先の見通しがきかない。
そう言われて久しい時代の中を、私たちは生きています。
どれだけ時代が進もうとも、先が見えないのは、当然のことかもしれません。
未来は予測するものではなく、つくるものだからです。
望む未来を連れてくるために、もっとも大切な動力は、未来をどうしたいか。自らはどう在りたいか。
その明確な意思と、行動だと思うのです。
過去のしがらみにとらわれず、現状から飛び出す。
現状維持は衰退。この危機感を、未来への期待感へと変えていく。
より良い未来とは、変化を恐れず進んだ先にしか存在しない、ということです。
変化を起こすことは、恐れをともなうことでもある。
今のままでいい。今より良くなる気がしない。今から変われる気がしない。
今ある安定の永遠を信じ、願い、寄り掛かろうとしてしまうのもまた、当然のことかもしれません。
だからといって、変革の一歩を躊躇しているうちは、何も起こせない。
未来をつくる、その始まりの一歩は、勇気とともにある。
ならば私たちは、より良き未来への決意と勇気を奮い立たせる存在でありたいと思います。
私たち自身のこれまでも、様々な依存から脱却する勇気とともにあった歴史でした。
創業から長らく続いた個人商店型の経営体質からの脱却。いわば家業から企業への進化。
談合によって仕事が決まる公共工事メインの経営から脱却し、企業努力と付加価値が試される民間工事への挑戦。
本業である建設工事業から、製造工場運営全般の問題解決するコンサルティング業へのシフトチェンジ。
そして創業60年、設立50年の節目に、さらに業種業界をまたいだ総合問題解決ファームへと進化を遂げていきます。
変革の動力は意思と行動。意思と行動の源泉は、勇気。
私たち自身が実感したこのサイクルを、お客様や地域社会、世の中の人々、
それぞれが描くより良き未来づくりのパートナーとして提供していきます。
そうすることで、その延長線上にある、人や企業が活発に動き、
果敢な挑戦が可能な世の中を実現していきたいのです。
そのために、ひとつひとつの仕事に真摯に向き合う中で、
私たちにできることは、まだまだある。
望む未来の実現を確信していただける、知恵と、理論と、実行力を。
道中、何があっても隣で支え続け、ともに走り続ける、覚悟を。
本当に顧客や世の中のためになる長期的目線での提案を是とする、本質的なパートナーシップを。
私たちひとりひとりの仕事によって、
人や企業が手にしたい未来を望む勇気が生まれ、
強い意思と行動力によって望む未来を手にするきっかけとなる。
そんな仕事こそが、私たち自身が望む未来の姿でもあるのです。
そして、今よりも未来を信じる人々と手を取り合い、社会に勇気ある変革を起こしたい。
より良い未来を望む自由を、誰もが等しく持てる日を目指して。
望む未来を望む、勇気を。
KAKUGO