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入社3ヶ月で重要プロジェクトのサブリーダーに抜擢!治験に携わってきた経験を活かし、躍進を続ける秘訣とは。

こんにちは。
アガサ株式会社、人事の松岡です。

社員インタビュー企画第八弾!
今回はセールス部の阿部さんです。

大学卒業後、大手製薬企業にMRとして就職。その後、治験コーディネーターとして活躍されてきた経験を活かし、2022年5月にアガサへジョインした阿部さん。
活躍し続ける秘訣や、現在の業務について詳しく伺いました!

ー本日はよろしくお願いいたします。
現在、どのような業務を担当されていらっしゃいますか?

阿部:フィールドセールスのクリニカルグループに所属し、主に医療機関向けに営業を行っています。
アガサではThe Model(ザ・モデル)型を導入しているため、インサイドセールスが取得したアポイントに向けて、資料作成や商談の実施、見積作成から契約までの一連の手続き対応が主な業務です。

商談の中で機能面や設定変更に関する問い合わせをいただいた際は、カスタマーサクセス部(以下、CS)と連携しながら進める場面も多くあります。


ーアガサへ入社する前も営業をされてきたんですか?

阿部:新卒で入社した企業では、MRとして約9年間勤務しました。
その後、SMO(※1)の治験コーディネーター(※2)に転職したため、営業や治験に携わってきた経験がアガサの入社へと繋がっています。

(※1)SMOとは
Site Management Organization(治験施設支援機関)の略で、治験実施医療機関から委託を受けて、医療機関の治験業務を支援する機関のこと
(※2)治験コーディネーターとは
治験に参加する患者さん(被験者)の人権や安全性を守り、科学性、信頼性の高い治験を円滑に進められるように管理・調整する専門スタッフ


ー学生時代も医療分野にご興味があったんですか?

阿部:幼少期から英語に興味があったため、教育大学に進学し、海外の人に日本語を教える日本語教師を目指していました。
しかし、当時すでに日本語教師が飽和状態と言われており、大学院を出て海外で経験を積まないと活躍していくことは難しいと言われている時代だったんです。そういった背景から、漠然と一般企業に就職をした方がいいのかなと考えてはいましたが、所属していたスキー部の活動に熱中していたこともあり、実はあまり就職活動についてきちんと考えていなくて(笑)。
周囲も就職活動より教員免許取得についての話題が多かったので、3年生の冬まで部活の大会に出場していました。

とはいえ、そろそろ本格的に就職活動を始めなければいけないなと考えていた時、たまたま大手製薬会社の面接を受け、「未経験でもMRになれるよ」と面接官に言っていただいたことをきっかけに医療業界に興味を持ったんです。

今思い返すと、学生時代に身内を癌で亡くした経験があり、元々医療分野に対しての関心は高かったと思います。


ーそうだったんですね。
一社目ではどのような経験をされてきましたか。

阿部:MRとして、他の薬との飲み合わせや、新薬が出た際には「この病気の患者さんに投与すると効果が出るというデータがあります」等を伝えながら、営業することが主な業務でした。しかし、医薬品の価格交渉はできないため、医師や薬剤師へいかに情報提供を行うかがカギになっており、私自身はただ営業するだけではなく、人と人とのコミュニケーションを優先しようと思い、先生方の懐に入る努力をしました。

マラソン、ゴルフ、スキー、BBQなど、イベントが好きな先生も多いので、お誘いいただいた際には積極的に参加していましたね。
めちゃくちゃ勉強してデータを覚え込んだ、というよりは、どう先生の懐に入っていくかという工夫を重ねた結果、実績にも繋がり本社で表彰を受けることもできました。

特に印象に残っているのは、これまでなかなかお会いいただけていないが、この先生に薬を使ってもらえないと売上に繋がらないという場面がありました。
リサーチを進める中で、先生の趣味がマラソンということを知り、「一緒に走らせてください」とお願いをしたんです。すると先生から、「では走っている間、提案を聞いてあげよう。」と言っていただいて。
最初は走り慣れてないこともありついていけなかったのですが、回数を重ねる中で先生と会話しながら走れるようになり、有難いことに「面白いMRだな」と認めていただくことができたんです。
その後も、講演会へ登壇いただいたり、患者さんに直接薬について伺える機会を設けてくださったりと、提案の幅を広げるだけでなく、知識も深められる貴重な経験を積むことができました。
結果的に、当初お願いしていた薬だけではなく、錠剤・散剤・液剤など剤形が違うものも追加で使っていただくことになり、売上にも繋がりましたね。


ーただ営業するだけではなく、数字に結びつけるためのガッツを感じます...!
子供の頃から粘り強いタイプでしたか?

阿部:どうなんでしょうか。
どちらかというとマイペースでのほほんとしてると言われることが多かったですね。
ただ、スキーでは4回骨折しても辞めずに続けているので、好きなことや、「やる!」と決めたことに対しては貪欲かもしれないです。
あと、営業職は成績が数字として目に見えることから、粘り強さは自然と発揮されていたと思います。


ー営業の鑑ですね!
結果に結びつきやりがいもある中で、次の環境を考えられた理由を教えてください。

阿部:結婚したことがきっかけです。
夫は転勤がない企業で働いていましたが、MRとして働く私はいつ転勤があるか分からない状況だったため、これまでの経験を活かしつつ転勤が発生しない企業への転職を決意しました。

当時、MRからの転職であればCRA(※3)になる方も多くいましたが、業務内容を聞くと出張が頻発することが想定されたので、生活を安定させることもできるのではと思えた前職のSMOへ治験コーディネーターとして入社しました。
(※3)CRAとは
治験依頼者(製薬会社)の意向をくみ取り、治験実施医療機関への指示や確認を行い、治験の開始から治験中のモニタリング、治験終了の諸手続きなど臨床開発業務全般を担当


ー治験という未経験の分野へのチャレンジでしたが、実際に入社されていかがでしたか?

阿部:とっても大変でした(苦笑)。
MR時代の経験・知識がほぼ役に立たないぐらい覚えることがたくさんで、唯一活かされたのは先生方と緊張せず気軽に話せることぐらいでした。

大変ではありましたが、一度この仕事をやると決めて転職したからには”やりきった”と思えるところまでは頑張ってみようというのが最初の頃のモチベーションでしたね。

不明点が多くある中でしたが、まずは先輩の真似をして徐々に自分のやり方を確立していく、という流れで業務を覚えていきました。


ーCRCとして一番大変だったことはなんですか?

阿部:各方面との調整業務ですね。
例えば、医薬品の効果を測定するために、薬を服用した患者さんに24時間数値を測るモニターを付けていただき、データ収集する業務があります。その際、治験者全員分の機器が揃っているわけではないので、投薬や来院されるタイミングを見て、どの治験者にどの機器をつけていくのかというスケジュール調整まで行っていました。
また、「毎週病院に来院してくださいね。」と患者さんに伝えても、仕事の都合で難しい場合や、逆に来院いただける日に担当医がいない場合もあるなど、常に患者さん側・先生側の板挟み状態でした。
どこから調整するのがベストか、様々な仮説を立てて準備をした上で交渉していくことがとても多く、苦労しました。

しかし、大変な事も多くある中でキャリアを築く事ができ、第一子を出産後に育休から復帰したあとは、時短社員として勤務を続けました。


ー子育てをしながらの勤務はご苦労も多かったのではないでしょうか。アガサに入社するまでの経緯をお聞かせください。

阿部:1日6時間の時短勤務でしたが、勤務開始は担当する病院に到着して業務を開始するタイミング、勤務終了は病院を出る際だったため、勤務時間に移動時間が加味されていませんでした。
自宅から近い担当先だけではなかったので、地下鉄とバスを乗り継ぐことも多く、毎日保育園の送迎がギリギリで、週に一度は両家の親どちらかにお迎えを頼むことで何とか両立できていました。

転職を考えるきっかけになったのは、3歳までしか時短勤務が認められていなかったことです。当時、時短勤務でさえ時間の余裕が全くない中、フルタイムに変わった後、子育てと仕事を両立するイメージが全く持てなかったことから、周囲の子育て経験者に相談するようになりました。
その時、たまたまアガサのメンバーと知り合いの方がいて、「阿部さんの経歴ならアガサに紹介できるけど、興味ある?」と言っていただいたことをきっかけにアガサの選考へ進むことになったんです。

カジュアル面談で会社説明を聞き興味を持ったため、他社の選考に進むことなくアガサへの入社を決めました。


ーそんなご縁があったんですね!
これまでご経験がなかったフルリモート環境下はいかがでしょう。

阿部:特に問題なく業務は行えています。
フルリモートになって子供と関わる時間が増えたことや、これまで両家の親に任せていた育児を自分でできるようになったことは大きな変化ですね。
また、これまでは毎日違う担当先に訪問していたため、移動時間から逆算して保育園のお迎え時間を日々調整しなければなりませんでした。さらに、治験の場合は決まった日に患者さんが病院へ来院されることから、子供の体調不良など、急なお休みを取ることは難しい環境でした。しかし、現在は家で子供を見ながら仕事ができるようになったのは大変有難いですね。
アガサに入社してからは両親にお迎えをお願いしたり、子供を預けたりすることもほとんど無くなりました。


ー入社後に苦労したことを教えてください。

阿部:前職でもユーザー側としてシステムを使う場面は多くあったので、ITやシステムに対する抵抗感はありませんでした。
しかし、Agathaは導入いただく際にオプションで様々な機能の追加や設定変更ができるなど自由度が高いため、バリエーションを覚えることは大変です。

お客様から問い合わせをいただいた際に自身で分からなければ、CSのメンバーに質問をして理解を深めています。
覚えることが大変だと感じる反面、1つずつ学んで日々回答できることが多くなっていくことに自分でも成長を実感しています。


ー2022年8月にカット・ドゥ・スクエアの廃止が決まり、入社後3ヶ月でプロジェクトのサブリーダーとしてアサインされることになった際の心境をお伺いできますか。

阿部:まず、「私でいいんですか!?」と思いました(笑)。
アガサにとって大きなチャンスでしたし、会社が飛躍的に伸びていく機会になるであろうプロジェクトの立ち上げだったので、メンバーに選ばれるだけでも光栄だと思っていました。鎌倉から、サブリーダーという立場でセールス部の統括として入ってほしいとお話をいただいたときは、嬉しさもありながらも驚きの気持ちがありましたね。
ただ、新たなことに挑戦できる喜びもあったので、お受けすることを決めました。

カット・ドゥ・スクエアは前職でも使用していたシステムで、廃止すると聞いた時は衝撃でしたが、このタイミングで私がアガサに在籍していることも何かの巡り合わせかなと思っています。今回のプロジェクトに尽力し、少しでも困っている方々の助けにもなり、さらにアガサの成長に貢献していきたいと考えています。


ー現在、採用の面接も対応いただいていますが、どんな方と働きたいですか。

阿部:自ら発信し、積極的にコミュニケーションが取れる方や、フルリモートという環境下のため、ON/OFFをしっかり切り替えられる方と一緒に働きたいと思っています。
また、私もMRから治験コーディネーターに転職した際は、治験分野に未経験な状態だったという経歴があるので、これまで医療や治験に対して知識がない方でも活躍していける分野だとは思っています。
ただ、アガサの成長を担っていただくためには、積極的な情報のキャッチアップが必要なので、ヘルスケア領域に興味関心が高い方であれば、より早期のご活躍につながるのではないでしょうか。

これから拡大していくフェーズなので、ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう!

治験コーディネーターの経験を活かし、入社間もなく重要プロジェクトを任され躍進していく阿部さん。
マイペースだと言われるとの事でしたが、芯の強さが垣間見えるエピソードを聞き、何事にも前向きに向かう姿勢こそが阿部さんのガッツの根源なのかと、勉強になる時間でもありました!

阿部さん、ありがとうございました!

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