DIASTAFF Stories vol.1|「履歴書で心が折れてほしくない」──“スグれきAI”が生まれた理由を、代表の眞野が語る
転職活動の最初の関門ともいえる「履歴書・職務経歴書づくり」。
特に正社員経験がない方にとっては、何を書けばいいのか、どう表現すればいいのか、悩みの種になることが多いものです。
ディアスタッフでは、そんな方々を応援したいという想いから、履歴書・職務経歴書をAIが自動作成するツール「スグれきAI」を開発しました。
今回は、このサービスに込めた想いを、代表の眞野俊輔に聞きました。
“スグれきAI”を開発しようと思ったきっかけを教えてください。
EXIT JOURNALには「正社員経験がない人を応援したい」という想いがあります。
これまでのキャリアを振り返るとき、履歴書や職務経歴書を“最初から作る”って本当に大変なんですよね。まっさらな状態からだと、普通に2〜3時間はかかるし、その途中で気持ちが折れてしまう人も少なくない。そこをどうにか軽くできないか──そんな思いからスタートしました。
「履歴書で心が折れてしまう」とは、すごくリアルな言葉ですね。
そうなんです。履歴書って、“これまでの自分をどう表現するか”という作業だからこそ、うまく言葉にできないと自信を失ってしまう。
でも実際には、アルバイトや派遣、ボランティアなど、どんな経験にも価値があると思うんです。その価値をポジティブに書面で表現できるようにしたい。
それがスグれきAIの一番の目的です。
どんな機能があるのですか?
基本情報や経歴を入力していくと、AIがチャットで質問を投げかけながら履歴書や職務経歴書を自動生成してくれます。自己PRや職務要約も自然な言葉で作ってくれるし、完成後は自由に修正・編集も可能です。そして何より、無料で使えるという点もポイントですね。
“人に寄り添うAI”という言葉が印象的です。
AIって冷たいイメージを持たれがちですが、僕は「人の背中をやさしく押す存在」になれると思っています。
書類作成のような“最初の一歩”を支えるAIがあれば、もっと多くの人が前向きに行動できる。スグれきAIは、そのきっかけをつくりたかったんです。
今後、どのような展開を考えていますか?
スグれきAIはまだ誕生したばかりのサービスで、改善の余地は多々あります。実際に使ってくださる方の声を受けながら、迅速にバージョンアップを重ね、より使いやすく、より価値あるツールへと進化させていく予定です。
また、現時点ではアーリーキャリア層を主な対象としていますが、今後はミドル・ハイキャリア層にも対応していきたいです。
AIと人が協働することで、転職支援のあり方そのものを進化させていきたいですね。
最後に、読者へのメッセージをお願いします。
履歴書づくりはゴールではなく、“新しいキャリアの始まり”です。自分の経験をどう書くか悩む時間を、前に進む時間に変えてほしい。
スグれきAIが、そのお手伝いになれたら嬉しいです。