こんにちは、ホライズンテクノロジー株式会社の広報担当です!
弊社では、より良いサービスの提供を目指し、さまざまなテーマで社内勉強会を開催しています。
今回は、社内エンジニアの提案により始まった 『ホライズン リスクチェッカー』を活用した実践型勉強会「RefactorHub-リファクターハブ-」についてご紹介します!
■ どんな取り組み?
この活動は、エンジニアチームによる自主的な社内勉強会としてスタートしました。メンバーの呼びかけでエンジニア全員が参加し(皆さんの視座の高さが本当に素晴らしいです!)、チームで協力しながら2ヶ月間実施しました。
自社サービスである「ホライズン リスクチェッカー」を活用し、プロダクト運用の中で見つかった課題を洗い出し改善に務めたり、ソフトウェアアーキテクチャの理解を深めたり、技術的な議論を活性化させることで、 知見の共有・スキルアップ・社内コミュニケーションの向上も同時に目指しました。
■ 取り組みの3つの軸
普段は異なるプロジェクトに携わっているメンバーもいるため、取り組みを円滑に進めることを目的として、事前に以下の3つの軸を設定しました。
1. 基本設計のルールを明確化
プロジェクトを進めるうえで重要となる設計方針をチームで議論し、設計の段階で無駄を省きつつも、拡張性を意識したシンプルで運用しやすい構成を目指す。
2. リファクタリングすべきポイントを洗い出し、作業計画を立てる
改善が必要な箇所を精査し、優先順位を明確にしてスケジュール管理を行いながら効率よく進めていく。
3. 実装とレビューを繰り返しながら改善
週に4時間ほどの時間を確保し、モブプログラミングやペアプログラミングを活用して知識を共有しながら作業を進める。1〜2週間ごとに進捗を共有し、相互レビューを行うことでコードの品質を向上させリリース後の動作確認までしっかり行う。このようなプロセスを取り入れることで、実際のプロダクトを運用しながら継続的な改善を実現していく。
■ キックオフ時に課題と方針を共有
「せっかく集まるなら、何かやってみよう!」という気軽な発想から始まり、技術的な課題を共有し事前に改善に向けた方針を設定し取り組みました。
■キックオフ当時の発案者2名からのコメント
「任意参加ですが、しっかり取り組みたいという思いから試行錯誤を重ねて進めています。あえて時間を設けることで価値ある学びの時間になっています。みんなの積極的な参加に感謝しています!」
「リスクチェッカーが業務に役立つツールとして成長しているのが嬉しいです。みんなが主体的に関わってくれて、本当に意義ある取り組みになっています。」
■ 各チームの取り組み
2〜3人の小規模チームに分かれてチーム編成。通常のプロジェクトとは関係なく「共通の課題意識」「プライベートの共通点」「これから一緒にプロジェクトに関わる人同士で考え方や仕事の進め方を知りたい」といったテーマに基づいて自由に編成され、お互いの考え方を知る良い機会にもなりました。アドバイスチームによる技術的なサポートも行われました。
- 水曜日:全体での進捗ミーティング
- 金曜日:みんなで集まって作業(雑談を交えた和やかな雰囲気)
- その他:各チームでの自主的なミーティング
■ 実験的プロダクトにおける構造整理と学びのプロセス
リスクチェッカーはもともと研究開発の一環として立ち上がったプロダクトであり、フェーズごとに体制や開発方針を柔軟に変えながら進化してきました。その過程で構造の見直しや技術的な整理が後回しになっていた部分もあったため、今回の取り組みでは、そうした背景を踏まえて現状のコードベースを俯瞰し、各チームでテーマを持って改善に取り組みました。技術的な改善だけでなく「なぜこうなっていたのか」「どうすればよりよい状態に近づけるのか」といった問いを大事にしながら、各自が手を動かし共有・対話を通じて理解を深める時間にもなりました。プロダクトの特性上、完璧な状態を目指すのではなく「今後に活かせる知見を得る」「次の人に渡しやすい形を整える」といった観点で、価値ある試行錯誤が行われたように思います!
2か月半の取り組みを経て・・・
発案者2名からのコメント
学びの機会やメンバーとのコミュニケーションの場が持てたことはとても良かったと感じています。一方で「もっと手を動かして実践的に関わりたかった」という想いも残りました。
お客様のいる環境で取り組むにあたり、コミットのハードルの高さを感じたため、今後は期間の設定や進め方の設計をより工夫できると良いと考えています。
自分たちが作ったものを、みんなで話し合える場を設けられたことが何より良かったです。
意見を交わしながらプロジェクトを深めることができました。
■まとめ
今回はエンジニア発の実践型勉強会改善プロジェクト「RefactorHub-リファクターハブ-」を通じて、エンジニアたちが主体的に学び技術力の向上を目指している様子をご紹介しました。
ホライズンテクノロジーでは、学び続ける姿勢を大切にしながらチーム全体の成長につなげる文化を大切にしています。
あなたも、こんな環境で共に挑戦してみませんか?
ともに考え、学び、成長していける場所がここにあります。
技術を磨きたい方、新たなチャレンジをしたい方——
ぜひ私たちと一緒に、成長していきませんか?