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高級腕時計へのあこがれ

腕時計を持たない理由

僕は腕時計を持っていません。

それには理由があります。

高級腕時計にあこがれがあり、それが似合うような一人前の男になったら満を持して購入しよう。

それまでは空席にしておこう。

そう考えているためです。

ホームセンターで買った2,000円くらいのデジタル時計だけ持っていますが、この子は五右衛門設置工事の時だけ登場します。

それ以外は今も空席です。


実は、初めての高級腕時計はこれだ!と心に決めている1本があります。

このストーリーでは高級腕時計の定義、および僕の時計選びの基準をいくつかご紹介しますので、興味のある方はその1本を当ててみてください。

それでは行ってみましょう!


機械式であること

腕時計にはクオーツ式と機械式があります。

クオーツ式は電池の力で、機械式は巻き上げたゼンマイがほどける力で動きます。

ゼンマイがほどけ切ると時計は止まってしまうので、毎日巻かないといけません。

でも、質の良い機械式は腕にはめて歩いたり手を振ったりの普段の動作だけで自動的に巻き上げてくれる機能がついています。

初めてこれを知った時、電池交換が不要な腕時計があることに驚き、技術に感動を覚えました。

心に決めている1本を手にした時は、嬉々としてゼンマイを巻いてみたいと思います。


ストーリー性があること

高級腕時計メーカーは数多くありますが、どこの会社にも歴史とストーリーがあります。

例えばスイスの山間部の小さな村で1884年に設立されたブライトリングは、飛行機操縦士向けの時計であるパイロットウォッチの開発、生産を強みとしており、今なおパイロットに人気のブランドです。

飛行機操縦用に開発された時計だけに、視認性が高く、強度もあり、航空計算尺という特殊機能が搭載されています。

航空計算尺とは、飛行機の速度、飛行距離、上昇・下降距離、飛行所要時間、燃料消費量などの航空計算が出来る機能です。

この話を聞いただけで、ブライトリングのファンが1,000人くらい増えそうですよね。

こうした歴史とストーリーが詰まっている腕時計、魅力しかないです。

ちなみに航空計算尺についてはちんぷんかんぷんなので、これから勉強しようと思います。


買える範囲の価格であること

高級腕時計は高級です。

安いものでも50万円~くらい、雲上ブランドと言われるパテックフィリップなどは軽く1,000万を超え、最高級モデルだと天井知らずの価格です。

今のところパテックフィリップには興味がない、というか相手にされないですが、頑張れば手の届くくらいの価格のものを考えています。

出来れば100万円以内、もしくは前後くらいのものでしょうか。

ただ、高級腕時計はリセールがとても良いんです。

買った価格より高く売れることもざらにありますし、投資の対象として所有している方もいると聞きます。

僕は投資対象や転売目的ではありませんが、絶対消費や浪費ではないハズです。


自分に似合うこと、僕らしいこと

一番大切なのはここだと思います。

人は見た目が〇〇割みたいによく聞きます。

いつも人から見られています。

だから髪型を整え、清潔なスーツとシャツを着、よく磨いた靴を履きます。

その見た目を元にその人の人となりを想像し、評価や判断を下します。

もちろん腕時計も見られます。

僕の腕時計を見て「よく似合うね」「久保井さんらしいね」と言われる腕時計を身に付けたいと思います。

ちなみに僕は「結構マジメで仕事熱心だけど、遊び心もたっぷりでおちゃめなところがある」キャラクターだと思っています。

そんな僕にぴったりの時計は…。

心に決めた1本は正解なのでしょうか、それとも不正解なのでしょうか。


というわけで僕のあこがれについてお話を聞いていただきましたが、いかがだったでしょうか。

腕時計に詳しい人もそうでない人も、この後の「ついに買ったよ!」ストーリーをお楽しみにしていてください。

それでは、答え合わせでお会いしましょう!





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