新卒がAnother worksを選ぶ意味

紹介

株式会社Another worksで、プロ人材登用の伴走支援を行っています荒井です。

2020年、当時大学1年の時に代表の大林さんと出会い、今に至ります。

比較的長くこの会社にいるので、この会社で働くことの意味や学んだことをお伝えできればと思います。そして、この会社にはどんな環境があり、何を得られるのかを少しでも理解いただければ嬉しく思います。

きっかけ

大学生活が始まってから、いわゆる普通の大学生として、居酒屋でアルバイトとして働いていました。もちろん楽しい職場でしたが、徐々に仕事に慣れるにつれて、「時間をお金に変えている」という感覚が強くなり、もっと何か世の中を動かせるような仕事をし始めたいと思ったのです。

そんなタイミングで、大学の授業で起業家の話を聞く機会がありました。皆さんの仕事や人生に関する価値観、これまでの経験、これからの野望を聞いて、もっと成長できる環境に身を置こうと思い、Another worksでインターンを始めました。

インターンを始めたのは19歳の頃。私は良い意味でも悪い意味でも人の影響を受けやすいのですが、19歳というまだ働くということが何もわかっていないタイミングでビジネスの最前線で活躍する方々の思考とスタンスを学べたこと、それが今の選択に繋がっていることを考えると、良い機会だったと感じています。

営業への考え方

当社での仕事を通して、確信したことが1つあります。

それは、あらゆるビジネスの基礎になっているのが、営業であるということです。

上司がミーティングの中で、ピーター・ティール氏の言葉を用いて、営業の重要性を話されていました。

「プロダクトで差別化できていなくても、優れた営業力があれば、独占を築くことはできる。ただし、その逆はない。」

製品やサービスを正しく理解して、お客さんと悩みを本音で語りあえる関係を築き、目の前のお客様に向けて翻訳し、提案することは、良いサービスを世の中に広めていくために必要不可欠な力だと思います。この原則が今は確信に変わっています。

伸びている会社は漏れなく、「営業力」が秀でています。

私たちのプロダクトは、事業を前に進め大きくしたい、新しい事業を起こしたい企業の方が「人」と「お金」を理由で諦めてしまうことを解決する素晴らしいサービスだと思います。

だからこそ、企業の課題を整理し、このサービスで解決可能であることをお伝えする営業が必要です。

ただ、正直に言うと、元々、営業は嫌いでした。というより、消去法で営業を選んだというのが本音です。

短い時間で相手と信頼をつくることが得意ではないので、そんな自分に短い時間でお客様と課題を話し、サービスを使ってもらうということができる自信がなかったからです。

しかし、意外に営業力はセンスや才能ではなく、努力でなんとかできるのではないかと気づきました。むしろ、センスや才能という言葉で簡単に片付けてしまいそうな自分がいたので、それを覆したいと思っています。まだ、道半ばですが、確信に近づいています。

Another worksを選んだ理由

新卒でAnother worksに入社したのは自分自身の成長が、会社の成長になり、会社の成長が社会変革に繋がるという手触り感があったこと、そしてこの会社が作っている仕組みが美しいと思ったことが大きな理由です。

私たちは従来の人材ビジネス、そして人生に関わってくる転職における構造上の課題をわかりやすい仕組みで解決することにチャレンジしています。

個人の皆様に対しては、正社員という働き方以外で、これまで自分自身がチャレンジしたかった仕事やプロジェクトに関われる機会を提供しています。

私が主に関わっているのは企業の皆様であり、「プロウィズ by 複業クラウド（以下、プロウィズ）」というサービスをご提案しています。これまで経営・事業課題を解決する手段として正社員採用やコンサルティング会社等への委託という選択肢に加えて、プロ人材登用という選択肢を提供しています。

そして「プロウィズ」を広めていくことが、実は、個人と企業の挑戦を後押しすることにつながります。企業は、これまで人やノウハウ不足で諦めていた課題を解決し、更なる挑戦をすることができます。個人は、自身が挑戦したい場で、自身のスキルを活かしながら挑戦することができます。スタートアップだからこそ、目の前の自分の仕事がわかりやすく、社会課題の解決にリンクしてくるというのは良さの1つです。

Another worksを選んだ理由はそれだけではありません。一緒に働いているメンバーからの学びが非常に大きいことも理由の1つです。20代では、誰と仕事をするのかを選択基準の上位に設けていました。それはスキルや価値観をアップデートしやすいうちに、色々なことを吸収したいと思っていたからです。

私は考え方、能力で未熟な部分が多いです。だからこそ、尊敬できるメンバーからとにかく良い部分を学習して、自分のものにしていく必要があります。

インターンを通して、尊敬できる後輩、同期、同僚、上司がすでにいることはわかっていました。仕事を通して、浴びるように、仕事への向き合い方、事業への向き合い方、細かいコミュニケーション、所作など挙げればキリがないですが、それらを矯正できるこの環境は、大きな魅力でした。

そして、我々が挑む市場はまだまだ未開拓であり、攻略難易度が高いことも入社を決めた理由です。

複業やプロ人材のシェアリング市場は、間違いなくこれからの社会に必要とされる成長領域です。その一方で、その拡大は容易なものではないと感じています。特に制度や価値観、働き方に対する企業側の認識を少しずつ変えていく必要があります。

そのため営業としては本質的な課題解決力や提案力が求められます。特に私が担当しているプロ人材を登用した伴走支援型のコンサルティングは商材として、かなり難易度が高い実感があります。それは、お客様の課題によって、提案が全く変わってくるためです。

そのために、日々自分がお客様に提供できる価値を考え、積み上げていかなければなりません。それは知識となり、お客様から選ばれる理由の1つになります。経験は年長者に勝てませんが、知識や情報量は捲れると思っています。まだ、足元にも及ばないと思っているので驕らずに、地道に積み重ね、よりお客様が利益をあげられるヒントになるような話を提供できるようにしていきます。