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私がかたぎり塾に入社した理由

かたぎり塾パーソナル事業部取締役の佐藤が「かたぎり塾に入社した理由」についてストーリーを書きました。かたぎり塾のビジョンの中核となる部分、病院で働いていた時に芽生えた感情、代表との出会いなどが書かれています。ぜひご覧ください!


かたぎり塾で取締役兼事業責任者をしている佐藤です。
かたぎり塾にジョインして1年と5ヶ月。濃密な時間を過ごせているかなと思うので、振り返ってみます。

病院勤務時代

元々は中学生の頃から、「筋肉」が好きでアイアンマンやMr.OlympiaなどをYoutubeでみている変な子どもでした。その好きが転じて、理学療法士を目指すことに。


大学では、筋肉、神経、疾患へのアプローチ法について勉強し、興味のあるまま論文も読み漁りました。そして2017年に大学を卒業し、理学療法士として地域の中核病院に勤務することになりました。

理学療法士になって感じたことは、急性期病院は「病気を否定する場所」だということ。症状が安定している、または病気を否定できれば病院にいる理由がなくなり、退院となります。理学療法士は患者さんがスムーズに退院できるように入院中、疾患や治療で体力を消耗しても運動機能を維持・低下させないことが仕事の1つでした。


病気になって入院してくる多くの方が、
・タバコ
・食生活
・運動習慣
など普段の生活を気をつけることで悪化を防げるものが多いです。医師をはじめとして我々コメディカルもこれ以上病気を悪化させないように、むしろ入院する前よりもQOL高く生活できるように生活指導や食事指導を連携して行います。

しかし、入院してくる方のほとんどが

「自分の人生だからあとは好きに生きたい」
「若いやつに指導されたくない」
「そもそも重大さに気づいておらず指導されても、聞く耳をもたない」

ということで、再入院してくる方がとても多かったです。
そして何度も再入院を繰り返すうちに弱ってきて、そのまま病院で亡くなる。
患者さんの体を良くしたい、入院したことをきっかけにして自分の人生、生活習慣を見直し、健康で人生を過ごしてほしいと思ってやっていた自分の仕事の意味がわからなくなった時期がありました。もちろん入院がきっかけになり、人が変わったように自分の体について考え、行動している人もいます。
「こんなことをしていて意味があるのか」
「自分が関わらなくてもこの人の予後に変わりはないのではないか」
と悶々と考えていました。

その頃に、中学の同級生だった弊社代表の片桐(@katagirijukucho)から「トレーナーの研修会の講師をしてくれないか?」と依頼があり、元々トレーニング好きということもあったので、実際に担当することに。
自分が好きな筋肉と理学療法士としての知識がめちゃめちゃ活かされている実感があり、充実感がすごかったのを覚えています。


最初はそこから始まり、1年弱ほど講師を続けました。
その際にパーソナルジムのトレーナーへの講習ということもあり、ダイエット業界について色々調べていて、一般の方々のリテラシーの低さに驚愕しました。

・有名人がおすすめする健康・美容用品
・飲んだら痩せるサプリ
・着たらみるみる体が引き締まっていくシャツ
・ダイエットするならとりあえずご飯を抜く(お米は悪)
・Fastingなど横文字が並べられているとなんかオシャレで、流行に乗っている感じがあるからやってみる
など

ここで病院で働いているときの感情と健康リテラシーの低さを知ってから1つの考えが出てきました。
「60歳とか、70歳になってから自分の生き方を変えることは、怖いしなかなかできない。しかし若いうちから健康に対してのリテラシーをあげておけば、流行りのよくわからないものに飛びつくことも少なくなるし、将来の疾患発症リスクも抑えられるのではないか」
ここから私の人生の目標が
人々の健康リテラシーを上げる
になりました。

片桐からの誘い

そのくらいのタイミングで片桐から、「トレーナーの育成やマネジメントを含めてうちにきてくれないか」と誘いがあり、最初は冗談だと思ってスルーしていました。ことあるごとに誘ってくるので最初はしつこいという感情しかなかったです笑
しかし、片桐の考え方や会社の方向性を聞いていくと、私自身がやりたかった、一般の方を対象として、多くの人に正しいフィットネスを通して健康と社会をよりよくしていきたいという考えと合致していました。しかも健康に対しての思考が似ていて、ここだと自分の目的に沿って仕事ができそうだと感じました。

しかし、理学療法士として勤務していた病院の年収が平均よりももだいぶ高く、年間休日も140日ほど、平日の定時は16時半とかなりのホワイトな職場でした。仕事もプライベートも順調だったので、正直転職にはめちゃめちゃ悩みました。

転職の話を周りに相談すると100%の確率でやめたほうがいいと言われました。その時かたぎり塾はまだ4店舗。
私の考えとして、話はありがたかったけど、断ろう。と思って、
片桐と話したときに
一番人生で後悔するのは、やって失敗したことじゃなくて、やろうと思ってやらなかったこと
今やらない理由はある?と言われてこれが一番心に響きました。

年収も下がり、同棲していた彼女とも同棲を解消し、東京へ転職しました。
ここまで説得に6ヶ月、決断してから職場を退職するまで6ヶ月というかなり行動が遅い奴でした笑。たぶん今いる社員の中でも一番行動力・決断力が遅かったと思います。

これから

転職した今、かたぎり塾は60店舗。
取締役として会社全体を考えているポジションについています。
転職した後にずっと思っていたことは
自分が決断したことに対して成功だったか失敗だったか考えるよりも、自分が選んだものを成功といえるように努力することのほうが何倍も大事」ということです。
転職してからは大変だと思うことのほうが多かったですが、今自分の人生の目標に向かって行動できているという実感があり、転職してよかったと思っています。

実際ダイエットを中心に扱っていて思っていることは、
みんなは幸せになりたいからダイエットをやっているはずなのに、
「ダイエットはきついもの」
「我慢しないといけないもの」
「食事は削るのが当たり前」
と自分で自分を苦しめている方が多いです。

そもそもダイエットは「人生を豊かにするもの」なはずです。
かたぎり塾ではしっかりと運動・栄養・休養を満たすことを重視しています。その上で食欲を満たすことで自然と体重が落ちていくアプローチをとっています。そのため、食事制限は設けていません。
店舗数が拡大した結果、少しずつ弊社のトレーナーをはじめとしてその考え方が広まってきていると感じています。

現在は、パーソナルトレーニングジム事業を中心に行っていますが、今後はさらに大きなレイヤーからヘルスケア領域、フィットネス領域に展開していく予定です。

現状分析するサービスはたくさん出てきています。
しかし、まだまだそれを有効活用できているサービスは少ないと考えています。かたぎり塾は、人々の運動へのハードルが下がり、長期的に人々の健康をトータルサポートするサービスを開発していきます。
かたぎり塾が達成したい世界観に到達するためには、理念に共感し、ともに人々の健康について一緒に考えてくれる人材が必要です!

・トレーナー
・エンジニア
・マーケター
・デザイナー
・経理
・人事
・CS

全方位で採用強化しているので、ちょっとでも話を聞きたいと思った方はカジュアル面談をしましょう!むしろ採用よりも興味ある方とヘルスケアやフィットネスについて談義したいです笑

私のDMでもWantedlyでもお待ちしております。

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