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【BRIDE(株)社長インタビュー】 従業員20人、売上高約15億の企業を一代で創った、高瀬社長の原点は

こんにちは! BRIDE株式会社広報担当です。BRIDE(株)は、現社長の高瀬嶺生が1981年に創業し、一代でここまで築いた会社です。今回は、高瀬の子ども時代にも触れながら、その起業家精神を紐解いてみました。「自分らしく仕事がしたい」と思う方は、ぜひ読んでみてくださいね。(※記事タイトルの従業員数は2024年6月現在、売上高は2023年度の数字です) 


―自分で事業を興して、経営者になりたいと考えたのはなぜですか。 

高瀬:子どもが自分の将来を考える時、親の影響は大きいと思います。我が家は貧しい農家で、よく手伝いましたし、親の苦労を間近で見てきました。だから自分はいつか「会社」をつくって「社長」になるぞ、と思っていました。

性格的にも向いていたと思います。はっきりした性格で、目立ちたがり屋。「皆と同じことはしたくない」と思っていました。勉強もスポーツもやるなら一番を目指す。そんな子どもだったので、よく級長のようなリーダー的役割を任されましたよ。

 私は30歳でブリッドを創業したのですが、それまでの会社員時代、上司や先輩の指示を理不尽だと思うことがありました。それが一層「人に使われるより、自分が経営者になる」という決意を強くしたと思います。自分が正しいと思えることをやっていきたい。結構、真っすぐな人間なんですよ。

 

 ―事業として「車のシート」を選択したのはなぜですか。

高瀬:車が大好きだから、それに関わる仕事をしたいと思ったからです。車の魅力は、自分がハンドルを操作すれば意図したように動くところ、それから音ですね。心臓の鼓動のように響くマフラーの音なんて、たまらないです。だからモータースポーツやレースは永遠のあこがれですし、電気自動車の大人しさは面白くないですねぇ(笑)。

 シートを選んだのは、偶然から始まった必然でしたね。私は、車の整備工場で働いた後、友人の自動車部品商社を手伝うなどし、創業する頃にはある程度の人脈ができていました。そのうちのお1人が、シートを扱ったことがあり、仕入れ先とつなげてくださったんですよね。シートという商材は、調べていくとニッチな業界で、私のように小さく始めても勝負ができるんじゃないかと、シートでやっていくことにしました。


 -「車のシートで起業」という道を選んだ30歳の自分に、今声をかけるとしたら。

 高瀬:「よくやってきたね」と言ってあげたいです。部品製造の小さな事業者として、誰でもできる便利屋の仕事が95%というようなところから始まって、ツテがあったのは仕入先ぐらい。でも残り5%のオリジナルの部分に夢をかけて、ここまで大きくして来られました。順風満帆という言葉の対極にいる、波乱万丈な経営でしたが、家族もよくついてきてくれたと思います。

私は「夢を見る力」だけは、抜群に強かったと思うんです。周りが「馬鹿じゃないの?」と言うような未来を、リアルに訪れると信じ続けることができた。妄想力は経営者の味方ですよ。今、70歳を超えましたが、まだまだ夢だらけです。会社は一度興したら、従業員のためにもお客様のためにも、長く続けていくことが大切。すぐに結果に結びつくことばかりじゃなくても良いし、だからこそ面白い。これからも私は、夢の種をどんどん撒いていきますよ。



▼YouTubeでブリッドの職場の様子を見られます。最新の動画はこちら!BRIDE PVです♪貴重なレーシングカーのオンボード映像、シート工場、リビングチェアまで、BRIDEを幅広くご紹介!


▼ブリッド出展情報はInstagramで!ブリッドスタッフも参加していることがあるから、どんなメンバーが働いているのか直にみられるよ。
https://www.instagram.com/bride_japan/



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