#入社エントリー「スタートアップ企業のひとり目エンジニア」というキャリア選択　働き方も、開発の仕方も、過去イチの自由度

株式会社fruorでエンジニアをしているやなぎだての入社エントリー。2022年10月に入社してそろそろ6ヶ月になるので、振り返りついでに入社エントリーを書いてみようと思う。

これまで

大学入学を機に地元である秋田県から上京。大学では情報工学を専攻しSIerに新卒で入社。その後、何社か転職を経験しているが新卒から十数年間IT系のエンジニアとしてキャリアを積む。直近では、インターネットポータルサイト企業（ヤフー）から金融系のスタートアップ（ウェルスナビ）に転職をしている。

転職を考える

前職の金融系スタートアップでは、裁量も大きくエンジニア的にもいろいろなことが経験できた。一緒に働いた仲間も熱量が高く優秀な人だらけで自分のキャリアにおいて最も成長できた時期だったと思う。ただ、20名くらいの時期から上場まで経験できてなんとなく一区切り付いたのと、今度はより初期のスタートアップでチャレンジしてみたいと考えるようになった。

なんとなく転職先としてイメージしていた企業は、規模としても10人以下くらいで、事業内容やサービスについては興味が持てそうであれば特に拘りはなかったが、誰と仕事をするのかについてはちゃんと話をして見極めたいと思っていた。

初期のスタートアップでは事業内容や方針が急に変わったりすることはよくあるし、サービス自体がなくなることもあるだろう。しかし一緒に仕事をしたいと思える経営者なり仲間ならば、たとえ事業内容が変わったり当初と全く違うサービスになってもなんとか乗り切れると思っている。

そんなわけで、転職活動をはじめることにした。これまでの経験則から転職は客観的に見てもらえる状態が必要だと感じていたので、複数の転職エージェントに登録をした。エージェントに登録すると、かなりの数の求人紹介やらスカウトやらが一気に来るが、なかなか自分がイメージしているような企業はなかなかなかった。ある程度予想はしていたが、この企業探しが一番大変だった。エージェントの人にもなかなか無理難題を押し付けてしまっていたと思う。

入社のきっかけ

そんななかとある転職エージェントで紹介されたのが、ミートキャリアであった。仕事やキャリアに関する悩みについてプロのコンサルタントと一緒に解消できるというものだが、転職サービスと違い転職前提で求人を紹介するのではなく、中立な立場でその人に寄り添ったサービスというのが特徴だ。

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自分もこれまでなんとなく転職したり、とにかく資格をとってみたり、エンジニアのスキルを勉強したり、マネジメントのスキルをつけたりとキャリアで迷子になっていたことがあった。自分のキャリア迷子になっていたときの経緯については以下の記事にまとめている。

なのでミートキャリアがもっと広まって一般的になっていけば自分のようにキャリアで迷子になる人もいなくなるのではと思い、これは是非会って話をするしかないと面談をすることにした。

実際に面談では代表をはじめ、主要メンバーといろいろな話（なんか雑談も多かった気もするが。。）をして、熱量の多さ、それぞれの人柄、社内の雰囲気を感じることができたし、エンジニアがいないというのもあり自分の経験やスキルを活かせると思い、ここで一緒に働いてみたいと思うようになった。

入社してみて

実際に入社してみて一番感じたことは、やはり前職に比べてより裁量も大きく自由度も高いが、一人ひとりの守備範囲もものすごく広いところだろう。
そして特に他の会社に比べてミートキャリアの良いと思えるところが以下のことだ。

フルリモートでもコミュニケーションが活発

基本フルリモートでの勤務になり、メンバー同士のコミュニケーションはSlackによるテキストとリモート会議が中心になる。Slackではだれかがつぶやくと即座に誰かがテキストや絵文字などで反応したり、スレッドがあっという間に進んだりする。またちょっとテキストでは伝わりづらいところの確認とかで10分くらいのミーティングや雑談が始まったり、リモートでのランチ会をしたりと、フルリモートでもメンバー間のコミュニケーションは活発にされていて、不便に感じることはあまりないはずだ。

フルフレックスで柔軟な働き方ができる

ほとんどのメンバーが家庭があったり子供がいたりとするため、フルフレックスで柔軟に勤務ができるのはすごく助かっている。
自分も子供がいるが、急に体調不良等で保育園から呼ばれたり、習い事やお迎えなどで抜けることがあっても、周囲の理解もあり働きやすい環境になっている。

開発の自由度が半端ない

なんといってもエンジニアとしてはすごくうれしいのが開発の自由度の高さだ。これからプロダクトを成長させていくうえで開発フローや使用技術を整備していく必要はあるが、いろいろなものを柔軟に取り入れたり、新しいものを積極的に試せるなど裁量が大きいのもいまのフェーズならではの醍醐味だろう。
ちなみにいまはインフラはAWS、言語はtypescript（とphp）、ソース管理はgithub、ドキュメント/タスク管理はnotionになっておりスタンダートな構成になっている。使用するPCも好きに選べるので開発の制限がかかってストレスになるようなことは全く無いだろう。