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【中途入社エンジニア】未経験から大手企業の設計開発職へ。前のめりな姿勢で見つけた、自 分なりの働きがい

「エンジニアとして幅を広げたいけど、今の職場だと難しい」
「エンジニアに興味はあるけど、未経験分野だから不安」

エンジニアとしてのキャリアを考えている人のなかには、このように感じている人も多いのではないでしょうか?

今回インタビューしたのは、幼いころからものづくりが好きだったという中渡瀬さん。前職では、機械・機構設計者として幅広い業務を経験しました。ハードワークのなかで、自身の将来を見つめなおした末、アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)への転職を決意します。

未経験だからこそ積極的に学ぶ姿勢を大切にし、現在は大手企業の設計開発案件に参画。

今回は中渡瀬さんに、業界未経験でも挑戦できるOSTechの環境や、これからエンジニアを志す/目指す方にも知ってほしい、働くうえで大切にしているマインドセットについて伺いました。


中渡瀬さん / 機電系エンジニア / 機電事業本部・川崎支店

東京都市大学にて自動車・自転車の力学を研究。新卒で医療機器や半導体系の機器を扱う企業に入社し、設計から納品までを行う。機械・機構設計者として活躍後、2023年3月にアウトソーシングテクノロジーに入社。

ものづくりへの情熱から、エンジニアの道へ

── 簡単に、これまでのご経歴を教えてください。

幼いころからものづくりが好きで、中学・高校時代には、特に物理学に関心を持っていました。大学では、自動車・自転車の力学を研究。ものづくりの根幹を学びました。

卒業後は医療機器や半導体関連機器を扱う中小企業に就職し、設計から納品まで、幅広い業務を経験しました。

── 1社目では、どのような業務を担当されていたのでしょうか?

3D CADや2D CADを使用した機械設計、機構設計を中心に幅広い業務に携わっていました。お客さまとの仕様打ち合わせからコスト調整まで、一人で案件を担当することも珍しくありませんでした。

潜在的なニーズを明確化して提案し、お客さまから感謝の言葉をいただけたときや、社内のチームで協力して仕事を進められたときには、大きなやりがいを感じていましたね。

── 仕事に対して大きなやりがいを感じていたなか、なぜ転職を考えたのでしょうか?

業務内容は好きでしたが、残業が多く、とにかくハードな環境だったんです。業務に追われる日々のなかで、「このままでは、仕事のための人生になってしまう」と将来に危機感を抱くようになって。

ワークライフバランスを重視し、自分の時間も大切にしながら、エンジニアとして成長できる環境を求めて転職活動を始めました。

── OSTechに入社を決めた理由を教えてください。

転職活動中はこれまで培ってきた機械設計の経験を活かしつつ、電気やソフトなど、ものづくりの新たな分野にも挑戦できる会社を探していました。

OSTechはエンジニアとして幅広いキャリアパスを描けることが魅力的でした。また、選考を通して出会った採用担当の方が、他に選考を受けていたどの企業よりも親身になって私の話を聞いてくれて、共感してくれたことに好印象を抱き、入社を決めました。

大企業の設計開発に挑戦、仕事で感じているやりがいとは

── 入社後、どのような流れで配属されたのでしょうか?

入社後は、中途社員向けのビジネスマナー研修や配属先業務の導入研修など、基礎から学ぶ機会をいただきました。

配属先はいくつかの候補のなかから、自分の希望や適性を考慮したうえで決定。未経験の分野でも安心して挑戦できるよう、手厚いサポート体制が整っていると感じました。

── 現在の配属先での業務について教えてください。

現在は、大手空調機器メーカーで設計開発に携わっています。前職が中小企業だったので、大企業の仕事の進め方を経験したいという思いがあり、この案件を選びました。

最初は、製品評価グループに配属されました。電気系の知識が浅かった私にとっては、実機に触れながら実践的に学べる最適な環境でした。

製品の品質を保つことを目的に、製品から出ているノイズの測定や、雷が落ちたときの想定で機器にどう影響を及ぼすかといった評価・レポート業務を担当。実務を通して、着実に知識・スキルを習得していきました。

評価グループでは設計グループからの依頼をもとに、個人で業務を進めることが多かったですね。

配属から2ヵ月後、配属先の企業内で異動の話をいただき、現在は設計グループで働いています。

── 設計グループでの業務について教えてください。

設計グループでは、製品の心臓部とも言える電気部品の回路や基板の設計に携わってています。また、量産開発も担当しており、限られたコストのなかでいかに効率的に生産できるか、日々試行錯誤を繰り返しています。

── 苦労したエピソードはありますか?

もともと人前で話すのが得意ではなかったので、設計グループへ異動したばかりの頃は上長への報告に苦労しました。

「自分の説明で、相手に内容が正しく伝わっているのだろうか」と不安に思うこともしばしば。質問に対してうまく答えられず、悔しい思いをすることもありました。

しかし、経験を重ねるなかで、不安があれば不安がなくなるまで調べ尽くせば良いのだと気づいて。知らないことは恥ずかしいことではなく、むしろ「次はこうします」と前向きに伝えることが大切だとわかりました。

── では、業務のなかで感じたやりがいについてはいかがでしょうか?

評価グループに所属していたころは、目に見えない電気を数値化して捉え、その仕組みを理解していくことにおもしろさを感じていました。回路や基板を見ながら「この部分にノイズが入っているのではないか?」と仮説を立て、検証して仮説が証明されたときには、大きな達成感を味わえました。

設計グループに異動してからは、量産開発の難しさを日々痛感しています。不具合が発生した際には原因を徹底的に分析し、関連するあらゆる部署と連携、調整する必要があります。

大変な業務ではありますが、自分自身の力で問題を解決できたときや、他部署を巻き込みながらチーム一丸となって目標を達成できたとき、そして、努力を評価してもらえたときに大きな喜びとやりがいを感じます。

OSTechで身につけたスキルと成長の実感

── OSTechで働くなかで、得られたスキルはありますか?

電気回路は一見複雑に見えますが、分解してみると、基本的な部品の組み合わせで成り立っているということに気づかされました。

エンジニア未経験の方のなかには「早く上流工程である設計に携わりたい!」と考える人もいるかもしれません。もちろんそれでも良いのですが、私はどんな仕事でもまず基礎をしっかりと理解することが重要だと考えています。

製品評価グループから設計グループに異動したことによって、製品の仕組みや理屈を理解することの大切さをあらためて実感しました。また、「なぜうまくいったのか?」という視点を大切に、常に疑問を持ち続けることで、仮説検証のスキルを身につけられました。

── 仕事をするうえで、大切にしていることを教えてください。

私はとにかく新しい知識を得ることが好きなので、たとえ自分の担当業務外であっても、積極的にほかの人の評価業務を見学させてもらうなど、さまざまなことに取り組むように心がけています。

また、現状に満足せず「もっと効率的に、より良い方法はないか?」と、常に既存のものをアップデートしていく気持ちを持つことも大切だと考えています。

仕事で成果を上げるためには、机上での勉強も必要ですが、実際に手を動かして経験を積むことが何よりも重要です。若いうちにこそ多くのことに挑戦し、幅広い経験を積んでおくべきだと考えています。

そして、何よりも大切にしているのは「自分は会社の一員である」という意識を持つこと

目の前の仕事に対して責任感と当事者意識を持って取り組むことはもちろん、常に「会社の利益に繋がる仕事をしているか」という視点を持ち続けることで、おのずと行動も変わってくるはずです。

個性豊かなエンジニアたちとの交流と、働きやすさ

── OSTechには、どのような人が多いと感じますか?

さまざまな業界・企業で経験を積んだ、個性豊かなエンジニアが多いように感じています。営業担当から彼らの話を聞くことで、自身のキャリアの参考にしています。多様なロールモデルと出会えるのは、規模の大きなOSTechならではの魅力です。

── 中渡瀬さんが感じている、OSTechの好きなところを教えてください。

社員一人ひとりの意見を尊重し、働きやすい環境を提供してくれるところです。

転職当初は、ワークライフバランスを重視したいという希望を伝えていました。実際に残業が少なく、自分の時間も大切にできる環境で働くことができています。最近は、よりスキルアップしたいという思いが強くなり、上長に相談したところ、新しい業務に挑戦させてもらえることになりました。

また、配属先の社員とのコミュニケーションに壁を感じるのでは、と不安視していたのですが、まったくそうではなくて。派遣、正社員関係なくコミュニケーションを取って働けるのは、これまでOSTechの先輩が実績を積んできた結果、信頼を得られている証ではないでしょうか。

あらゆる環境で活躍できるエンジニアを目指して

── キャリアの展望を教えてください。

今後は、OSTechでさまざまな経験を積みながら、どのような環境でも活躍できる即戦力人材を目指したいです。具体的には、これまで培ってきた機械設計の知識・スキルに加え、電気設計やソフトウェア開発など、幅広い分野の技術を身につけていきたいと考えています。

さらに、任せられた業務に限らず、配属先の社内システムのアップデートなどにも積極的に貢献し「中渡瀬が来てくれて良かった」と、新しい価値を感じてもらえるよう努めていきます。

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