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【仕事内容紹介】Salesforce開発エンジニアの仕事内容を徹底的に聞いてみた!

企業のDX化を支えるために、クラウド型のビジネスアプリケーション「Salesforce」のシステム導入・開発・運用を手がけている株式会社ベスト・プラクティス。

企業ニーズに合わせたシステムを構築・開発し運用支援まで実施するため、クライアント様からは高い評価を受けています。今回は実際のエンジニア業務のすべてのプロセスをご紹介させていただきます。Salesforceに特化した開発エンジニアってなに?と感じている方にご一読いただきたい記事となっています。

Salesforceを使うメリットとは?

「Salesforce」とは、セールスフォース・ドットコムが提供しているCRM(顧客関係管理システム)・SFA(営業支援)システムです。ベスト・プラクティスはこのようなシステムの導入を支援しています。Salesforceのシステムは、クライアントに合わせて独自にカスタマイズすることが可能。そのため、短納期で手頃な価格によるサポートが実現できています。

Salesforceとの出会いはベスト・プラクティス設立前にさかのぼります。代表である山本は、エンジニア出身。大手中古車販売会社のシステム部で働いている時に、Salesforceを知りました。最初からスクラッチ開発をせずとも、手軽に利用できる点にメリットを感じた山本。資金に余裕がない中小企業にこそ向いているシステムだと感じ、Salesforceを活かしたITソリューションを提供することになりました。

仕事の流れ〜キックオフから運用まで〜

①キックオフ

プロジェクトを開始するための「儀式」のような位置付けで、なるべく直接顔を合わせて信頼関係を構築するようにしています。今後のプロジェクト体制や、見積もりの範囲内でどのような機能が追加できそうなのかといった概要について共有します。

特に導入するクライアントの担当窓口、最終決定者、開発チームのメンバーなどを確認し、スケジュールの流れなどを擦り合わせます。小さいチームであれば、2〜3名のPMとメンバーで開発・導入に対応。基本、1人きりで対応することはありません。

②要件定義

まずは要件定義を固めるため、クライアントのニーズをヒアリングします。例えば、

  • 「お客様へ郵送していた紙のDMをデジタルに変えたい」
  • 「顧客データが事業部ごとにバラバラ。まとめて管理したい」
  • 「ECサイトを導入したいけど、データ管理や運用面が不安」

──こうした課題に対し、ゴールイメージをすり合わせながら最適な状態を提案いたします。お客様からの要望があっても別の最適解がある場合は、別の手法などを提案することもしばしば。

要件定義の設定と同時に、より解像度を上げるためにデモ画面を作って実際に見せながらクライアントと話し合って進めていきます。「そもそもこの要件は必要ないのでは?」など、時間をかけてディスカッションを重ねています。

3 設定構築(プログラミング)、データ移行

次は設定構築(プログラミング)とデータ移行です。実際にSalesforceの画面を触りながら、クライアントに確認していただき、開発を進めていきます。

お客様が管理されたい内容(項目)の作成から始まり、以下のような機能の実装まで幅広く開発を行います。

  • 「自動処理」(特定の日が来たら自動でメールで通知してほしい!)
  • 「入力規則」(間違ったデータが入力されたらエラーにしてほしい!)
  • 「データ条件のフィルタリング機能」(今月受注予定のデータだけをフィルタリングしてみたい!)
  • 「画面デザインの変更」(商談の一覧を画面の上の方で見たい!)
  • etc….

いずれもSalesforceのプラットフォーム上に標準で設定する機能が用意されているため、設定画面から構築していくことで実装することが可能です。帳票、一括データ編集、画面をよりよく見せやすくたい!といったようなご要望で、どうしても対応できない場合は、プログラムをイチから開発します。また、外部とデータ連携を行うといったことも開発することがあります。

4 レビューと調整

ひとまず動きが見せられるまで構築が出来たら、いよいよお客様へのレビューです。構築した内容をご説明して要件とずれがないかの確認をさせて頂き、レビュー結果を元に調整を3〜4回ほど繰り返します。スタート時点では「見積もりの範囲内でどこまでできそうか」をお互いに共有していましたが、レビューの内容によっては業務としてのあるべき姿のため、当初のお見積り範囲を変更するケースもあります。そうした点も含めて、導入・運用がしやすいように調整をかけていくのです。

リリースまでは短くて2ヶ月、長いと1年程度。システムの受け入れ、検証、仮運用を経て、いよいよ導入スタートとなります。

5 運用サポート

リリースした後は、システム運用が軌道に乗るまでサポートします。入念に準備し、構築内容をすり合わせても、やはり本番稼働すると「やっぱりこんなケースがあった!」とか想定外のことが出てくるものなので、クライアントの声を週1回〜隔週1回で伺いながら出来る限り対応しています。

また、データをグラフ・表で見える化するレポートの作成なども行っています。ダッシュボードに表示させる機能を使って、ビジュアライズされたものを提示しています。さらに実際に完成したシステムを使っていくうちに、新たな要望が発生することもあります。伴走しながら、常に最適なシステムを提供し、クライアント企業の成長に貢献しています。

民間企業はもちろん、学校法人やお寺への導入支援も

Salesforce活用事例とベスト・プラクティスだからできる強み

Salesforceを活用し、これまでに多くの企業と取引を重ねています。機能追加などの細かな開発も含めると新規だけでも年間50〜100件、累計680件の実績がございます。有名老舗ホテル、中小企業の事業継承コンサルティング会社、アパレル企業、日本赤十字社など業界・業種もさまざまです。顧客管理や商談管理、マーケティング施策の管理など導入目的もそれぞれ異なっていますが、個社別の最適化を実現できています。

さらに一般企業以外にも、NPO、学校法人、寺社をはじめとしたユニークな領域のサポートも始めています。

寺社の場合は、檀家さんの個人情報をデータベース化して管理。お布施の管理も合わせてできるため、注目されています。

NPOは資格取得の申請、入会・退会の管理を一元化できるようなシステムを導入。「マイページ」上でユーザー自身がログインできるようにしたため、運営側がデータにアクセスしなくても管理できる仕組みになっています。

こうした提案が実現しやすい背景には、クライアントと直接やり取りができるベスト・プラクティスならではの強みがあります。導入することで得られるメリットについて、経営者にストレートに伝えられるのでやりがいも大きく、スキルアップできるスピードも速いです。

前職でSalesforceを扱っていた社員は、入社3ヶ月でのひとり立ちをした事例も。未経験入社でも、半年後にはコンサルタントになれるよう育成し、実力を身につけていただきたいと考えています。

そのためにも、クライアントと真摯にコミュニケーションを図り、長く続く信頼関係を構築していく姿勢が問われます。Salesforceが持つプロダクトの強みと、当社が持つ組織の強みを掛け合わせ、これからもさらなる事業拡大を目指していきたいと思います。

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