こんにちは!フォーバル広報担当の谷口です。
今日は、関西カンパニーで副カンパニー長として活躍されている西田さんにインタビュー。
フォーバルが推し進める、新職種「企業ドクター」について、深くお話を聞きました!
目次
西田さんの仕事って?「F-JAPAN構想」とは」
こんなクライアント様を支援しました!
集客に悩む老舗喫茶店
インターン生に求める資質とは?
地方から・フォーバルから日本経済の健康状態を良くしたい
編集後記
西田さんの仕事って?「F-JAPAN構想」とは」
谷口:本日はよろしくお願いします!ところで、西田さんが普段どんな仕事をされているか、お聞きしたいです。
西田:私は産官学金の連携を進める「F-JAPAN構想」の責任者をしています。
谷口:F-JAPAN構想…ですか?
西田:一言でいうと『産官学金の連携で、地方の課題を解決しましょう』という取り組みです。地域創生と少子化対策を解決しないと、なかなか日本の経済って進みませんよね?っていうところから始まっており、その中で重要なのが中小企業の持続的成長と考えています。
谷口:なぜ地方の中小企業が大事なのですか?
西田:日本にはたくさん会社がありますが、中小企業の割合は、全体の99.7%です。もうちょっと詳しく説明すると…
「産」中小企業。全国の中小企業の60%以上が赤字経営。生産性向上や採用支援などが急務。
「官」自治体。補助金や施設提供などで中小企業を後押ししてもらう役割があります。
「金」金融機関。赤字や債務超過の企業も多いので、弊社と連携して再生を支援。健康になれば正しく融資する。その循環をつくる。
「学」教育機関。患者(困っている中小企業)は多いのに、医師(助けられる人)が少ない日本の現状を学生に知ってもらい、「企業ドクター」という職種の認知を広める。人材を育成し、輩出する。
西田:学生がフォーバルに入社し、「企業ドクター」として、中小企業を立て直すノウハウを身につける。将来的には、その学生が地元にUターンまたはIターンし、中小企業を支援できるようになれば、人口減少が進む地方も活性化するはずです。
私たちが目指すのは「地方創生に向けたDXの地産地消」。困っている人を地域の若者や企業ドクターが支え、地域内で経済の好循環を生み出す姿です。
谷口:ありがとうございます。実は私自身、徳島の出身なので、田舎の現状も実感しています。20〜40代が働く場といえば公務員や銀行くらいで…。地方創生の必要性は身に染みますね。
西田:まさにそういう地域で、新しい役割を担える人材が育ち、企業を支える。これが私たちの描いている未来です。
こんなクライアント様を支援しました!
谷口:実際、どんなクライアント様を支援しているのですか?
西田:赤字に悩む中小企業様を幅広く支援していますが、わかりやすく例をあげますね。
集客に悩む老舗喫茶店
問題点:お客様が来ず、閑古鳥がないている
課題:SNSを全く活用できない
フォーバルからの提案:海外観光客向けにInstagramを開設し、正しく運用する。(インフルエンサーとつながる、バズるハッシュタグをつける、など)
結果:行列ができるほどの集客に成功
谷口:私が企業ドクターになった場合は、SNSの運用までしないといけないんですか…?担当するクライアント様によって自分ができることの幅が変わってきそうな気が…
西田:クライアント様の課題を社内に持って帰り、『カンファレンス』を毎回行っています。「この患者さんはこういう病状だよね。ではこういう作戦を打ちましょう。適任者は●●さんだね」といった具合に。
西田:最近のトレンドは、AIの活用ですね。
市場調査、資料作成、売上拡大の経営改善…あらゆることにAIを使うことができますよね。社内の、特に若手メンバーがAIの利活用に勤しんでいますよ!
谷口:これからの時代は、AIと仲良く仕事ができる方が覇権を取る、と言っても過言ではないですよね。
ーーでは、支援のゴールってどこにあるんですか?
西田:ロードマップをクライアント様と一緒に引いて決めています!
先ほどの喫茶店の例で行くと…
ゴール:1日あたり●名の集客(=健康状態が良い)
課題:広報活動が弱い(=風邪の症状)
打ち手:①Instagramアカウントの開設 ②3か月でフォロワー100名 ③●か月後にInstagram経由で●名来店(=治療)
…といった具合に。
谷口:なるほど!こうやってゴールに向かって伴走体制を整えていくのですね!
インターン生に求める資質とは?
谷口:フォーバルでは学生インターンを募集中ですが、どんな学生がフォーバルに合うと思いますか?
西田: そうですね。まず、フォーバルの採用方針として「明元素」(=明るい、元気、素直)というのがあります。インターン生にもそれは大切ですが、「経営に興味があるかどうか」も大事です。特に中小企業経営に関心がある人は、一緒に働いていてもこちらが教えたくなるし、面白いですね。
谷口:デジタルやAI、マーケティングの知識も必要ですか?
西田: もちろん、それらの手法論もあります。ただベースとして「中小企業経営を良くしたい」という興味がある人は、どんな手法にもブレずに取り組めます。
谷口:地方創生に興味がある学生も合いそうですね。
西田: そうですね。自分の出身地を将来的に良くしたいと思う人は、必然的に中小企業との関わりが増えます。地方は働く場が限られていますから、そこに興味を持ってもらえるとすごく面白いです。
地方から・フォーバルから日本経済の健康状態を良くしたい
谷口:最後に、企業ドクターを目指したい学生に向けてメッセージをお願いします!
西田: 我々と一緒に中小企業経営を盛り上げて、地方から日本を元気にしていきましょう。日本経済を健康にしたいという心を持った学生にぜひ来てほしいですね。
谷口:地方から日本を元気にしたい、まさに徳島県民としても共感します。どこまで行っても、日本の社会を支えるのは中小企業と地方ですもんね。
西田: はい、その通りです。東京都以外は地方ともいわれていますが、地方の力が日本を支えています。そんな気持ちを持った人と一緒に働きたいですね!
編集後記
フォーバルのインターンって、単に仕事体験をするだけじゃなくて、中小企業経営や地方創生に直(じか)に関わることができるんだな、と話を聞いて実感しました!
「経営に興味がある」「地方から日本を元気にしたい」そんな熱い思いを持ったあなたに向いているかも?
都会だけじゃなく、地方からでも日本を変える一歩を踏み出せるのは、すごくワクワクしますよね。
私もこの記事を書きながら、思わず「地元の徳島からでも日本経済を明るくすることができるんだ!」と熱くなってしまいました。
これを読んだあなたは、もうフォーバルに興味を持っているはず。ぜひ一度、フォーバルのインターンに参加してみてください!新しい視点と刺激がきっと待っています。