今回のテーマは、先輩エンジニアによる講習会の「プロダクトの一連の流れ」についてのレポートです。
webサービスの開発にあたって、リリースに至るまでのプロセスを理解しておくことは重要となってきます。これから開発に携わりたいと考えている方、サービスが公開されるまでのプロセスに興味がある方はぜひ最後までご覧ください!
講習会のテーマ:webサービスの開発に必要なプロダクトの一連の流れ
このテーマにした理由
エンジニアにはwebサービスやアプリなどでユーザーが画面越しに触れる部分であるフロントと呼ばれる部分の構築を行うフロントエンドエンジニア、サーバー構築やプログラム構築を行うバックエンドエンジニアが存在します。
エンジニアという漠然とした職種に対して、フロント・バックエンドそれぞれが実際のサービスにおいて、どのような業務を行うのかを理解するためにプロダクトの一連の流れを説明することをテーマとしました。
当日の大まかな流れ
プロダクトを計画し、リリースからリリース後に至るまでの流れを解説しました。
実際のサービスを用いて、フロントエンド、バックエンドの業務の違いを実例を交えての説明を実施しています。
当日実施した内容
実際に講演会当日に紹介したwebサービスやシステムの制作過程について紹介します。
Webサービスやアプリ制作を行う際ウォーターフォール開発とアジャイル開発と呼ばれる2種類の開発方法があります。
Webサービスやシステム制作の流れ
○ウォーターフォール開発
ウォーターフォール開発は、業務に使用するシステムなどの開発に使用される開発手法です。以下の1~6の流れを順に行っていきます。途中での仕様変更が難しく、大規模なプロジェクトとなることが多いので、企画や設計をしっかり立ててから進めるのが特徴です。
1.企画/要件定期
2.設計
3.開発
4.テスト
5.リリース/.プロモーション
6.運用
○アジャイル開発
アジャイル開発は、Webサービスのようなリリース後にテコ入れをしていくことを前提としたプロジェクトによく使用される開発方法です。以下1~4の流れをPDCAのように回していきます。開発途中や開発後の仕様や要件変更にも柔軟に対応できるのが特徴です。
1.要件定義
2.設計
3.開発
4.テスト
WEBサービスの制作に必要な技術
開発を行うにあたって次の技術が必要となります。
・フロントエンド技術(サービスの外観)
・バックエンド技術(データベースやサーバー)
・プロモーション(どうやって知ってもらうか)
フロントエンド技術はサービスの外観や、実際にユーザーが触る画面を調節する技術のことを指します。また、バックエンド技術はサービスのサーバーやデータベースの管理を行います。
プロモーションは実際にサービスが開発されたあと、ユーザーに届ける導線を考える技術となります。
参加者の声
参加者の方たちからは、以下のようなお声をいただきました!
「今回はディレクターさんの観点からWebサービスの制作過程について学ばせていただきました。まだ開発系の現場に参画していないため理解できるか不安でしたが、具体的なサービスを挙げながらの説明であったためとても分かりやすかったです。制作にあたって、事前調査や集金できるか等地道な過程があって、そこから制作をしていくのでコーディングは氷山の一角であると感じました。」
「企画からリリースまでの流れの中にマネタイズやプロモーションの話も織り混ぜて説明されていて、参考書では意識できなかったリアルな現場の流れを学べたと思います。実際のwebサイトを動かしながら説明して頂いて、目に見えないバックエンドの仕組みがとても分かりやすかったです。ただ企画から始まるのではなく、何月にどんなサービスをリリースしたいから3ヵ月前には企画を決める。など開発工程をいろんな角度から知れて勉強になりました。」
最後に
今回は先輩エンジニアによる講習会の内容をお届けしました。
普段広く知られているWEBサービスも企画からリリースまで様々なフローを得て公開されていることがわかりました。
本記事が、これからwebサービスの開発をしようと考えている方の参考になりましたら幸いです!
今回もお読みいただきありがとうございました!