株式会社ハウコレのミッションは『一人でも多くの方に自信と笑顔を』です。
株式会社Donutsの事業の1つとして、2012年に誕生した女性向けメディア「ハウコレ」。2019年に株式会社ハウコレとして分社化し、新規事業や他社サービスの事業譲受なども含めて試行錯誤を重ねてきました。
そして2022年6月現在、株式会社ハウコレは、業務委託やインターン生を含め総勢30名超の組織になりました。
年齢、経歴、役割、雇用形態が異なるメンバーが、一丸となって事業に取り組むために、私たちはミッションを明文化しました。今回のストーリーは、代表取締役の吉本より、私たちの事業に関わる全ての方々に向けたメッセージとしてお届けします。(聞き手:野中 日菜乃)
◆登場人物:株式会社ハウコレ / 代表取締役 吉本 亮
1992年生まれ、埼玉県出身。大学時代にやりたいこともなく休学中、前職のバーディモバイルでアルバイト、エンジニアの道に進む。フロントエンド周り、UI/UX、エンジニア教育、メディアサービスのグロースなどを幅広く担当。2019年3月より、ハウコレ代表取締役に就任。
会社設立当初、ミッションは必要なかった。
──早速ですが、ミッションについてお聞きします。会社設立から2年が経ち、改めてミッションを作った経緯や背景を教えてください。
2年前のストーリーでも話した通り、ハウコレという会社を設立して以来、全ての事業にフルコミットしてきました。やるべきことは明確で、具体的な目標やビジョンは必要ありませんでした。
旧知の仲間も会社に加わってくれるようになりました。そんな中で、漠然と、今後ハウコレはどこに向かっていくのだろう?と考えるようになりました。
ハウコレの代表に就任する前は、イチ会社員として働いていました。お恥ずかしい話、そのときは会社の根幹となる想いについて自ら考えることはありませんでした。自分自身が女性向けの情報や製品を扱う経験に乏しかったし、どのようにミッションやビジョンを定めていくべきなのか自信を持てなかったんです。
──ミッションへのイメージを全く持てなかったんですね。
そうなんです。
ミッションを考えるきっかけとなったのは、インターン生の採用面接でした。「やりたいことが見つからないし、どうしたらいいか分からない。とはいえ何かアクションしなきゃと思ってインターンに応募しました。一つでも何かを身につけて自信に繋げたいです」。
4人に3人くらいは、漠然とした不安を抱えて面接に臨んでいました。
──吉本さんはどう感じたのですか?
めちゃくちゃ共感しました。笑
自分も大学生のとき、やりたいことが全くなくて。このまま社会人になるのは不安だったんです。実際に休学し、藁をも掴む気持ちでIT企業でアルバイトを始めました。製品のテストをしつつ、空いた時間でエンジニアの勉強を始めました。自分は幸いなことに、スキルを身につけていく中で少しずつ自信をつけることができたんです。
学生との面接を重ねていく中で、当時の自分を見ている感覚がありました。
自分のような成功体験を、ハウコレに関わる人たちにも得てほしいと思うようになりました。
ハウコレのサービスを通じて、自信と笑顔を提供したい。
──それ以外にも、ミッション策定のきっかけはありましたか?
占いアプリ「ウラナッテ」を事業譲受し、運営に携わるようになったのも大きかったですね。
先ほどの話とも重複しますが、世代を問わず様々な悩みや不安ってあるんですよね。どんなライフステージにあっても、それぞれで悩みを抱えていることを改めて認識しました。
「自分たちが提供するものは何だろう」というテーマを考え、本格的にミッションの明文化を目指しました。当時の人事チームで何度もMTGを重ね、言語化を試みました。
──ミッションの「自信」という言葉について質問です。何をもって「自信」が得られると考えていますか?
それは難しい質問ですね。
「自信がつく」というのは、途中経過にあることだと思っています。「きっかけがある→自信がつく→結果が出る」という流れではないかと。
──ちょっとイメージしづらいのですが……。
例えば、恋愛に対して一歩が踏み出せなかった方がいるとします。
その人がハウコレの記事を読んだり、ウラナッテで占い師さんに相談したりすることで、立ち振る舞いが分かって自信がつき、告白したら成功して結果ハッピーになる。
自信を持つきっかけやタイミングは人それぞれです。結果が良くなるか悪くなるかはどうであれ、自信がつくということ自体が、その方の人生にとってプラスだと思います。そういう人生にプラスの何かを与えたい。そのプラスを、ミッションの中で「笑顔」という言葉で表現しました。
ミッション = 常に立ち返ることができる場所。
──吉本さんが考える「軸」とは何ですか?
仕事では迷うことがたくさんあります。それでも意思決定をしなければならないとき、立ち返るところが軸だし、それをミッションに込めたつもりです。
現在というより未来を見据え、ここに立ち返ったとき、誰もが支えとなるような軸であるべきだと考えました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
現在、株式会社ハウコレでは複数のポジションで採用強化中です!少しでもハウコレに興味のある方はエントリーをお待ちしております。