こんにちは、ゼロスピリッツの採用担当です!
社員インタビュー最終回は代表の山田に話を聞きました!
一度はIT業界を離れた経験もある山田ですが、なぜIT業界に戻り起業するに至ったのか
これからのゼロスピリッツについて語っていただきました。ぜひ最後までご覧ください!
これまでのキャリアを教えてください
最初はIT業界からキャリアをスタートしました。そのあと転職し営業や経理などを経験しました。
もともと、20代のうちにいくつかの業種や職種を経験しておきたいと考えていたので
2年、3年おきにそれぞれの職種を経験して自分に合う合わないや、メリット・デメリットみたいなものを知るために転職をしていました。
ー経験を重ねる中で最終的にIT業界に戻ってきた理由はなぜでしょうか
仕事をしていて純粋に楽しかったことと、自己成長の観点から5年後10年後を考えるのであればIT業界が一番良いと思ったからです。
営業や経理もやってて楽しかったんですけど、自己成長という観点で考えた際に、自分の成長がいまいち実感できなかったんですよね。
その点、IT業界はプログラムを覚えていく過程や、下流工程から上流工程を経験していく流れとか含めて、他の業界よりも自分のやっている業務の幅が広がっていくのが分かりやすいので自己成長を感じやすいと思います。成長が目に見えるのがとにかく楽しくて、自分にはIT業界が一番合っていると思いました。
ーIT業界に戻ってきてからどういう業務に取り組まれていたのでしょうか
IT業界に戻ってきた当初は自社サイトとして飲食店や美容室などのお店検索サイトを新規で構築しました。
その後別のIT会社に転職し、生命保険会社のシステム開発やコンサルタント業務に10年以上携わり、その後ゼロスピリッツを起業しました。
起業のキッカケを教えてください
前職の会社は、入社当初100人規模の会社だったのですが、あるとき売上規模拡大のために一気に新卒や未経験の方を採用することになりました。結果的に社内のレベルは圧倒的に下がってしまい、顧客からの評価が下がってしまいました。
既存社員も、若手の育成やトラブル対応で疲弊していき、若手も若手で適切なフォロー環境がないこともあって辞めていったりと、会社として売り上げは増加するものの、社内の状況悪化やお客様からの評価が下がっていくということが起きたんです。
その時に、会社として成長することは大事だけど、その代償としてみんなが辞めていったり疲弊していったり、最終的に顧客評価が下がるというのは、誰も幸せにならないし良くないことだなと感じました。
そのときに、今のゼロスピリッツの根幹である、優秀な技術者だけを集めて仕事をすれば、顧客にも満足していただけるし、お客様に褒めてもらいながら社員も楽しんで仕事ができるんじゃないかと思い至り、起業を考えました。
ー優秀な技術者を集めることによって顧客に還元していくというビジョンの中で工夫している点はありますか?
採用という観点で言うと優秀な方のみに絞って採用をしています。優秀というのはなにも技術力があるということだけではありません。むしろ技術力は入ってからいくらでも教えられますし、そこまで気にしていません。大切にしているのは、コミュニケーションの取り方であったり、これからの目標であったり、人間的な魅力が高い方を採用していこうと常に意識をしています。会社としても、AWS勉強会やJava勉強会、保険知識勉強会など様々なジャンルの勉強会を開催して、成長意欲がある人が成長しやすいイベントを常に考えています。
―起業して良かったことや印象に残ってるエピソードはありますか?
最初に自分が独立するときに一緒についてきてくれた社員への感謝は今も常に持っていますね。
本当になにもない、何も将来に関する保証がないところに付いてきてくれた覚悟とか考えると感謝しかないです。
あとは、今でも毎年のように以前一緒に仕事をしていた方が入社してくれているのは凄く嬉しいですね。
ーゼロスピリッツの今後の展望を教えてください
テーマはずばり「今のまま」です。
規模自体は拡大していくつもりですけど、私個人として新しい事業とかは特に考えていないです。
「金融+Java」以外に、クラウドとsalesforceは会社として新たな強みになっていく見通しはありますが、自社パッケージであったり、受託開発を増やしたいみたいなことは直近のビジョンとして考えていないです。
ただ、一緒に働く仲間がやりたいことはどんどんやっていきたいなと考えているので、そういう意味でいろんな挑戦はしていきたいです。
どういう人がゼロスピリッツに合っていますか?
正直、黙々とプログラムを作りたいとか技術特化で極めていきたい方は
ゼロスピリッツで絶対無理というわけではないですが、ゼロスピリッツじゃない方がやりやすいと思います。
ゼロスピリッツの特徴は、上流工程で顧客ときちっとお話しをしながら開発に携わっていけることや、上流だけでなく下流も一気通貫でやっているのでプロジェクト全体を見渡せるといったところにあるので、
例えば大手で勤務していて上流に携わりたいけど、先輩や上司が多いためそれが叶わない方や、小さい会社で詳細設計以降の案件しか会社にない方などには非常に合っていると思います。
人間性で言うと、「穏やかさ」、「明るさ」、「前向きさ」のこの3つを持っているかは重要視していて、新しい人を採用する際もその3つの要素が揃っているかを注視していますね。
最後に一言お願いします!!
先程お話しした「上流工程に携われる」とかは、正直、ゼロスピリッツだけでなく他社でもやろうと思えばできることだと思うんですよね。ただ、技術やコミュニケーション力などエンジニアとして高いレベルのメンバーと一緒に仕事ができる、というのはなかなか他では体験できないゼロスピリッツならではの強みだと思います。