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LPICとは? | Linuxの王道資格

こんにちは、イチアール株式会社人事担当です。

近年、Linuxの王道資格としてLPICが注目を集めていますが、
本記事では、そんなLPICについてご紹介していきます。

LPIC 何ができる?

LPICとは、Linux Professional Institute Certificationの略です。LPICはLinuxの資格試験で、エンジニアにとっては王道の資格試験になっています。詳しくは後述しますが、LPICは3段階のレベルに分かれています。

エンジニアのスキルとして実践的なレベルを求めるのであれば、3段階中真ん中のレベルを目指すのが良いでしょう。学習量と評価、実践スキルのバランスを考えても、真ん中のレベルは資格取得のコストパフォーマンスが良いと言えます。

LPICとLinuC どっちがいい?

Linuxの王道資格には、LPICとLinuCがあります。そのため、どちらを取得するか迷う場合もあるでしょう。もっとも大きな違いは、LPICが世界的な資格であるのに対し、LinuCは日本国内の資格であるということです。

LPICは世界的に評価される資格ですが、LinuCは日本の市場に併せて柔軟に変化しているというメリットがあります。LPICとLinuCは一長一短ですが、総合的に見ればLPICの方がおすすめです。求人数の多さやグローバル対応は大きな魅力です。

LPIC試験の難易度は?

LPICのレベルは3段階にわかれているということでした。レベル2がもっともコストパフォーマンスが良いですが、まずはレベル1、LPIC-1の合格を目指すのが良いでしょう。

合格率については後述しますが、レベル1は合格率が高く、レベル2、レベル3についても合格率が極端に低いわけではありません。特にレベル2まではエンジニアとして一定のスキルがあり、さらにLPICの対策をすれば取得できる可能性が高いでしょう。

レベル3になると学習に時間がかかり、また普段業務で使わないような内容も多いはずです。

LPIC-1の勉強時間は?

LPIC-1に合格するための勉強時間は、その人の経験、知識、スキルによって大幅に変わってきます。たとえばもともとLINUXに慣れている人と、OSの概念もよくわからない、といった状況の人では勉強時間が大きく変わります。

ざっくりと挙げれば、IT未経験者で200時間前後、基本的なITスキルがあれば100時間前後、日常的にLinuxを使っていれば30時間~50時間程度と推測できます。

LPIC資格の価値は?

LPICは、IT企業で積極的に取得を推奨している場合が多く、企業によっては教育のために補助制度を用意しています。すでにLPICを取得している人を採用する場合、補助制度にかける労力や費用負担がなくなります。企業にとって助かるので、採用につながりやすくなるでしょう。

また、特にサーバー系、インフラ系エンジニアにとってLPICは需要が大きいです。Linuxを使用する機会が多いからです。取得することで、就職、転職市場では有利になるということです。

LPIC-1の合格率は?

LPIC-1の合格率は公表されていませんが、50%前後と言われています。勉強をせずに受験すれば落ちますが、難易度としてはそこまで高くないと言えるでしょう。LPIC全体の合格率としては30%程度です。

LPICレベル1の試験範囲は?

LPICレベル1の出題内容は以下です。

・システムアーキテクチャ
・Linuxのインストールとパッケージ管理
・GNUとUnixのコマンド
・デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層標準

Linuxに関する基礎知識を幅広く問う内容になっています。また問題形式は、CBT(Computer Based Testing)形式で、マウスで選択する選択問題が8割、記述問題が2割程度となっています。

LPICレベル1の予約方法は?

LPICレベル1の予約は、以下の手順で行います。

1.LPI IDをLPI公式サイトから取得
2.PearsonVueに登録
3.PearsonVueにログインして受験申込

まずLPI IDをLPI公式サイトから取得します。個人情報を入力し、登録すれば取得できます。次に、PearsonVueに登録します。アカウント作成を行います。最後に、PearsonVueにログインして受験申込をします。受験会場、受験日を選択し、申込を行います。

最後に

Linuxの資格として王道のLPICですが、その需要は続いています。
未経験でも可能な補助的な業務もあり、イチアールでもLPICを取得して活躍しているメンバーも多くいます!

ご興味がある方は、ぜひ気軽にお話を聞きに来てください!

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