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ちょっとだけの小さい挑戦が、ちょっとずつ新しいステージを開いてくれる・・・

ちょっとずつの挑戦が、ちょっとずつ新しいステージを開いてくれる・・・
そんな気分になるコロナ禍の経営です。

世嬉の一酒造は、観光酒蔵として、清酒製造やクラフトビール製造の他、郷土料理レストランやカフェの運営も行っていました。コロナ禍においてご来店されるお客様が本当に減ってしまい・・・大丈夫かと思われがちですが、100年以上続いているこの企業は、ピンチに強いという側面もあります。

補助金がないとか、飲食は・・・と愚痴を言う前に、与えられた状況下で何ができるか・・・そんなことを考えます。東日本大震災や、その前の宮城県内陸地震、様々なことが起こるたびに、ちょっとした挑戦から新しい出会い、新しい発見、そして次につながる種を見つけます。

コロナ禍でスタートした新ブランド「クラフトコーラ こはるコーラ」もその一つです。


もともとは、地元の麦でビールを造ろう・・・とスタートしたプロジェクトでしたが、一緒にやってくれる農家さんが実はお酒が苦手とお聞きし、この麦で何かできないか?ということを思いつき、クラフトコーラの開発が始まりました。

清涼飲料水の製造は全くの素人ですが・・・面白そうと未知のものに挑戦するスタッフと共に開発し、製品化しました。発売から半年ですが、徐々に人気がでてきて販路が広がっています。

砂糖を一切しようしない、香料・着色料を一切使用しない・・・天然のものだけでつくるクラフトコーラ。この考えに賛同していただき新規でおとりひきしていただくお客様も増えてきています。


今日から、青森のTUTAYAさんでも取り扱ってもらえます。


自分たちは出会いが積み重なって、ちょっとだけ新しいものを造ったり起こしたりします。そうすると、ちょっとだけ新しい扉が開き、ビール醸造だったところに、まったく新しい自然派炭酸飲料の分野に入っていきます。

今日はこのこはるコーラの技術を活かして、クラフトジンジャエールをつくれないか新たなチャレンジに向かっています。

世嬉の一スタッフはちょっとだけ挑戦して、きづくと全く違うステージに立っている・・・そんなスタッフが多いです。老舗のベンチャー企業とよく言われる所以です。

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