こんにちは。
株式会社Espoirの中山です。
本日のテーマは「スキルが低くても重宝されるエンジニアとは」です。
未経験からエンジニアとしてデビューした時、経験の少なさから面談で萎縮したり、尻すぼみしてしまう人は多いでしょう。
スキルや経験さえあればなんとかなるのに…とお思いのそこのあなた。
どんなにスキルや経験が少なくても重宝される人の特性というものがあります。
今回はその特性について深掘りしながら解説していきます。
現在エンジニアデビューしてして間もない方、興味があるけど未経験でも大丈夫か気になる人はぜひご一読ください。
今後どういうエンジニアが重宝されるか
出社できる人は重宝される
スキルや人間面での評価はもちろん重要な要素ですが、それ以上に重宝される要素が一つあります。
それは、出社して仕事ができる人です。
近年、パンデミックな情勢も後押ししてリモートワークを取り入れている企業が多くあります。
また、フリーランスや業務委託など個人で賄える形態もあり、それら全てリモートワークを扇動している要因ですね。
これらの現状を垣間見て世間としてはリモートワークを希望する人が増えています。
しかしながら、このリモートワークを取り入れている企業の経営者やマネージャー層からすると「リモートワークってやっぱり効率が悪いな」と感じているのが実情なのです。
そのため、リモートワークを解除する動きが顕著に出てきており、所属するエンジニアにとっては出社を伴う業務が発生してきます。
この時、根強くリモートワークを希望すると現場との乖離が発生してしまうわけですね。
リモートでタイムラグのある状況よりも、出社して開発業務やテスト業務を取り組む方が円滑にプロジェクトも進みます。この差を以てして重宝されるエンジニアか否かが見極められます。
重宝にも程度がある
例えば、利益思考や迅速対応、高品質な開発ができる場合は無論どこにいっても重宝されるわけですがそのようなエンジニアは最初のうちにはそういません。
ですが、経験が少ないうちに現場デビューしたエンジニアが重宝される方法はあります。
それは、大中小のピラミッドがあるとしたら小レベルの方法になります。
前述の出社はまさにそれに該当します。
通勤を要したり、環境要因による制約があることはリモートワークよりも重くのしかかるイメージがあると思いますが、効率と効果を差し引けばメリットは間違いなく出社の方が多いです。
このように数えるほどの懸念点でしかないことを率先して希望できる人は小レベルの重宝を生かして周りにいる未経験のエンジニアより一歩リードできるのです。
新しい働き方はただの広告文
正しくは新しいサボり方
少しリモートワークに焦点を当てていきますが、働き方改革、新しい働き方などと主張する人は少なからずいることでしょう。
聞こえのいい言葉ではありますが、認識していることと本当の意味が全く異なります。
時間的制約を圧縮することで生まれるのは無駄を省くと思われるでしょうが、実際は新たなサボり方を発掘しただけです。
特にエンジニアにとっては仕様書確認や設計書作成、タスク管理を対面で接しながら行う方がオンラインで進めるよりも速度も内容の質も異なります。
このようにチーム内連携において対面で進めることには大きな効果を期待できるのです。
開発現場によってはフルリモートで進める案件もあったりしますが、連携面でのラグが頻繁に発生するため進捗は鈍いです。それではキャリアアップは望めないでしょう。
いつでも聞ける環境を常に作っておくことで自身の居場所や立ち位置を確立して、現場から重宝されるエンジニアとして経験に勝る評価を得られることは間違いありません。
小レベルの重宝を狙おう
時代を利用して逆張りをしよう
いかがでしたでしょうか。
今回は小レベルの重宝される方法として出社する意欲を見せることを解説しましたが、専門的なスキルや実績を持ち合わせていなくても、主体性や積極性だけで重宝される方法があることにご理解いただけましたでしょうか。
それだけで重宝されるとなると相当ハードルや肩の荷も下りるのではないでしょうか。時代で働く環境や技術的な環境も変化していきますが、それらを逆張りする形で利用することが優秀なエンジニアにつながります。
他にも身近ですぐできること、他の人がやっていないような些細なことでも素直さ勤勉さを主張していくだけで自分の価値を一瞬で、実績などは関係なく非常に簡単な方法なので是非明日からやってみていただければと思います。
オータムでは今回お話ししたことも含めエンジニアとして育つ教育環境や研修プログラムを多くご用意しています。自身のキャリアビジョンをテックリードさせたい、自己実現を叶えたい!と思う方はぜひ一度お話しましょう。