こんにちは!ホライズンテクノロジー広報担当です。
ホライズンテクノロジーでは定期的に学びの共有会と称して、普段の業務で得た知識やそこから学んだことをメンバーのみんなでシェアする時間を作っています。
3回目となった今回もメンバー主催で開催され、またさらに有意義な時間となりました。
主催者より一言!
この学びの共有会は、元々は別の社員によって業務上の気付きを共有する場として発案されました。
これまで参加する中で、参加者として内容自体に新たな学びが得られることはもちろん、発表者が資料作成からプレゼンまでを行うことで自身の振り返りにも繋がる良い取り組みだと感じて第3回を実施させていただきました。忙しい中、発表者の方々が綿密に準備してくださって今回も実のある時間になりました!
メンバーの実体験から学び気づいたこと、自身の振り返りを通して得た発見まで、今回も盛りだくさんの内容です!
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
第一回、第二回についてはこちらからご覧ください。
【1】要件定義のミスが生む落とし穴とその対策
なぜ要件定義が必要なのか
発案者はQA,QCの経験を通じて、要件定義の段階から正しく品質を作り込むことがいかに重要かを学び、今回問題提起してくれました。バグの50%以上は要件定義のミスが原因とされます。この時点で気付けないと後工程で大変な作業になると想定されます。そして、後工程になればなるほどコストも増大になります。
そのための対策として、、、
要件定義でバグを防ぐためのチェックリストを作成し、この仕様で本当に大丈夫なのかを 常に問いかけることが大事だと感じました。品質を高めるためには、要件定義の段階でチェックリストを活用し、仕様の妥当性を常に 確認することが重要であると考えます。
【2】自己分析で見えた、自分らしい働き方
発案者はエンジニアとPMのどちらを目指すか悩み、クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)や他者評価を活用して自己分析を実施しました。
クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)とは?...
クリフトンストレングス®(旧ストレングスファインダー®)は、アメリカのギャラップ社が開発した才能診断ツールです。個人が持つ「才能(生まれつきの思考・感情・行動のパターン)」を34の資質に分類し、その中から特に強いものを見つけ出します。
これにより、自分の強みを理解し、それを活かす方法を学ぶことができます。
診断結果より
- 強み:信頼関係を築く力、論理的思考、リソース活用力
- 弱み:チームプレイが苦手、継続が苦手、せっかち
得られたメリットは?
- 自分の強み・弱みを明確にし、価値観を言語化できた
- 適した働き方が分かり、無理なくパフォーマンスを発揮できるように
- 課題やトラブルにも冷静に対応できるようになった
手軽な自己分析方法の提案
「好き・得意・苦手」を書き出す、成功・失敗体験を振り返る、他者に意見を聞くなど。まずは「好き・得意・苦手」を3つずつ書き出してみるのがおすすめです!
第三回「学びの共有会」の様子
【3】ワークスライドで見えた生産性の低さ
発案者は弊社のワークスライド制度を利用して、土曜日に出勤をすることで普段の生産性の低さを改めて実感しました。
**ワークスライド制度について** 月に一度、平日の1日を土曜日にスライドして働く制度です。
ワークスライド制度を利用するまでの問題点とは?
- ミーティングの頻度が多くなってきた
- ミーティングが多い日にリモートワークにしていたがミーティングの少ない日に在宅の方が良い
- ミーティングの合間時間を有効活用できていない
改善策として、、、
- メンバーに教えてもらったストレングスファインダーコーチのGPTsを活用しました。
- GPTsに問題の分析と解決策の壁打ちをお願いし、おすすめしてもらったタスク分解フォーマットを作りました。
【4】デザイナーの視点から
デザインはセンスじゃない。“引き出し”を増やすという考え方
デザイン=引き出しの数らしい!!
発案者はテストが落ち着いてから様々なプロジェクト、パターン出しをするようになり、似たような形になっている気がしてセンスが足りないのでは・・と考えがちに。そこでデザイン本やデザイン垢を調べ辿り着いたのは、、
とにかくインプット→アウトプットを繰り返していくしかないと気づきました。
理想として掲げる目標
- 締切をまもる、無理なときは早めに伝える
- 完成度10〜30%くらいで確認する
- 自分は偏見まみれと思って作業する
- 最終決裁を意識する
- 仕事ができる=優れているではない
【5】 実際に起きたDDoS攻撃とその対応
これは発案者が昨年末にクライアント様との作業で受けたDDoS攻撃についての事例です。
重大な問題が起きた時の素早い対策とは?
事例: 2024年12月25日夕方から、大量のアクセスが発生。
- 継続的なDDoS攻撃 により、サイトが閲覧不能になる。
- 複数の国・異なるIPアドレス から大量のリクエストが送信される。
- 攻撃の数時間後、ハッカーがSNS上で「個人情報を抜いた」と連絡。
- ビットコインでの身代金要求 を受ける。
*DDoS攻撃とは?*
DDoS攻撃 は、多数のコンピュータから大量のデータを送りつけ、サーバーやネットワークをダウンさせる攻撃のこと。最近では、攻撃ツールやDDoSサービス が簡単に利用でき、誰でも手軽に攻撃を仕掛けられる。クラウド技術の発達 により、世界中の分散したコンピュータから膨大なアクセスが発生し、被害が深刻化している。
これを受けて行った対策一覧
- CloudflareのUnder Attackモード
- AWS Shield Advancedの契約
- AWSのサポートプランをビジネスにアップ
- AWS のセキュリティ専門チームと直接連絡して対応を模索
- AWS WAFにブロックルールを追加
…学びの共有会で得られた気づき
メンバーが現在悩んでいる問題について解決策も含めてお話しをいただきました。皆さん一人一人が現状で直面している問題に真摯に向き合っていることがわかります。日々の業務で得られた知識や経験を仲間と共に共有し、それを成長につなげていく姿が見られました。
いかがでしたでしょうか?
ホライズンテクノロジーは「未来の世代に強い日本を取り戻す」ことを信念に掲げ、日々の 業務に取り組んでいます。あなたもその輪にはいって一緒に働いてみませんか?
お待ちしています!!