取り組みの背景
購入代行事業「Neokyo」およびクロスボーダーEC事業を主軸に、グローバルに展開するBLESS INTERNATIONAL様。ブラジル、コスタリカ、フランス、インドネシア、インドなど、多国籍のメンバーで構成されたエンジニアチームに対し、弊社は技術的支援やチーム体制の構築サポート、他社との連携促進など多角的に協働させていただいております。(事例紹介ページはこちら)
BLESS INTERNATIONAL様より「新規事業を作りたい」とのご相談をいただき、これまで数多くの新規事業を推進してきた私たちホライズンテクノロジーの知見を活かし、実践的なアイデアを形にする第一歩として、共創の場を築くことができました。
今回のワークショップでは、BLESS INTERNATIONAL様が保有する多様なアセットを最大限に活用しつつ、具体的なニーズとのマッチングに重きを置き、新たなビジネスアイデアの創出に向けて取り組みました。
企画の進行体制
本企画は、弊社メンバー3〜4名で構成された4つのチームで新規事業を企画するワークショップ形式で実施しました。それぞれのチームが独自の視点から新規事業を企画し、以下の4つのフェーズで進行しました。
フェーズ1:企画趣旨の共有と事前打ち合わせ
BLESS INTERNATIONAL様のオフィスへのご訪問やオンラインでのミーティングを通じて、企画の目的および進行内容について打ち合わせを実施しました。
フェーズ2:BLESS INTERNATIONAL様のアセット理解
BLESS INTERNATIONAL様の佐藤社長より弊社メンバーに対して、サービスの概要、倉庫インフラ、海外発送のノウハウ、実店舗展開の状況 などアセットについてご説明いただき、質疑応答を交えながら、全員でアセットへの理解を深めました。
フェーズ3:チーム別アイデア創出→社内事前プレゼンテーション・最終調整
各チームがBLESS様のアセットを基盤に、創造力を活かした独自のビジネスアイデアを構築しました。最終プレゼンテーション前に、初期アイデアを社内で発表し、フィードバックを基に内容をブラッシュアップ。事業性や実現可能性を加味して、アイデアをさらに洗練させました。
フェーズ4:最終プレゼンテーション
限られた発表時間の中、各チームはアイデアに込めた想い、具体的な課題解決のアプローチ、そして事業化に向けたロードマップを共有しました。
評価にあたっては、革新性、実現可能性、保有アセットとの親和性、将来的な成長ポテンシャルといった多角的な視点からご判断いただきました。
各チームの提案には、技術的な裏付けや市場分析に加え、ユーザー視点を踏まえた価値提案なども盛り込まれており、実用性と創造性の観点も備えた、意欲あふれる内容となっておりました。
それぞれのチームが限られた時間の中で深く思考を重ねた成果が感じられ、非常に充実した発表となりました。
その結果、実現性、市場規模、将来の成長性の観点から、BLESS INTERNATIONAL様に2チームの提案を「ベスト企画」として選出いただきました。
最後に
今回の新規事業企画は、弊社にとって初めての取り組みでしたが、非常に意義深く、学びと刺激に満ちた時間となりました。BLESS INTERNATIONAL株式会社様に、心より御礼申し上げます。
私たちは、クライアントの皆さまと強みを掛け合わせることで、これまでにない発想や可能性が広がる瞬間に大きな価値を感じています。今後も、そうした“ワクワク”を共有しながら、課題解決を超えた取り組みをご一緒できることを楽しみにしております。
未来に向けた新たなチャレンジを、私たちと共に創っていきませんか?