大手ゲーム企業から転職して実感した圧倒的成長。エンジニアの技術的挑戦を支えるミスリルのカルチャーとは | MYTHRIL Inc.
こんにちは!ミスリル株式会社の成岡です。今回は現場で活躍している社員へインタビューを行い、ミスリルでの仕事内容や、実際に働いてみて感じたことについて、たっぷりと語ってもらいました!ミスリル入社後...
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こんにちは!
ミスリル株式会社の成岡です。
今回も前回に引き続き、現場で活躍している社員へインタビューを行いました。
ミスリルでの仕事内容や、実際に働いてみて感じたことについて、たっぷりと語ってもらっています!
PMやプランナーとして活躍するために必要なスキルや、入社後に任せられる業務、そして入社後にはどのような成長や活躍が期待できるのか語っていただきましたので、応募時の参考にしてみてください!
成岡)本日はよろしくお願いします! 最初に、簡単な自己紹介をお願いします。
結城)36歳のゲームプランナーで、ゲーム業界での業務経験は12年半となりました。
モバイルゲームのプラットフォーム企業に新卒入社して以降、一貫してモバイルゲーム開発・運営に携わってきました。ここ数年はPMのようなポジションでプロジェクトに入る事が多いです。
ミスリルに入社したのは2018年秋なので、4年半ほど経ちました。
成岡)ミスリルは創業が2016年10月ですので、創業して2年ほどのタイミングで入社されたんですね。最初の数か月間は、どのようなプロジェクトに取り組み、どのような役割を担当しましたか?
結城)ミスリル入社当時はミスリルが開発・運用を担当していたモバイルのリアルタイムカードバトルゲームのアウトゲームプランナーとしてチームに参加しました。
リニューアル数ヶ月前のタイミングで、仕様策定から開発進行管理、実機での実装確認とバグ修正をタイトなスケジュールで進行していました。
パブリッシャーさんとのやりとりも密に行いながらお客様により良い体験を提供できるように奮闘する日々でした。
成岡)入社当時は、リニューアル直前のゲームのアウトゲームプランナーを担当されたんですね。現在は、どのような業務を行っていますか?
結城)メイン業務は新規ゲーム開発プロジェクトにPM/プランナーとして携わっています。
具体的には、プランナーセクションのタスク管理、UIデザイナーやエンジニアとの連携やスケジュール調整などを行っています。
また、正式なプロジェクトではないですが、ミスリルの「タスクフォース」という有志で開発等を進める取り組みでは少人数でのゲーム開発をしています。
成岡)毎月行う全社会(注1)の際に、進捗状況について発表されていますよね。結城さんは別プロジェクトに参画しながら着実にタスクフォースも進めている印象があります。詳しくはお伝えできないですが、見た目が進化していたり、新しい機能が実装されていたり…毎回進捗が聞けるのを楽しみにしております!
別途AIを活用したタスクフォースも立ち上がりそうですし、今後の動向も要チェックですね。
【注釈】
1) 毎週行う「週次全体会」と、毎月行う「月次全体会」があります。週次全体会の際には、主要プロジェクトのみ進捗情報を発表。月次全体会の際には、全プロジェクトが進捗情報を発表しています。
以上の2点を目的に、社内で定期的に情報共有を行っております。
成岡)PM業務とプランナー業務は、はそれぞれどの程度の割合で行っていますか?
結城)PM業が9割ほどだと思います。
プランナーとしての開発経験を軸足に、PMとしてプロジェクトの進行管理を主にしています。
成岡)現在はほぼPMとして業務されていらっしゃるんですね。どういったきっかけで、PMを任されることになったのでしょうか?
結城)入社後半年ほどのタイミングで、とあるゲームの海外版開発プロジェクトの立ち上げ時期から参画させていただきました。そのプロジェクトで海外版リリースに向けて必要なタスクを洗い出し、仕様作成などのプランナー業務も行いながら進行管理をしていたところから、PMのような役割になっていったように思います。
成岡)プランナーとして業務をしつつ進行管理も行う中で、PMの役割も担っていったのですね。ミスリルでは会社から業務範囲を狭められることがないので、自身でどんどん様々な分野に手を伸ばせるのが良いですよね。
結城)そうですね。当時は正式にPMとして任命されたわけではなかったのですが、日本側の海外版専属担当者がほぼ自分だけのような状況で、パブリッシャーさんの日本・海外支社、外部の開発会社、翻訳会社などと連携して課題解決しながらプロジェクト進行に努めました。
色々な方々に助けていただいてプロジェクトは進行していったのですが、必要なPM関連の知識をインプットしながらできることを全てやるといった日々でした。
成岡)プランナーやPMとして働く上で、特に重要だと思うスキルや能力はどのようなものだと思いますか?
結城)色々と重要なスキルはあると思いますが、特に重要なものは「想像力」じゃないでしょうか。
作り上げていくゲームの姿かたちはどのようなものか、プレイしたときの体験はどのようなものか、プレイヤーはどのような感情になってどういう行動をしていくか。
ゲーム全体の構想レベルでも、ひとつの機能レベルでも、データ設計においても、プランナーにはそのような想像力が必要だと思います。
そして、構想したゲームを作り上げていくためにどのような対応が必要か、どのような課題や障壁がありそうか、プロジェクトが進んでいく未来を想像してプロジェクトを進行する必要があります。
形のない新しい体験を作り上げていく、不確定要素が多く複雑なゲーム開発プロジェクトを推進していくPMというロールにおいても、想像力が重要だと思います。
成岡)プランナーもPMも、どちらも想像力が重要なんですね。
たしかに、プランナーには「プレイヤーのゲーム体験を考えられる想像力」がないと面白いゲームは生まれませんし、PMには「それを実装するために必要な工程や課題を導き出せる想像力」がないと、ゲームの完成にはつながりませんね。
想像力以外にも、必要なスキルはありますでしょうか?更に深堀りして教えてください!
結城)まず「プランナーとして重要なスキル」は、機能や体験のイメージを具体的にわかりやすく関係者に共有しながら、情報を整理してまとめていくスキルだと思います。
面白さの観点、ビジネス観点、他のゲームとの比較観点など、様々な観点からの要件や達成したい目標があります。その中でどういうものを作るのか整理してまとめて、エンジニアやデザイナーに発信する。必要であれば関係者と相談の上、情報を整理してベストな着地点を見つける。
その過程では何か創造的な思考が必要かもしれません。どのようなものが良いのか考えて判断するために、色々なゲームや映画などを体験して蓄えた自分の中の引き出しも役に立つかもしれません。
プランナーはエンジニア、デザイナーに手を動かして作ってもらう青写真を提示するロールなので、いかにその青写真を具体的にわかりやすく魅力的なものにできるかが大切なスキルだと思います。
成岡)なるほど。面白いゲーム体験を「想像」し、各観点からの要件や目標を踏まえ、導き出したゴールをわかりやすく伝えることで、関係者は具体的な完成イメージを思い描けるわけですね。何が面白いのか、その実装のために何が必要なのか、関係者全員が自信を持って答えられるほどの深度でイメージを共有することができれば、面白いゲームが実現できそうですね…!
それでは、PMとして必要なスキルはどのようなスキルでしょうか?
結城)「PMとして重要なスキル」は、課題や対応事項を、未来の先読みまで含めて網羅的に把握して、状況整理をするスキルじゃないでしょうか。
プロジェクトマネジメント、つまりプロジェクトの管理なので当たり前といえば当たり前なのですが、プロジェクト規模が大きくなり関係する人や組織の数が増えていくと状況が見えづらくなります。
これをやったあと、あれをやってこうなるという前後関係の整理がうまくいかなかったり。タスクの進行状況がブラックボックス化してしまい、見えづらくなったり止まっていたり…。結果として回避できたはずの問題が起きたり、スムーズなタスク受け渡しができずに時間をロスするといったことは起きがちかなと思います。
そういったことが起こらないように状況把握と整理を行い、開発進行をなるべくスムーズにするために、PMもプランナー同様に想像力を働かせ、開発進行を具体的にイメージしていくことが求められるかなと思います。
成岡)ゲームの完成に向け、着実にプロジェクトを進行する。そのために広い視野でプロジェクト全体を見て、把握し、課題や今後必要なことを「想像」して、整理していく力が必要なんですね。
成岡)この仕事をやっていてよかった、と思う瞬間はどのような時ですか?
結城)開発したゲームがプレイヤーの手元に届いて喜んでいただけた瞬間に報われますね。
開発は山あり谷あり、紆余曲折が色々とあるものですが、良いものを作りたいという思いで日々業務に向き合います。自分自身素晴らしいゲームや映画に触れて感動し興奮する体験が好きですし、そのような体験をしてもらえるゲームの開発に携わり、世に送り出すことができたらいいなと思っています。
成岡)自身が作ったゲームでユーザーに最高の体験を味わっていただくことができたら、幸せですよね。ミスリルに入社して、PMやプランナーとして自身の成長を実感しているのはどのような所ですか?
結城)価値ある仕事をすることができているか、という点は強く意識して仕事をするようになったかもしれません。その結果として、責任感を持って価値ある仕事をするために必要なインプットをより積極的にするようになったと思います。妻には前職のときとは変わったと言われます(笑)
組織としてNEXT STANDARD.をつくるという高い目標を掲げているので、自分自身も本当に良いものに触れて良いものを知り、咀嚼して、そのようなものを作れるようにならなければならないという心構えになるのかもしれません。
成岡)会社全体として、「価値あるもの」の実現への熱量は非常に高いですよね。
職種問わずより良いものを作ることに意識が向いており、ナレッジ共有などいつも活発に行われているように思います。ナレッジ共有については、Slackなどオンラインでの実施はもちろん、出社しているメンバーが多いので、オフラインでの実施も活発です。
現状に満足せず、新しい知識を取り入れ、よりよい物の実現へ心血を注いでいるのを感じます。
エンジニアが集まり、話し合う様子。
▼写真左手、加茂のインタビュー記事もございますので、エンジニアの方はぜひご一読ください。
▼オフィスに出社し、より良いアウトプットを出していただくための福利厚生についてのご紹介もございますので、ぜひ合わせてご一読ください!
成岡)結城さんは自分自身がPMやプランナーとして成長するために、意識していることはありますか?
結城)常に最新の良いものには触れるように意識しています。ゲーム、映画、音楽、アート、なんでもです。そして触れたものを咀嚼して、自分なりに考えて受け止めて、今後の仕事で活かせるようにしたいと思っています。
成岡)結城さんは本当に、広く様々なことを勉強されているイメージがあります!直近ですとAIを活用している様子が印象的でした。
結城)ありがとうございます(笑)
直接的に活きることは少ないかもしれないですが、自分の中の引き出しの数は多いほうがいいと思いますし、良いものを良いと見抜いて評価できる感覚を磨いていくことが大事だと思っています。
もちろん業務上できていないことをできるようになるためのインプットや試行錯誤をすることも大切だと思っています。PMに関する本を読んで学ぶこともあります。
成岡)結城さんは自身のスキル向上のため、他に何か取り組んでいることはありますか?もしおすすめの学習方法などもあれば、教えてください!
結城)ゲームをプレイしたり、AIでの画像生成にはまって試行錯誤を繰り返してみたり……。過去には海外の大学の機械学習に関する英語のオンラインコースを受けてみたこともありますし、Blenderでドーナツを作ってみたこともありますが……。
興味を持ってなにかしら役に立ちそうなものに手を出してみて、そこまで極めずに終わるということが多いです。
何の役にも立っていないこともあるかもしれませんが、知識のインデックスを増やしておくと何か関連する分野で調べ物をしたりするときに、考える土台にはなってくれるかなと思います。
あとは気になるトピックに関してTwitter等で情報を追うことはずっとしています。最新の情報を仕入れ、色々な方の思考に触れ、自分自身でも思考してみる。ゲームでも映画でも音楽でも、Twitterなどで知ったものを自分自身でも体験してみて、あれやこれやと考えることは自分自身のプラスになっている気はします。
成岡)結城さんはもちろん、みなさん様々なことに興味を持って貪欲に知識を吸収されていますよね。その中でも、特に結城さんは最新の技術や流行に敏感で、いち早く勉強されているイメージがあります。
成岡)次に取り組みたいプロジェクトや目標は、どういったものですか?
結城)新しい価値を生み出すプロジェクトに携わって世の中にインパクトを与えたいです。
かれこれもう10年ほどずっとやりたいことは変わっていない気がします。
新しい面白いものを生み出すことに携わり、多かれ少なかれお客様が楽しかったり、感動したり、ワクワクしたり、びっくりしたりして人生が豊かになるものが作れたらいいなと思います。
成岡)現在もPMやプランナーとしてご活躍されていますが、数年後はどのようなポジションや役割を担っていたいと思いますか?
結城)あまりポジションや役割にこだわりはないのですが、新しい価値を生み出すことにチャレンジするチームで、新しい価値づくりを効率化したり価値そのものを生み出すことに貢献することができていたら良いなと思います。
今後生成AIの活用が進むなど、ゲーム開発現場だけでなく世の中全体が大きく変わっていくタイミングだと思うので、そんな世の中に求められる価値とは何なのか考え続けていきたいですし、新しい時代の価値提供ができる人間として、プロジェクトの屋台骨のような存在になれたら良いなと思います。
成岡)「ミスリルで」PMやプランナーとして働く価値は何だと思いますか?
結城)良いゲームを作ろうと真剣に情熱を持って取り組む代表・孟山や仲間たちに刺激を受けて日々を生きることができることが一つの価値だと思います。
積極的に学習・成長することを推奨し、サポートする組織なので、漠然と良いものを作りたいという思いを持っていて、成長したい気持ちがある人には良い環境だと思います。
僕自身がそういう人間なので、ミスリルでは大きな刺激を受けて成長することができていると思っています。
成岡)わかります…!成長したい人が成長できる環境ですし、実際成長したい人が集まっている会社ですよね。周りの方が優秀で熱量の高い方たちばかりで、私もいつも良い刺激を受けています。
結城さんはミスリルのPMやプランナーとして、どんな人に参画してほしいと思いますか?
結城)これまで培ったゲーム開発経験を活かして開発チームをリードしていきたい方、自分が経験してきた領域をベースにしつつもそれ以外の領域でも積極的にチャレンジして成長したい方、NEXT STANDARD.を作るというVISIONに共感して良いゲーム体験の探求を共にしていってくれる方。
自らどうすれば良いゲーム体験を作り上げていけるかを思考し、必要なことをやろうとするような方が合うんじゃないかと思います。
成岡)ありがとうございます。本気で面白いゲームを作りたいと思っている方に、ぜひご参画いただきたいですね。最後に、ミスリルへの応募を考えている方に、一言お願いします!
結城)ミスリルはゲームを好きな方が本当に良いゲームを作ることに全力でチャレンジすることができる環境だと思います!
少しでも気になっている方、ぜひお話してみましょう!
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