのようにして自らのサイトにアクセスを呼び込むのか?
AI時代のWebマーケティングはどのような選択肢・戦略があるのかを、考察してみたいと思います。
誰もWebサイトに訪問しない・・・ゼロクリック検索/AI検索時代のWebサイト制作者の苦悩
検索順位が上がってもアクセスが増えるとは限らない
かつてSEO対策といえば、検索結果で上位表示を獲得することが最大の目標でした。
検索順位が上がればアクセスが増える。アクセスが増えれば広告収入や問い合わせも増える。
非常にシンプルな構造です。
しかし、ゼロクリック検索の登場によって、この前提が崩れ始めました。
検索結果の上部に強調スニペットやナレッジパネルなどが表示され、ユーザーがWebサイトを訪問しなくても疑問を解決できるようになったわけです。
さらにAI検索では、複数のWebサイトから情報を収集・整理し、質問に対する回答そのものを検索画面上で提示するようになりました。
つまり、検索結果で上位表示されていることと、実際にユーザーがサイトを訪問してくれることは、もはやイコールではなくなったのです。
SEO対策に時間とお金をかけ、検索順位を上げることに成功しても、以前ほどのアクセスが集まらない。
Webサイト制作者やコンテンツマーケティングに取り組んできた事業者にとっては、なかなか厳しい時代になりました。
AIがコンテンツを作れるようになり、情報の希少性が失われた
もうひとつの大きな変化が、コンテンツ制作そのもののハードルが下がったことです。
以前は、Webサイトに掲載する文章を作成するだけでも、それなりの知識や経験、ライティングスキルが必要でした。
専門知識を調べ、情報を整理し、読みやすい文章に仕上げる。
これだけでも相応の労力が必要だったわけです。
しかし、現在ではAIに指示を出せば、ある程度まとまった文章を短時間で作成できます。
専門的なテーマについても、一般的な情報を整理した記事であれば、誰でも比較的簡単に作れるようになりました。
その結果、Web上には似たような内容のコンテンツが大量に生み出されることになります。
これまで情報を整理して記事にすること自体に価値があったとすれば、その価値は相対的に低下していくでしょう。
情報をまとめるだけのWebサイトは、AIによって代替されやすくなってしまったのです。
Webサイトの制作費や運営費を回収することが難しくなる
Webサイトは、作って終わりではありません。
企画、取材、執筆、デザイン、コーディング、SEO対策、更新作業……。
事業者がWebサイトを運営するには、さまざまなコストが発生します。
これらのコストを回収するためには、一定のアクセス数を確保し、広告収入や商品購入、問い合わせなどにつなげる必要があります。
ところが、検索経由のアクセスが減少していくと、従来の収益モデルが成立しにくくなります。
特に広告収入を主な収益源としているメディアやブログにとっては深刻です。
アクセス数が減少すれば、広告の表示回数も減少します。
また、アフィリエイトサイトについても、商品やサービスの特徴を整理して比較するだけのコンテンツは、AIの回答に代替される可能性があります。
これまでWebサイト制作やSEO対策に投資してきた事業者は、費用対効果を改めて見直す必要があるでしょう。
AI検索に情報を提供する側と、利益を得る側の不均衡
個人的にもっとも釈然としないのが、この問題です。
AIがユーザーに最適な回答を提供するためには、膨大な情報が必要です。
その情報の多くは、企業や個人が時間と労力をかけて作り上げ、インターネット上に公開してきたコンテンツです。
もちろん、情報を公開することによって検索流入や広告収入、問い合わせなどの恩恵を受けてきた側面もあります。
しかし、AIが情報を利用して回答を完結させてしまえば、情報の発信元には十分な見返りがないまま、ユーザーとの接点だけがAI側に移ってしまう可能性があります。
これは単純にAIが悪いという話ではありません。
AIサービスを提供する企業にも開発費や運営費がかかりますし、ユーザーにとって便利なサービスを提供すること自体は否定されるものではありません。
ただ、情報を作る側と、それを利用してサービスを提供する側の利益配分が適切なのかという問題は、今後ますます議論されるべきだと思います。
それでもWebサイトが不要になるわけではない
ここまでWebサイトを取り巻く厳しい状況を紹介してきましたが、だからといってWebサイトが不要になるわけではありません。
そもそも、AIがどれほど優れた回答を提示してくれたとしても、その回答を信頼してよいのか、最終的に判断するのは人間です。
また、AIの回答だけでは完結しない行動も数多くあります。
例えば、飲食店を探している人は、AIからおすすめの店を教えてもらうだけでなく、実際の店舗の雰囲気や料理の写真、営業時間、予約方法などを確認したいでしょう。
商品を購入する場合も、メーカーの公式サイトで詳細を確認したり、販売ページで購入手続きをしたりする必要があります。
企業に仕事を依頼する場合なら、実績や担当者の人柄、会社の理念などを確認したくなるはずです。
つまり、AIによって情報収集のプロセスが効率化されても、信頼を獲得したり、商品やサービスを購入したりするための接点は必要なのです。
問題は、これまでと同じWebサイトを作り、同じ方法でアクセスを集めようとしても、通用しなくなっているということです。
ゼロクリック検索/AI検索時代のWebマーケティング手法とは
では、これからの時代、Webサイトを運営する側はどのようなマーケティング戦略を取ればよいのでしょうか。
従来のSEO対策を完全に捨てる必要はありませんが、それだけに依存するのはリスクが高くなります。
いくつか有効だと考えられる手法を紹介します。
AI検索に引用・参照されることを意識したコンテンツ制作
まず取り組みたいのが、AI検索に自社のコンテンツを参照してもらうための対策です。
最近では、こうした取り組みをGEO(Generative Engine Optimization)やAEO(Answer Engine Optimization)と呼ぶことがあります。
従来のSEOが検索エンジンで上位表示されることを重視していたのに対し、GEOやAEOではAIが回答を生成する際に、自社の情報を参照・引用してもらうことを意識します。
具体的には、次のような対策が考えられます。
・質問に対する結論を冒頭で明確に提示する
・見出しを整理し、情報の構造をわかりやすくする
・専門用語や固有名詞を正確に記載する
・独自の調査データや具体的な数値を掲載する
・情報の出典や根拠を明らかにする
・著者の専門性や実績を明示する
・定期的に情報を更新する
AIが情報を読み取りやすいように整理することは、従来のSEO対策にも通じる部分があります。
ただし、AIに引用されるための確実なテクニックが確立されているわけではありません。
構造化データを実装すれば必ず引用される、といった単純な話でもありません。
大切なのは、AIにとっても人間にとっても、信頼できる情報源となるようなコンテンツを作ることです。
AIには作れない独自の情報・一次情報を発信する
今後、ますます価値が高まるのが一次情報です。
一次情報とは、自ら調査したデータ、実際に体験したこと、現場で得た知見など、情報の発信者自身が生み出した情報のことです。
例えば、飲食店の紹介サイトであれば、インターネット上にある店舗情報をまとめるだけではなく、実際に足を運び、料理を食べ、店主に話を聞いたうえで記事を作る。
Web制作会社であれば、実際に制作したサイトの成果や、制作過程で直面した課題、改善した結果などを公開する。
こうした情報は、単純に既存のWeb情報を整理するだけでは生み出せません。
もちろん、AIを使って文章を整えたり、情報を分析したりすることは可能です。
しかし、実際に経験したことや、そこから得られた独自の視点には、発信者ならではの価値があります。
誰でも簡単に作れる情報が増える時代だからこそ、誰でも作れるわけではない情報を発信することが重要になるでしょう。
SNSや動画など、検索エンジン以外の集客経路を確保する
これまでWebサイトへの集客といえば、検索エンジンからの流入が大きな柱でした。
しかし、検索エンジンに依存した集客モデルは、アルゴリズムの変更やAI検索の普及によって大きく影響を受けます。
そこで重要になるのが、検索エンジン以外の集客経路を確保することです。
例えば、次のような方法があります。
・XやInstagramなどのSNS
・YouTubeなどの動画メディア
・メールマガジンやLINE公式アカウント
・オンラインコミュニティ
・セミナーやイベント
・既存顧客からの紹介
特にSNSや動画は、検索エンジンとは異なる形でユーザーとの接点を作れるのが強みです。
検索エンジンは、基本的にユーザーが何かを知りたいと思ったときに利用するものです。
一方、SNSや動画では、ユーザーが特に何かを調べていなくても、偶然コンテンツに触れて興味を持つことがあります。
つまり、検索エンジンが顕在化したニーズを拾う仕組みだとすれば、SNSや動画は潜在的なニーズを掘り起こす仕組みともいえます。
ただし、SNSもプラットフォーム側のアルゴリズムに依存するという意味では、完全に安定した集客経路ではありません。
最終的には、自社サイトやメールマガジンなど、自分たちで顧客との接点を維持できる仕組みを持つことが理想です。
Webサイトへのアクセス数ではなく、問い合わせや成約を重視する
従来のWebマーケティングでは、アクセス数や検索順位が重要な指標として扱われてきました。
もちろん、これらの数字が不要になるわけではありません。
しかし、AI検索時代には、アクセス数だけを追いかけることの意味が薄れていく可能性があります。
例えば、これまで月間10万PVを獲得していたWebサイトが、AI検索の影響で月間3万PVになったとします。
一見すると大きな後退ですが、残った3万PVが購買意欲の高いユーザーによるもので、問い合わせや成約につながっているのであれば、必ずしもビジネスとして悪化したとはいえません。
また、AI検索で情報を収集したユーザーが、後日、会社名やサービス名を直接検索して問い合わせてくるケースも考えられます。
こうなると、最初の接点がAI検索だったのか、SNSだったのか、検索エンジンだったのかを正確に把握することも難しくなります。
今後はPV数や検索順位だけでなく、次のような指標も重視したいところです。
・問い合わせ件数
・購入・契約件数
・成約率
・顧客獲得単価
・リピート率
・顧客生涯価値(LTV)
・指名検索数
Webサイトを訪問してもらうこと自体を目的にするのではなく、最終的なビジネスの成果につながっているかを確認する必要があります。
個人や企業そのもののブランド力を高める
最後に、これからの時代に重要になるのがブランド力です。
AIが情報を整理し、最適な選択肢を提示してくれるようになるほど、ユーザーは情報の内容だけでなく、誰が発信しているのかにも注目するようになると考えられます。
例えば、同じような情報を発信しているWeb制作会社が2社あったとします。
一方は、一般的なWeb制作の知識をまとめているだけ。
もう一方は、長年の制作実績があり、担当者の考え方や仕事への姿勢、具体的な成功事例なども積極的に発信している。
どちらに仕事を依頼したいと思うでしょうか。
もちろん、価格や技術力などの条件もありますが、後者のほうが信頼感を持ちやすいのではないでしょうか。
AIによって一般的な情報の価値が相対的に低下するほど、個人や企業そのものに対する信頼や共感が重要になってくると思います。
AIにおすすめされることも大切ですが、そもそもユーザーが自分の意思でその会社や人物を選んでくれる状態を目指すことも重要です。
テキストで伝える正解・情報ではなく、人の感情をゆさぶる魅力を詰め込む・・・それがWebサイトの役割
ここまでAI検索時代のWebマーケティングについて考察してきましたが、個人的には、Webサイトの役割そのものが変わっていくのではないかと考えています。
これまでWebサイトは、情報を伝えるための媒体としての役割が非常に大きかったと思います。
商品の特徴、サービスの内容、料金、アクセス方法、専門知識、ノウハウ……。
ユーザーが知りたい情報を、できるだけわかりやすく、正確に伝えることが求められてきました。
しかし、情報を伝えるという役割は、AIによって大きく代替されようとしています。
では、これからのWebサイトには何が求められるのでしょうか。
正解を教えるだけならAIに任せればいい
例えば、「おすすめのWeb制作会社を教えてください」とAIに質問すれば、条件に合った会社をいくつか紹介してくれるでしょう。
「WordPressの使い方を教えてください」と質問すれば、具体的な操作方法を説明してくれます。
「おすすめの副業を教えてください」と質問すれば、さまざまな選択肢やメリット・デメリットを整理してくれます。
こうした一般的な質問に対して、正確な情報をわかりやすく提示するという役割は、今後ますますAIが得意とする領域になるでしょう。
そのため、Webサイトが単に情報の正確性や網羅性だけを競い合っても、差別化は難しくなります。
むしろ、情報の整理や一般的な正解を提示する部分はAIに任せてしまってもよいのかもしれません。
人間の経験、価値観、失敗談には独自の価値がある
では、人間が発信する情報に価値がなくなるのかといえば、そんなことはないと思います。
むしろ、これからは人間ならではの経験や価値観が、これまで以上に重要になるのではないでしょうか。
例えば、同じフリーランスというテーマを扱う場合でも、一般的な独立のメリット・デメリットを整理した記事と、実際に20年近くフリーランスとして働いてきた人間が、自分の失敗談や葛藤、仕事への考え方を交えて書いた記事では、まったく違うものになります。
どちらが情報として正確かという話ではありません。
後者には、その人が実際に生きてきた時間や経験が詰まっています。
読んでいる人が共感したり、反発したり、何かを考えさせられたりする。
こうした体験は、単に情報を整理するだけでは生まれません。
もちろん、AIでも人間らしい文章や体験談のような文章を作ることはできます。
だからこそ、実際に経験した人間が、自分自身の言葉で発信することに意味があるのだと思います。
便利さだけでなく、面白さや意外性を提供する
AI検索は、ユーザーの疑問を解決するという意味では非常に優れたツールです。
しかし、ユーザーが求めているものは、必ずしも最短距離で得られる正解だけではありません。
例えば、旅行を計画するとき、AIに最適な観光ルートを提案してもらうのは便利です。
でも、実際には目的地を決めずに電車に乗ってみたり、偶然見つけた小さな店に入ってみたり、予定になかった場所で長居してしまったりすることも旅行の醍醐味です。
Webサイトにも同じことがいえると思います。
必要な情報だけを効率よく取得できるサイトも大切ですが、ついつい読み進めてしまうサイト、思わず笑ってしまうサイト、書き手の考え方に興味を持ってしまうサイトにも価値があります。
情報を得るためだけではなく、そこに訪れること自体が楽しい。
そんなWebサイトは、AIによって簡単に代替されるものではないでしょう。
誰が発信しているのかが、コンテンツの価値を左右する
これからのWebサイトは、何が書かれているかだけでなく、誰が書いているかが重要になると思います。
例えば、同じテーマについて書かれた記事が2つあったとして、片方は匿名の情報まとめサイト、もう片方は実績や経歴が明確な専門家が、自分の経験をもとに書いた記事だったらどうでしょうか。
情報の内容が似ていても、後者のほうが信頼できると感じる人は多いはずです。
また、必ずしも専門家である必要もありません。
特定の趣味に没頭している人、独特の価値観を持っている人、特定の分野について長年考え続けている人。
そうした人たちが発信する情報には、その人ならではの魅力があります。
これからはWebサイトそのものが、発信者の人柄や価値観、専門性を伝えるメディアになっていくのではないでしょうか。
情報を消費する場所から、人とつながる場所へ
もうひとつ、Webサイトに期待したい役割があります。
それは、人と人がつながるための場所になることです。
情報を得るだけならAIで十分かもしれません。
しかし、同じ価値観を持つ人と交流したい、自分の考えに共感してくれる人を見つけたい、特定の趣味や活動を一緒に楽しめる仲間が欲しい。
こうした欲求は、情報を取得するだけでは満たされません。
例えば、特定の趣味について情報を発信しているWebサイトがあったとします。
そのサイトをきっかけに読者が集まり、コメントやイベント、オンラインコミュニティなどを通じて交流が生まれる。
こうなると、Webサイトは単なる情報発信の媒体ではなく、人が集まる場所としての価値を持つようになります。
AIが情報を効率よく提供してくれる時代だからこそ、人間同士の交流やコミュニティの価値は相対的に高まっていくのではないでしょうか。
まとめ:AIに代替されない価値を持つWebサイトを目指そう
ゼロクリック検索からAI検索へ。
Webサイトを取り巻く環境は、ここ数年で大きく変化しました。
これまでのように、情報を整理して記事を作り、SEO対策によって検索上位を獲得すればアクセスが集まるという時代は、少しずつ過去のものになっていくでしょう。
もちろん、SEO対策が不要になるわけではありません。
AI検索に参照されるための対策も必要ですし、検索エンジンからの流入も引き続き重要です。
ただ、それだけに依存するWebマーケティングには限界が見え始めています。
これからは、独自の経験や一次情報を発信すること、SNSや動画など複数の集客経路を持つこと、そして個人や企業そのもののブランド力を高めることが重要になるでしょう。
そして、Webサイトそのものも、単に正解や情報を提供する場所から、人の感情を動かし、興味を持ってもらい、信頼関係を築く場所へと変化していくのではないでしょうか。
AIの登場によって、Web制作やWebマーケティングに携わる人たちにとっては、なかなか厳しい時代になりました。
しかし、個人的には、これはWebサイトの価値がなくなるというよりも、これまであまりにも情報を伝えることに偏っていたWebサイトの役割が、改めて問われる時代になったということなのかもしれません。
誰でも簡単に情報を発信できるようになった時代だからこそ、誰が、どんな思いで、何を伝えるのか。
そんな根本的な部分が、これからのWebマーケティングにおいて重要になっていくのではないでしょうか。