こんにちは。SOIL Setodaのレストラン、MINATOYAでマネージャーを勤めている寺田です。普段はMINATOYAのキッチンで料理をしながら、メニュー開発なども担当しています。今回は、僕の仕事のことや、瀬戸田での日々について、少しご紹介できればと思います。
寺田 祐太郎 | YUTARO TERADA
SOIL Setodaマネージャー
大阪出身。様々な面白い人に出会う中で料理の世界に興味を持ち、その後大阪のレストランに勤務。たまたま訪れた瀬戸田で、人の温かさや空気感に魅せられ瀬戸田に移住。グローカルな瀬戸田で日々奮闘中。
Stapleとの出会い
Stapleとの出会いは、偶然の縁がつながってできたものでした。ラクロスをきっかけに、現在Stapleで飲食部開発マネージャーを務めている沼田さんと出会いました。沼田さんは当時、新人教育の立場でラクロスの練習場に来ていて、顔を合わせる機会が何度かありました。
僕は大阪でずっと飲食の仕事をしていて、いろいろなスタイルの店で経験を積んでいました。そんな中、JRの「サイコロきっぷ」という、どこが当たるかわからないけれど往復5000円で旅ができる企画をすすめられてやってみたんです。そこで偶然当たった行き先が尾道で。その時に当時瀬戸田で働いていた沼田さんと再会を果たし、それをきっかけに移住をして働くことになりました。
実はそれまでも地方に出るのもいいかもしれないと思いつつ、なかなかしっくりくる場所がありませんでした。でも、尾道・瀬戸田を初めて訪れたとき、ここで暮らす自分の姿が自然と思い描けたんです。いろんな偶然が重なって縁を感じた面もありましたし。。正直、入社前はStapleのことを深く知らなかったけれど、関わる中で、その空気や考え方に惹かれていきました。今は瀬戸田に移住して約2年になります。
photo credit Ayato Ozawa
年齢や国籍を問わず「おいしい」と思ってもらえる、親しみやすい味をつくる
MINATOYAでキッチンを担当しています。料理のベースは薪の熾火(おきび)での調理。火の力と素材そのものの味を大切に、極力シンプルな料理を心がけています。薪の火でじっくりと火入れをすることで、野菜や肉の持つポテンシャルをそのまま引き出せる。だから、あまり手を加えすぎない、自然体の料理がちょうどいいと感じています。
また、瀬戸田は柑橘の島。季節には、その土地で採れた柑橘を使ったソースや副菜なども取り入れていて、旬の香りや彩りも感じてもらえるようにしています。今の時期は柑橘も終わりに近づいていますが、季節の移ろいを料理で感じられることは、この場所ならではの魅力です。
私たちが目指しているのは、年齢や国籍を問わず「おいしい」と思ってもらえる、親しみやすい味。どんなお客様にとっても、安心して食べられる料理でありたいと思っています。 平日は海外からの旅行者が多く、週末は地元の常連さんが朝食やコーヒーを楽しみに来てくれる。そんな日常の風景の中で、お客様の心に残る料理と空間をつくることが、何よりのやりがいです。これからも地域のものを生かしながら、あたたかくてまた帰ってきたくなる場所を、丁寧に育てていきたいと思っています。
ある1日の過ごし方。
MINATOYAは朝食からディナーまで営業していますが、私は基本的にディナーを担当しています。
photo credit : Akira Sakuma
「再会」できることがとても嬉しいです。
MINATOYAで働いていて嬉しいことは、「再会」の瞬間に立ち会えることです。地元の人はもちろん、観光でふらっと訪れた方が、次は大切な誰かを連れて再び足を運んでくれる。そんなシーンに出会えることが、この場所の魅力だと感じています。
たとえば、初めて来たときは一人だったお客さんが、次は家族や友人、パートナーと一緒に来てくれる。料理や空間がその人の記憶に残って、「またここに来たい」と思ってもらえたのかなと思うと、本当にうれしいし、この仕事をしていてよかったと実感します。
MINATOYA Dinner メニュー
photo credit : Akira Sakuma
瀬戸田の仲間
photo credit : Akira Sakuma
みなさん、瀬戸田に遊びにきてください!
東京からなら、新幹線で広島の福山駅まで行って、そこから在来線で尾道か三原へ。港から出ている小さめの高速船に乗れば、瀬戸田港に着きます。降りてすぐ目の前が、SOIL Setoda。遠そうに思われがちですが、想像よりもずっとスムーズに来ていただける場所です。
尾道からは自転車でもOK。実際、半分くらいのお客さんは自転車で来ているかも。橋を渡るルートはちょっと坂もあるけど、電動アシストがあれば大丈夫。普通の自転車で来た人は、夜にはクタクタになってたりして、それもまた旅の楽しさです。
瀬戸田をわざわざ選んで来る人は、なんだか心が健康で、やさしい人が多い気がします。都会にいたら見上げないような空も、ここでは自然と目に入ってくる。お店もそんなに遅くまでやっていないから、最後は誰かの家に集まって飲んだり、語り合ったり。そういう時間も含めて、すごく健康的で、豊かな暮らしだなって思います。
瀬戸田のお気に入りの写真たち。
こんな人、仲間になりましょう
単純に「お店が好き」「瀬戸田という場所が好き」、そんな気持ちを持っている人に来てほしいと思っています。MINATOYAでは、キッチンやホールだけでなく、SOIL Setodaのレセプションや清掃、アクティビティなど、いろんな役割をみんなで分担しながら動いています。朝から夜まで、それぞれの時間に合わせてスタッフが入れ替わり、全体でひとつのお店をつくっているような感覚です。役割を超えて関わるからこそ、自分の得意を活かしながら面白がれる人と、一緒に働けたらうれしいです。
photo credit : Akira Sakuma