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「面白そうだな。」派遣会社で売上60億円組織の副部長だった僕がキカリに入社した理由

こんにちは。キカリ採用担当の堀米です。

キカリで活躍するコンサルタントを紹介する本コーナー。今回は西日本エリアを統括するマネージャーの小見さんに派遣会社時代に副事業部長として活躍された経験や、派遣会社とコンサルとの違い、若手コンサルタントのマネジメント手法についてお話しを伺いました!


小見 凌輝 / Ryoki Komi

2016年に新卒で人材系ベンチャー企業へ入社。1年目は医療介護派遣の事業部の新規立ち上げ支店で営業として携わり、2年目から支店長へ就任。当時、史上最速となる入社2年半でエリアマネージャーへ昇格し、30人規模のマネジメントを2年経験し、医療介護派遣事業の副事業部長へ就任。60人規模のマネジメントに加え、年間売上60億円の組織を取りまとめる。2022年10月よりキカリへ転職し、経営幹部メンバーとして経営にも携わりながら、西日本全体のエリアマネージャーとして従事。


新卒入社4年目で年間売上60億円の副事業部長へ

Q. 小見さん、本日はよろしくお願いします!まずはこれまでの経歴について教えていただけますか?

こちらこそ、よろしくお願いします!2016年に新卒で人材派遣のベンチャー企業へ入社して、2年目に支店長、2年半で30名規模のエリアマネージャー、4年半で60人規模の副事業部長を経験しました。たしか当時は26歳でしたが売上60億円をみていた感じです。

Q. かなりのスピード出世ですね!!(驚)

何ででしょう?(笑)運なんじゃないですかね?(笑)ただ、ちゃんと業績は出していました。とにかく会社の退職率が高かかったのでそれを抑えたり、組織が乱れていたところ直していったところが評価されたのだと思います。

— 組織の立て直しを行ったということでしょうか?

「組織を立て直した」というと何だか調子乗ってる感じになりますが(笑)ちょうど人が入れ替わったタイミングで新卒だらけ、新人だらけというタイミングだったので、立て直すというよりは「1から組織を作れた」という方が正しいかもしれません。信用できる部下がたくさんいたので、中間管理職を育てることにも注力しました。

一人ひとりの責任範囲が曖昧で明確ではないことが多くて「コレ」というものを与えられていなかったので、責任の所在、求めるもの、求めないものを人によって変えていきました。中間管理職はとにかく業務量が多いので「やらなくていいこと」を作ってあげたという方が正しいかもしれません。

— 「やらなくていいことを作る」という視点は面白いですね。

マネジメントや経営学の本を読み漁って、実際にやってみてダメなら次、ダメなら次という風にしっくりくるやり方や、その時の組織に合っているものを探して、良ければそのまま継続して、ダメなら辞めてということを戦略としてやっていきました。

Q. キカリへの入社は倉谷さん(キカリ現社長)からのお誘いですか?

そうですね。キカリには社長の倉谷さんから誘われて入社しましたが、実はキカリの話をいただく前から辞めるということは前職に話をしていました。

このまま自分が部長になるということを想像した時に、今の会社しか知らなくて大丈夫なのかという漠然とした不安があったのと、このまま続けても会社のカルチャーや風土は変わらないので、もっと幅広く経験した方がいいのではと思って転職活動していました。

ちょうどタイミングよく倉谷さんから誘われて、実際に話を聞いて「面白そうだな」と思って転職を決めた感じです。

人材派遣の仕事が嫌い、医療介護業界が嫌という訳ではなく、関わる人や仕事の領域を増やしたいという思いだったので、話を聞いてそれが実現できると感じたことが大きな決め手でしたね。


物事を俯瞰で見る。コンディション管理が仕事

Q. キカリ入社後の仕事について教えてください

関西エリアマネージャーとして2022年10月にキカリへ入社して、現在は中国地方、九州を含む西日本エリアの統括マネージャーを担当しています。管掌チームは約16チームで約12名のコンサルタントをみています。

売上数字はでこぼこして良いところ、悪いところがあるので、良いところのやり方を真似て指示を出したり、チームのコンディションを整えて標準化させています。

日々の業務に追われていると、何のためにやっているのかということが見えなくなってくるので、そこを見つめ直す機会を作ってあげたり、人それぞれ目標設定していくということを徹底しています。

Q. 派遣会社のマネージャー時代と比較してどうですか?

派遣会社で事業部を管掌しているときは、全体のグロスで達成していればいい、調子がいい支店を伸ばそうという考え方でしたが、コンサルティングの場合は1社ずつ全社を達成させることが絶対で、課題が出ればすぐ解決していかなければならない点が大きな違いだと思います。表現が難しいですが、いわゆる放置が許されません。

ただ、コンサルティングだからこそのメリットもあって、例えば大阪が調子よくて京都が悪いと、京都というエリアに何か問題があるのではと考えてしまいますが、同じ京都で上手くいっている会社があれば、エリアの問題ではないと分かります。

会社ごとに比較ができるので基本的な解決方法も調子いいところを真似ていけばよくて判断が早いですし、キカリ的にも個人的にもノウハウが溜まりやすいのは大きいですね。

Q. 複数社あるとスケジュール管理も大変そうですが、優先順位はどのようにしていますか?

あえて優先順位はつけていません。仮に10社あったら平均値を割ったところに課題があるのでそこに打ち手を打つということを決めています。カレンダーの8割を埋めて、残りに2割ある余白の時間で考えたり、データを取りまとめたり、ふらっとお客様先へ行ってみたり。基本的に月に1回訪問する、みたいに決めて動くということは意外とやっていません。

— そうなんですね。先ほどの「コンディション管理」はモチベーションですか?

コンディション管理はモチベーションのようなテンションの浮き沈みではなく、仕事に飽きてしまう感覚を無くしていくというイメージですね。営業もコンサルも数字が全てなので、気持ちの浮き沈みは当然誰でもあります。それは自然なことなので特に気にしていません。

上手くいけばずっと同じやり方をしていけばいいですが、マーケットが変わって数字が止まるタイミングは必ずあるので、そこが行動を変えるチャンスですよね。こういう風にやってみよう、あのやり方を試してみようとルーティンワークから新しい取り組みに変わる瞬間があって、結果がよくなれば誰でも仕事は楽しくなると思うんです。

常に何か行動を変えていきたいという考えがありますし、誰でも成功すれば気持ちがいいはず。数字が出るということよりも、自分で考えて計画を立てて実行して、その通り結果が出た、もしくはそれ以上の成果になったということが僕自身も一番楽しかったりするので、誰でもそうかなと思っています。


派遣ビジネスのプロとして性能を高める

Q. コンサルタントそれぞれに個性があると思いますが、どんな方が伸びていますか?

俯瞰で物事を見れる人、本質を見に行こうとする人、実行に移せる人は確実に伸びますね。コンサルタントの仕事はアドバイスに対してお金を払ってもらっているのではなく、成果に対してお金を頂戴していますので、改善していかなければ事業として進んでいきません。営業の現場だけに答えが眠っているとは限りません。実行することが一番難しく、なかなかできる人、分かっていても行動に移せない人が多いですよね。

— 分かっているけど行動に移せない人…刺さります。

失敗することが前提と思っていない人が多いんですかね?一個の失敗をしても売上が下がるだけで済みますが、それすらも怖いという人は多いんじゃないですかね。

僕は全部成功すると思ってやっていますが、これまでの経験上10個やれば9個は失敗すると思っています(笑)ちょっと矛盾しているんですが(笑)

— 感覚はすごく分かります(笑)誰も失敗すると思ってやっていないですもんね(笑)

そうなんです(笑)次の1個は絶対成功するだろうと思って毎回挑戦しているんです(笑)でも10個中9個は失敗するものだと感覚としては分かっているみたいな。なので「失敗してもいいよ」みたいに失敗を褒めるみたいなことは全然しないですけど、1番厳しいのは行動を変えないことだと思うので、そこはコンサルタントにも指摘しているところです。

Q.コンサルティング事業の面白さはどのようなところに感じますか?

そうですね…キャッシュですかね?派遣会社にいた頃は規模が大きかったこともありますが、キャッシュを気にしたことがありませんでした。医療介護の派遣事業が立ち上がって勢いに乗った頃に入社したということもありますが、当たり前ですが自分たちの事業だけを見ている。

キカリでコンサルとして派遣会社をみるようになって、事業を立ち上げようとする時、キャッシュの大切さ、計画の大切さが知識にも経験にもなっています。どのお客様も必死なので、経営者の仕事への熱量やひたむきさが刺激にもなります。キャッシュと一言でいってもお客様によって売上なのか、利益なのか求めているものは違うので、同じ医療介護派遣というサービスであっても進むべき方向がたくさんあるのでそこに触れられるのはいいなと思いますね。

単純に楽しいというか、自分のためではないのでお客様のために何とかしたいと必死になりますし、頼ってもらっている以上は裏切ることもできないと思っています。

Q. 小見さんから見てキカリはどんな会社ですか?

コミュニケーションが合うので心地いいと思いますね。やれやれ言わなくても分かっていますよという人たちですし、言わなくてもやってくれているのでアドバイスではなく定説的に話ができるという意味で心地いです。社内の評価なんて誰も気にしていませんし、変な社内政治や、あの上司に気に入られたら評価してもらえるといったことも無いので、いい意味でコンサルタントもお客様だけを見てくれていると思います。

Q.ありがとうございます。最後に今後の目標を教えてください!

やっぱりキカリを派遣ビジネスの "プロ" と呼ばれる集団にしていきたいですね!コンサル会社としてお客様に頼ってもらわなければいけませんし、お客様とともに進んでいくビジネスなので中途半端な仕事ではなく、コンサルティング事業の商品(=サービス)としての完成度を高め、性能を上げていくこと。そのためにコンサルタントを育てて新たに採用し、組織を創っていくことが今後の目標です!


小見さん、インタビューありがとうございました!キカリでは事業コンサルティング以外にも派遣ビジネスの経営ノウハウを活かして新たな事業がスタートし、派遣会社で培った経験を新しい形で再現する最適な環境です。

医療介護業界のみならず、人材ビジネス全体を大きく変えていく仕事をしたい方は是非お待ちしています!


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