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今回は、インターン生インタビューの第2弾として、2025年9月よりデータックにジョインした松井さんのインタビューをお届けします!
ー自己紹介をお願いします
東京大学大学院の健康科学・看護学専攻 修士1年の松井梨花(まつい りか)です。大学時代は看護学を専攻し、大学病院の看護師として主に外科病棟で約5年半勤務した経験があります。臨床経験を通じて、医療・看護実践を可視化し客観的に評価したいと考え、大学院ではリアルワールドデータを用いた研究に取り組んでいます。
ー松井さんのインターン参加のきっかけは何でしたか?
公衆衛生大学院主催のキャリアセミナーがきっかけです。
今後のキャリアにおいては、大学院での経験を活かし、より選択肢を広げたいと考えていたため、出展していた各社の社員から幅広くお話を伺いました。そのなかでも、データックの二宮代表や社員の方から「医学の知の創出」という会社のミッションや業務内容を伺い、エビデンスを社会実装へつなぐ姿勢に強く共感しました。
大学院の体系的な知識だけでは得られにくい、実務上でのデータ活用の視点や、事業としての意思決定はどのような考え方で行っているのかを学びたいと考え、インターンの参加を希望しました。
ー担当している業務についてお伺いします
リアルワールドデータを用いた研究事業のプロジェクトに参画しました。
保険診療データベースを扱った研究案件においては、アウトカムや曝露の定義を調査し、利用可能な変数を整理して提案する役割を担当しました。どのような変数が使えるかは研究のリサーチクエスチョンや使用するデータベースによって異なるため、メンターから実務的な視点をいただきながら検討を進めました。より質の高い研究につながるように最適な変数を模索していくプロセスは大変勉強になりました。
また、リアルワールドデータの基礎知識や研究活用事例を解説するWeb記事の作成も担当しました。メンターの方々にサポートも頂きながら、文献調査から執筆まで一貫して進める経験ができ、「一つのアウトプットを自分の手でやり遂げる」ことの楽しさを実感しました。記事が完成した際には大きな達成感がありました。
さらに、現在携わっている新規事業部では、顧客の健康課題を解決する新しいサービスを提供し、その効果を検証する業務に取り組んでいます。特にサービスの提供の場面では、医学論文や健康データを読み解いて、専門的な内容を顧客にとって分かりやすい形で伝えることを意識し、その役割を担えるよう努めています。
ー研究から新規事業まで、多岐に渡り活躍されていますね!
最後に、インターンで生きた自身の強みについて教えてください。
看護師としての臨床経験で培った「ユーザー起点で考える力」は、現在の仕事にも生かされています。私は新規事業部で、顧客の健康課題に対し、データやエビデンスに基づく健康行動を提案する事業に取り組んでいます。健康に良いとされるアクションは数多くありますが、どれほど医学的に正しくても、目の前の顧客の生活スタイルにフィットしなければ実行にはつながりません。相手の立場やニーズを丁寧に汲み取りながら、「この人ならどこまでなら無理なく続けられるか」を一緒に考え、実行可能な健康行動に落とし込んでいく視点は、臨床での経験を通じて培われた強みとして、インターンでも生かせていると感じます。
ーありがとうございます。「ユーザー起点で考える力」を活かして、これからも活躍の幅を広げてください!
こちらの記事からデータックに興味を持ってくださった方は、こちらから会社紹介記事もご覧ください!
会社HP:https://datack.jp/