◇前職について◇
日本では珍しい、本場アメリカのABA(応用行動分析学)を基に、発達に遅れのあるお子さん(1~14才)に必要なスキルを教えるABAセラピストをしていました。純正なABAで支援をしている施設は日本ではとても少ないです。そのため、日本各地から通ってくるお子さんだけでなく、支援が届きにくい在日外国人のお子さんも担当していました。
アメリカの大学卒業後からずっと発達に遅れのあるお子さんをサポートする仕事を行い、もっと学びたいと英国大学院で障がい児教育(インクルーシブ教育、応用行動分析学)も学びました。大学院修了後に前職でABAセラピストとして仕事を開始。
今までの経験と、大学院での学びをフルに活用し、支援が必要なお子さんを直接サポートすることに、自分の軸である「社会に貢献する」が実現出来ていると、充実感を感じていました。
大学~就職と長年アメリカやイギリスで過ごしていたので、一つの職場や職業に留まって働き続けるというより、その時々のライフスタイルに合わせて柔軟に職場を変えて経験を積んだり、学ぶことが当たり前とのスタンスだったので、結婚を機に時間に融通が利きやすい職場に転職しようと決めました。
◇テクノミライで働こうと決めた理由◇
仕事をする上で、一番大事にしている「社会に貢献する」という軸があり、前職とは全く異なる業界のテクノミライでも、その軸がブレずに働けると思い、入社を決めました。自社開発のシステムで、環境保全に貢献できるのは、ダイナミックで面白いなと思いました。
◇入社してから◇
テクノミライでの現在の仕事は、省エネシステムBAMSDSを導入したらどのくらいの省エネ効果があるかの計算を主に行っています。最初は全く知識のない分野で不安でしたが、丁寧に一から教えて下さり、設備や機器、計算の仕方についての知識を深めることが出来ました。また、この経験を活かして、現在は必要な人材を確保する人事の担当もしています。人に関わることが好きなので、職場での新たなやりがいを見出すことが出来ています。
前職では、直接人に関わり一人の人生に貢献できる仕事をしていました。現在は、環境保全という世界規模で社会に貢献出来ていることにやりがいを感じています。
◇ひとこと◇
大学卒業後に就職してから現在まで共通して思うことは、どんな仕事や職場でも、働いている自分自身がどこに価値ややりがいを見出すかで、「働く」ということに自信や満足感を感じられると思っています。ただ作業をするのか。それとも「社会に貢献している!」と思って働くか。とてつもなく大きな違いだと思います。
「足元を掘れ、そこに泉あり」
どこの国や職場で働いても、自分自身が今いる場所が、実は一番自分が活躍できる場である。そのためには、学んで挑戦することが大事だなと日々感じています。