こんにちは。Qufooit(クフーイット)の高橋です。
本日は当社取締役でもあり当社プロダクトであるInsight Search Engine(ISE)の責任者でもある大塚仁道(おおつかじんどう)のインタビュー2記事目を掲載致します。
なお、インタビュー1記事目を未読の方はぜひ1記事目も併せてご覧頂けたら幸いです。
それではインタビュー2記事目へ参りましょう!
Qufooit大塚へインタビュー@2020年9月
Qufooit 大塚仁道(Otsuka Jindo)プロフィール
Qufooit Japan株式会社/1979年10月16日生まれ/大阪府出身
制作会社にてWEBディレクターとしてサイト制作のディレクション業務へ従事。その後トランスコスモス株式会社へ転属しナショナルクライアント向けデジタルマーケティング全域支援のアカウントエグゼクティブとして活動。その後、日本オラクル株式会社にてデータベースをはじめとするテクノロジープロダクトのセールスを担当。Qufooitでは自社プロダクトであるISEの責任者として開発チームのディレクションやR&D企画立案を担当。将来を見据えISEの成長へ全力を注いでいる。
Jindo Otsuka Facebook
私たちがWebSummitへ出展した理由
創業時から私は池田らと「やるからには世界へ挑戦できるサービスを作ろう」「海外へ絶対にチャレンジしよう」と話していました。
そしてサービスが形になりつつあった2018年に海外カンファレンスへの出展を検討し始めました。
当時国内の様々な有識者の方にアドバイスを頂いた中で「ポルトガルのリスボンで毎年開かれるWebSummitがアツいぞ」という話を耳にし、善は急げと2018年ポルトガルのリスボンで開催されるWebSummitへ視察に行きました。当時の会場の熱気や興奮は今でも覚えています。
帰国して早々WebSummitへチャレンジすることを決めました。
私たちがWebSummitへチャレンジした理由、それは主に次の3つです。
<私たちがWebSummitへ挑んだ理由>
①海外でのテストマーケティング
先にも触れた通り私たちは創業時から海外でやってみたいという話をしていました。その中で海外のカンファレンスへ出展することで我々のプロダクトが海外カンファレンス来場者に通じるのかどうかを知ってもらい、その反応を一つの自分たちなりの物差しにしたかったという理由が挙げられます。
②海外メディアの提携
私たちのサービスであるInsight Search Engine(ISE)はオンラインメディア(パブリッシャー)向けのサービスであり、対象となるコンテンツメディアは日本国内に留まりません。むしろ、海外を見れば日本国内だけでは想像できないほどのメディアが存在します。WebSummit出展を機にISEを利用してもらえる海外メディアを探したいという理由がありました。
③海外での投資の獲得
海外のカンファレンスで巨額調達を成し遂げ飛躍を遂げたスタートアップは複数あります。現在世界的な企業へと成長しているUberも過去WebSummit参加をきっかけに巨額調達を成し遂げたと言われています。
成長スピードを加速させるため私たちも海外での投資の獲得をしたいと考えていました。
WebSummitセレクションを振り返る
WebSummitの出展は企業ステージごとのセレクション(選考)となっており、出展料を支払えばだれでも参加できるイベントではありません。
その後はWebSummit事務局へのSkypeによる英語プレゼン選考やメールのやり取りを経て当社はAlpha Programへの出展を正式に勝ち取ることができました。
セレクションを振り返るとSkypeでの面談時は淡々と進んでいき、また通信状況の影響か相手の若干訛のある英語のせいか相手の言うことを聞き取ることが満足にできず、自分の返答が的を射たものだったのか不安に感じる点がありました。正直言えば「もしかしたら選考に落ちたかも」と感じていました。
ただ、そう感じたままではあ諦めきれず、面談終了後にダメ押しでメールを送りました。
このダメ押しメールが功を奏したかは分かりませんが、その後、セレクション合格のメールが来て「マジか!」「受かったぞ!!」と驚きとともに嬉しさがこみ上げてきました。
メールを見てすぐに池田へ電話しましたが、私の記憶が正しければそのとき池田は泣いていたかも。
深夜に及ぶWebSummitの準備
実は大変だったのはここから(セレクションを通過してから)でした。
セレクションへ通過したものの当時はサービスページが無かったため大急ぎで作ったり、出展ブースのパネルに必要なサービスロゴも無かったので一から作りました。
ピッチ用の動画や資料作り、ホテルや航空券手配、出展ブースへ流すプレゼン動画作成、WebSummitのアプリでコンタクトを試みたいインベスターやマーケッターのリストアップなど対応すべきことが山積しており、作業が深夜まで及ぶ日もザラでした。
ただ、WebSummitの熱気や出展を勝ち取った興奮のせいか、まったく苦ではなかったですね。
そしてWebSummitへ
私は前年の2018年に視察していたため会場での大きな迷いや戸惑いはありませんでした。
前年訪れた時以上の規模へ拡大していましたが、雰囲気に気おされることもなく、当日はとても落ち着いていたことを覚えています。
出展当日は様々な人種、年齢の方が来ており、日本のイベントとは比較にならないくらいの活気や熱気を感じましたね。
WebSummit出展を通じて
WebSummit出展を通じて私は2つの収穫を得ました。
ひとつ目が自信です。
出展ブースに来て頂けるお客様はみなISEを「面白いサービスだね!」と言ってくれ、とても好感触でした。当社のISEのような(実際は違いましたが)サービスを出展していた韓国のスタートアップ企業の担当者はぜひ話を聞かせて欲しいというアプローチがあったほどです。
ふたつ目が海外展開の道筋が見えたことです。
ブースやブース外での商談において海外メディアの課題や収益の獲得方法などの生の情報はとても参考になりました。
海外では日本と異なるアプローチを行っていく必要があるということを実感することができました。
WebSummitで得た情報や経験、自信をもとに2020年現在は海外へも拠点を設け、海外展開を継続しています。
インタビュー2記事目はここまで!
次回の3記事目では
・ISEが目指すべき方向
・大塚が考えるQufooit
をお届けします。
最後にご案内です。
QufooitはInsight Search Engine(ISE)を国内および海外展開も進めており、いま一緒にISEを育てて世界へ挑んでいただけるエンジニア、データサイエンティストを心から求めています。
この記事を読んでいただいて少しでも興味を持っていただけた方はぜひお気軽に応募ください。
まずは雑談ベースからのWebミーティングでもぜんぜんOKです!ぜひご連絡お待ちしています!
ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございました!
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