AI、自動運転、IoT——。あらゆる技術革新が加速する現代において、その心臓部を担うのが「半導体」です。今、日本の半導体産業が再び世界の注目を集める中、次世代半導体の量産化を目指す大規模プロジェクトが始動しています。
この日本の未来を左右するチャレンジに、BREXA Technology(以下、BREXA Tech)は多くのエンジニアと共に参画。技術革新の最前線で、どのような価値を届けようとしているのでしょうか。
今回は、プロジェクトを推進する事業部のキーマン2名と、現場で活躍するエンジニア、彼らを支える営業所長の計4名にインタビュー。BREXA Techが半導体領域に注力する理由、エンジニアの成長を支える仕組み、そして最先端の現場で働くリアルなやりがいまで、その全貌を伺いました。
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[インタビュイー]
■ プロジェクト推進のキーマン
福島さん(写真左上) / 機電事業本部 副本部長 兼 北日本・北関東エリア 部長
埼玉県〜北海道までの14拠点を統括。本プロジェクトでは、技術者の環境整備や社内公募制度の企画を担当。
福田さん(写真右上) / ストラテジックセールス室 次長 兼 第1課 課長
事業部の垣根を越え、BREXA Techの窓口として営業面から本プロジェクトを推進。
■ 現場を支えるマネジメント
松本さん(写真左下) / 札幌営業所 所長
現場マネジメントおよびエンジニアの支援体制を担う。
■ 現場で活躍するエンジニア
成田さん(写真右下) / 半導体エンジニア
工業高校で半導体を学び、2023年にBREXA Techへ入社。現在は本プロジェクトにエンジニアとして従事。
なぜ今、半導体なのか。日本の技術力の未来を担う意義
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福田さん / ストラテジックセールス室 次長 兼 第1課 課長
──まず、BREXA Techがこの大規模な半導体プロジェクトに参画した背景を教えてください。
福田:かつて日本は、半導体分野で世界的に高い競争力を持っていました。しかしその後、諸外国に追い越され、国内の半導体業界はやや停滞していたのが実情です。そうした中で、数年前に次世代半導体の量産化を目指す先進的な企業が立ち上がるというニュースが流れました。これは日本の産業にとって大きな転換点になると感じ、この新しい潮流に貢献すべく、すぐに社内での体制づくりに着手しました。
福島:半導体領域の案件を成功させることによって、日本の技術力を再び世界水準へ引き上げられると思います。同時に、そこで就業するエンジニアにとっても、非常に貴重な経験になると考えています。
──このプロジェクトが成功することで、社会にはどのようなインパクトがあるのでしょうか。
福島:「産業の米」や「産業の脳」と言われる半導体は、今後のコンピューターや電子機器を「より速く、より小さく、より省エネに」するための基盤です。今後、AIやIoT、自動運転といった次世代技術が飛躍的に進化し、私たちの生活はより豊かになると思います。
福田:パートナー企業の方々も、世界トップレベルを本気で目指す素晴らしい熱気を持っています。その熱意に感銘を受け、私たちも日本のものづくりの未来に貢献したいと強く感じています。
最前線のリアル。エンジニアが語る仕事のやりがいと成長
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成田さん / 半導体エンジニア
──日本の未来を担うプロジェクトですが、実際に現場で働く成田さんは、どのような業務をされているのでしょうか。
成田:半導体製造工程の中で、シリコンウエハーの品質を高めるための工程を担当しています。ウエハーの表面を処理した後、測定機でデータを取得し、その分析結果をもとに改善策を考え、実行するサイクルを繰り返す業務です。自分の仕事が製品の品質に直結するため、一つひとつの作業を丁寧に積み重ねることを心がけています。
──仕事のやりがいや面白さは、どんなところに感じますか?
成田:自分で処理した結果をデータで確認し、改善まで一貫して担当できるのが、この仕事の一番の面白さです。日々、品質が向上していくのを数値として実感できるので、大きな手応えと達成感があります。例えば、品質課題の原因についてメーカーの方と立てた仮説が的中し、問題を解決できたときは本当に嬉しかったですね。
──現場はどのような雰囲気ですか?
成田:とても和やかな雰囲気で、楽しく働いています。チームはパートナー企業の社員の方や、さまざまな会社から参画している方々で構成されています。私はまだ半導体の実務知識が浅い部分もあるのですが、質問すればどなたも親切に教えてくれるので、安心して業務に取り組めています。
──この仕事を通じて、ご自身の成長をどのように感じていますか?
成田:メーカーの方と直接やり取りする機会が非常に多く、コミュニケーション能力や報告・調整スキルが格段に向上したと感じます。また、チームには外国籍のメンバーもいるため、日常的に多様なバックグラウンドを持つ方々と接する中で、語学力も自然と身についてきました。
現場経験と理論の両輪で、エンジニアの成長を支える仕組み
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松本さん / 札幌営業所 所長
──エンジニアにとって、半導体領域に携わる価値はどこにあるとお考えですか?
福島:やはり、日本の未来を創る最先端技術の開発に携われることが、エンジニアとしてのかけがえのない価値になると思います。若手にとってはスキルを磨きキャリアの土台を築く貴重な経験になりますし、経験豊富な方にとっては知見を活かしてプロジェクトの中核で活躍するチャンスになるかと思います。
──未経験の分野へ挑戦することに、不安を感じる方もいるかと思います。
成田:私自身も半導体の実務経験はありませんでしたが、マクロを使ったデータ解析や処理などのスキルを評価されて配属が決まりました。専門知識がなくても、技術への関心と学ぶ意欲があれば挑戦できる分野だと思います。
福田:BREXA Techには、実機を使って学べる半導体研修センターもあります。現場での経験と、研修による理論学習の両輪で、エンジニアの成長を支える仕組みが整っているのも私たちの強みです。
──手厚いサポート体制も魅力だと伺いました。
松本:エンジニアが安心して業務に集中できるよう、サポートには特に力を入れています。営業担当として、配属直後からチャットなどで定期的に連絡を取り、「何かあればまず松本に聞けばいい」と思ってもらえる関係づくりを心がけています。報告や相談のハードルを下げることが、現場のストレスを軽減すると考えているからです。
福島:営業担当の他に、キャリアアドバイザーや労務管理担当、技術部門のリーダー組織などが連携し、エンジニア一人ひとりに複数名で多角的にサポートする体制を築いています。また、地方での案件に挑戦したい場合は、現地での生活を支えるための家賃補助も整えていますので、安心して飛び込んできてほしいですね。
“今”参画することに意味がある。未来を創る挑戦を、一緒にしませんか?
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福島さん / 機電事業本部 副本部長 兼 北日本・北関東エリア 部長
──どのようなスキルやマインドを持った方に仲間になってほしいですか?
福島:年齢や経験に関わらず、自身のキャリアに対して「もっと挑戦したい」という意欲を持っている方ですね。半導体領域の案件は多くあるので、例えば半導体の経験がある方でも、これまでにない技術や手法に触れる機会が多く、新たな視点やスキルを磨ける環境です。ゼロから何かを創り上げていくフェーズに立ち会えることは、エンジニアとして大きな醍醐味だと思います。
松本:自分のキャリアを自分で描き、実現しようとする熱意がある方に興味を持っていただけるとうれしいです。向き合う技術に関心を持ち、前向きに学び続けられる方であれば、ここは最高の環境だと思います。
──最後に、この記事を読んでいるエンジニアへメッセージをお願いします。
成田:最先端の現場は、確かに専門性が求められます。ですが、充実したサポート体制がありますので、技術への探求心を持ってぜひ挑戦してみてください。日本の未来を支える技術の最前線で、一緒に働ける仲間をお待ちしています。
福田:最先端の技術に触れられる機会は非常に貴重です。一歩踏み出す勇気があれば、必ず「やってよかった」と感じられるはず。迷わず、まずはチャレンジしてみてください。
福島:この挑戦は、まさに「今」参加することにこそ大きな意味があります。完成されたプロジェクトに後から加わるのではなく、歴史が作られていく、その中心に身を置くことができるのです。この挑戦に、そして日本の未来を支えるプロジェクトに、あなたもぜひ参加してみませんか。
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